ぶらんでぃっしゅ?

著者 :
  • 幻冬舎
3.22
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本棚登録 : 122
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344010703

作品紹介・あらすじ

まだ生まれる前、母のおなかの中で聞いた"ぶらんでぃっしゅ"という謎のコトバは、誕生後もずっと「ぼく」の人生を支配し続けていた。特別な人との出会いや別れをも予感してしまう、不思議な能力に目覚める「ぼく」。何度も姿を見せる、死神のようなライダーはいったい何者なのか?1500を超す候補から選び抜かれた108の名作"ぶらんでぃっしゅ"によるトーナメントは、コトバのマスターたちの競演で、興奮の頂点へ!そして、クライマックス。連続強盗殺人犯"ブラン・ディッシャー"の銃口が「ぼく」に向けられる-。この姿を見るのは、これが最後だ。

感想・レビュー・書評

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  • まだ生まれる前、母のおなかの中で聞いた“ぶらんでぃっしゅ”という謎のコトバは、誕生後もずっと「ぼく」の人生を支配し続けていた。特別な人との出会いや別れをも予感してしまう、不思議な能力に目覚める「ぼく」。何度も姿を見せる、死神のようなライダーはいったい何者なのか?1500を超す候補から選び抜かれた108の名作“ぶらんでぃっしゅ”によるトーナメントは、コトバのマスターたちの競演で、興奮の頂点へ!そして、クライマックス。連続強盗殺人犯“ブラン・ディッシャー”の銃口が「ぼく」に向けられる―。この姿を見るのは、これが最後だ。

    あらすじ抜粋


    最後には驚かされた。
    いやあ、参った。

  • うん、なんか清涼院流水がやりたそうなことを出し切ったって感じの本でした(笑)
    (私のなかでは『言葉遊び』が大好きな人、という印象なのです。言葉遊び=駄洒落・・・って言う説明が、知らない人には1番伝わると思うんだけど・・・うーん、駄洒落と言い切っていいものか)

    最後のどんでん返しで想像と違う結末だったことだけが救いです。
    それにしても、オトナの部の半ばに出てくる『ぶらんでぃっしゅのトーナメント』は苦痛だった・・・延々と駄洒落(もう、こう言わせてもらいます)が出てきて、どっちが面白いかトーナメント・・・

    1個収穫だったのは、好きな森博嗣と師弟関係にある、とあとがきに書いてあったこと(笑)
    森さん大好きーーー!
    森さんも確かに『言葉遊び』の天才だと思うんだけど、こっちは駄洒落とは呼べない、もっと崇高な、文学・・・と思えるのです。
    何なんだろう、言葉が綺麗なのかな?
    なんとなく勝手にそうランク付けしていた通りだったのでほくそ笑んでしまいました。

    まぁ、そんな感じ。(中味は言えませんからね)

  • コトバ遊び(駄洒落?)にこだわった一冊。
    「ぶらんでぃっしゅ」という謎のコトバに取り付かれた常盤ナイトの人生を、ナイトの脳に潜む「インナーアダルト」の視点で追っていく。
    突然発現する予知能力や殺人鬼ブランディッシャー、そもそもインナーアダルトとは何なのか、など、ミステリ要素も充実していて、先が気になってついつい一気読みしてしまいました。
    この作者にしてはきれいにまとめたな、という感じではありますが、ぶらんでぃっしゅトーナメントの開催など、結構なやりたい放題。特に決勝戦は怪作同士の対決で、苦笑するしか。
    ナイトは友人に恵まれていて、善と純との友情には感動しました。

  • 読み始め、ダジャレの解説書的で、面白くないと思ってたが
    年を重ねるうちに、どんどん興味が湧いてきたが、結末がなんじゃこれって感じです。
    楽しい要素が沢山あるのに、ダジャレがな~自分には興味ないから、すごいもったいない

    けど結末に向かって考えた回答が「ご臨終です」だったけど、でてこなかったかな?

  • 全部が駄洒落で構成された本。かといって笑えるかと言われればそうではなく、質より量って感じ。笑いのセンスが私にはわかりません。と思いながらも、とあるスペシャルゲストの解答には悔しくも少し笑ってしまった。オチはイマイチ。

  • 最初はただの空耳アワー。
    後半からおもしろくなる。
    仲間が増えて人生も進む。
    「ぶらんでっしゅ」に悩まされる。
    ぶらんでっしゅとは一体何なのだろう。
    ゲストで西尾維新出てます!!
    作者清涼院流水のある意味伝記といってもいい。

  • 仕掛けが他の作品と一緒だった。

  • ?
    あたしの頭がアホなのか?

    結局内なる僕はどこにいたの?
    あたしアホ?
    走馬灯の中の記憶が自分ってこと?
    あれ?アホ?笑

    ちょっと言葉遊びくどすぎたかな~
    の割には中身ないしな~うーん。

  • だじゃれ★


    最後すごい

  • 図書館で借りた本
    清涼院流水の作品の中ではめずらしく最後に破綻しないで終わっている本です。落ちは結構面白かったと思います。ただ,ぶらんでぃっしゅのトーナメント(読んでない人には何言ってんだかわかりませんよね。すいません。)の部分は,ちょっとくどすぎるので読み飛ばしてしまいました。

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著者プロフィール

一九九六年、『コズミック』で第二回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。以後、小説だけでなく、ビジネス書、ノンフィクション、英語学習指南書など著作多数。小説執筆の息抜きとして始めた英語学習にハマり、独自のメソッドでTOEIC(現TOEIC L&R)テスト満点を五回達成。二〇〇九年から二〇一七年まで主宰していた「社会人英語部」では、のべ六五人の部員をTOEICスコア平均九〇〇点台にまで導く。日本人作家の小説を英訳して世界中の電子書店で販売しており、著者、英訳者、編集者として手がけた英語作品は一〇〇を超える。作家としての近著に『感涙ストーリーで一気に覚える英単語3000』(明日香出版社)、『きみと行く 満天の星の彼方へ』(リチェンジ)などがある。

「2020年 『三日坊主でも英語は伸びる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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