陰日向に咲く

著者 :
  • 幻冬舎
3.53
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本棚登録 : 6417
感想 : 1500
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344011021

感想・レビュー・書評

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  • 一人芝居とか、どこかで覚えのあるベタな言い回しを絶妙な間合いで駆使していくのが天才的に面白いと思うんだけど。紙で、しかも地の文でまでそれをされるとちょっと読み進めるのがつらくなってしまう。各話のクライマックスというか、オチというか、引き込まれる部分も確かにあるんだけれども。これ、本人の一人芝居で見たかったなあとも思った。作家自体が前に出ていること、そしてそれが高く評価されている場合は尚更の、難しさなのかもしれないな。

  • リンクする部分があって面白いなーと思うところもあったが、全体的に薄い感じ 上からすんませんなんだが荒い感じがしました

  • たしかに芸人レベルではないと感心するけど、かといって名作家レベルでもない、というのが私の感想でした。

  • 二時間弱で読了。短編が連なって一冊になっている作品。

    読み始めは文章が稚拙でやっぱり本物の作家さんじゃないしなーという感覚で読み始めたらストーリー展開や言い回しが劇団ひとりさんテイストが垣間見えておもしろかった。もともと劇団ひとりさんのなんとも言えないシュールな作風のネタが好きなので小説というよりネタ本をストーリー風にしたみたいな感じで楽しめた。普段本を読まない人にも読みやすい作品だが、その分これがベストセラーなんて日本人の読書力大丈夫か?とさえカンジテしまう。

    ・「カーレーサーになりたい」って小学校の文集に書いた少年が車は車でも借金の火の車に乗ってるなんて誰が思ったよ。
    ・これじゃオレオレ詐欺じゃなくて、ただのオレオレじゃないか。

  • 短編集で一つ一つの話がすこしずつリンクしている内容でした。

    2時間くらいで読み終わった。
    内容もそんなに悪くないんだけど、僕自身あまり短編集というもの自体、苦手なので、星二個です。

    簡単な内容だったから、中学生とかにオススメ。

  • 読んだことあったのに
    また借りてしまったorz
    と言っても、別に面白かったんでなくて
    読んだの忘れちゃってた程
    特に印象に残るお話でもなかったってことかな…
    ごめん、あんましでした。

  • 短編集だが各話同士が少しずつ共通している人物や場面がある。
    つまらないわけではないのだけれど小説としてのオチがよく見えなかった。結局話が繋がってたのは読み手を引き付けるためだけで深い意味はなかったのかなぁ。てのが最後まで見たときの感想でした。

  • 構成は面白かった。一話目のホームレスは面白かった・・あとは僕のアイドルの話もなかなか。ただ、話を進めていくごとにだんだん何が伝えたいのかよく分からなくなってしまった。残念。

  • 作家としてはまだまだな感じでしたが読みやすい文章でした。

    目次を構成する各ストーリーが登場人物を通して微妙に繋がる形で構成されていますが、全体のストーリーに一貫したテーマが特に読み取れず、内容は薄い感じ。

    著者のキャラクターが各話に登場する人物像の内面に投影されている
    ように感じました。
    内向的でうまく表現できない不器用なキャラクター達。

    ストーリーの繋がりをがんばって試行錯誤した感じが伝わってきます。

    電車移動中などに軽く読む読み物としてはいいかも。

  • 「へぇ。劇団ひとりってすごいんだ。」
    読みきった後に爽快感と共に出た感想です。
    でも、期待し過ぎてたから星2つ。

劇団ひとりの作品

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