HOW TO BUILD福井晴敏

福井晴敏

• 幻冬舎 (2005年7月25日発売)

感想・レビュー・書評

[あかいさんの感想 · 2011年10月10日]

ほぼ全部の福井作品(ガンダム除く)を読破したのでその記念に。
福井ファンとしてはとっても楽しんで読めた一冊だった。

個人的には最後のお題作文?的なものがものすごくツボに入ったので誰かその感想を語れる人を募集中

[hs19501112さん · 2019/12/02]

福井晴敏のファンです。「トゥエレブ. Y.O」から「亡国のイージス」への流れなど、最高です。

このレビューを拝見して、「How to build 福井晴敏」を読んでみたくなりました。（古書店で探しているのだけれどなかなか見つけられず・・・・としてる間に４～５年が経ってしまいました。


※「ガンダム以外の福井作品を・・・」と書かれていましたが・・・・

（僕も、ガンダムには興味はなかったのですが…）


ガンダムだからという理由は一切抜いて、
「福井作品だから」という理由で福井ガンダムを読んでみたら、十分に・・・

いや、十二分に面白かったです。

もしよかったら、騙されたと思って福井ガンダム、読んでみてください。

「ガンダムの小説」という印象はほとんどなく、

完全な福井ワールドです。（作品の舞台設定と材料（人物や機械）がガンダムだったというだけ）

[Maoさんの感想 · 2009年7月2日]

タイトル通り「福井晴敏」の全てがわかるファン必読本☆８時間にわたるロングインタビューは圧巻だ。生い立ちや学生時代、アルバイトや小説執筆までの職務経験などを読むと、福井氏の人生経験がすべて彼の小説に活かされていることがよくわかる。だからあれだけのリアリティと重厚感が生まれるんだろう。乱歩賞受賞後の執筆活動の裏話なども面白く読ませてもらった。なんで「ガンダム」のノベライズを担当したのかも謎だったが福井氏の部屋の写真を見てなんとなく納得。よーするに…好きなのね（笑）福井氏の著作を総読破したファンならば非常に興味深く読めることだろう。ただ、これから福井作品を読む方には何冊か読んでからをオススメする。

[書店員さんの感想 · 2006年2月16日]

９２０の原案？が載ってます。福井さんの頭の中が見えるかも知れない。

著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Ｔｗｅｌｖｅ　Ｙ．Ｏ．』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の２作目『亡国のイージス』で第２回大藪春彦賞、第１８回日本冒険小説協会大賞、第５３回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ（原作：終戦のローレライ）』『戦国自衛隊1549（原案：半村良氏）』　『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Ｏｐ．ローズダスト』『機動戦士ガンダムＵＣ』などがある。

「2015年 『人類資金（下）』 で使われていた紹介文から引用しています。」