- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344010864
感想・レビュー・書評
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玉音放送で日本軍が武器を置いたあと、一方的に侵入してきたソ連軍との守占島のたたかい。「諸君は大石内蔵助となるか白虎隊となるか」全員が挙手した…。戦後、大日本帝国の野望だけが悪であったとされる。教科書にも『中国』があたかも統一した「話の通じる」国であったところに侵入したように書かれる…。本土爆撃の飛行場を作らせまいとする沖縄戦の段階では日本の降伏は許されなかった。米軍の一般人への残虐は体験で語られない(または封殺された)。日本の《民主化》が成功したことに過剰な自信をつけたアメリカは支那朝鮮シンドシナで失敗…
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まあ普通
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下巻も読んだ。
「挑戦的平和論」と出しているけど、「挑戦的平和論」は本書中の1章にすぎない。
時事漫画・論説漫画の悲しさで、当時は共感できた内容もあろうけれども、時局が変化した今では首を傾げる様な内容もある。
好きは好きなんだけど、無批判に賛同すべきものでもないかな。
ま、ハシカみたいなもんだとおもう。 -
これ、最後のマンガ論が、半端じゃなくおもしろい。
もう、「平和論」は、どうでもよくて(爆)……ぐらいの勢いで、おもしろいです。
その時、その時代でなければ感じられないことって確かにあって、こうやって、熱く語った文章を読むことでしか、それは理解できないんですよねぇ。
大塚 英志の手塚論では、若干、「その時代の空気は意図的にねつ造されたものかもしれない」みたいな考え方もあったのですが、それだけではない衝撃も、確かにあったんではないかと思うのです。
後から見てみれば、確かに同時代に似たものの萌芽はあって、そこだけ取り上げられるのはねつ造的に感じてしまうかもしれないけれど、それでも、その時代の空気のなかの微妙な最先端を手塚 治虫は走っていた気がする。
その微妙な差は、今の時代から見るとものすごく些細で差を感じないけれど、実は、その時代には、ものすごく大きく感じられたんではないかと思うのです。
しかし、平和論より、こっちの方に目がいっちゃうというのは、実は不謹慎なのか?
わたしも、平和な時代の子どもだからねぇ。 -
第9章 韓流純愛ブームとニート の考察が素晴らしい。
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図書館の本
内容(「MARC」データベースより)
嵐の反響を呼び起こした「ゴー宣EX.」の集大成。下巻は、天皇論と家族論、挑戦的平和論、韓流純愛ブームとニート、などを収録する。自ら編集長をつとめる季刊誌『わしズム』掲載分に語り下ろし、書き下ろしを加え書籍化。
やっぱり自国の近代史は必須なんだなぁと思った1冊。
近代化の時点での国と国のパワーバランスとかわからないとどうしょうもないのね。
それにしてもみなさん似てるよね、すごい! -
天皇論と家族論 - 分厚い天皇論と一緒に読みたいですね。雅子様のこと、伊勢神宮のお祭り、家族のあり方など。
韓流純愛ブームとニート - かけてるのが面白いw これはちょっと違う気がする。美輪さんの「昔の日本人を見ている」っていう部分もあると思う。ストーリーはどうだがだが、見目麗しい二人と、風景美、美しい音楽、ごくスタンダードな美しい映画なら見たいし。それに現代日本では皆無だし。でも私はほぼ見てないけど。。。
北朝鮮への経済制裁、その情と理 - その通りだ。なぜあの国と金正日が正常だと思う?なめまくりですやん。海にミサイル落とされて大騒ぎなったけど、それどころじゃなかったね。
占守島の戦い - こんな戦いあったんですね。知らないことばかりでいつも刺激と教養を与えてもらってますね。 -
以下のページで感想書いてます。http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/50253098.html
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マンガ論。いいね。アンチスタンダード。