陰日向に咲く

著者 :
  • 幻冬舎
3.53
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本棚登録 : 6412
感想 : 1500
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344011021

感想・レビュー・書評

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  • 短編集だが、一つ一つのストーリーは微妙に繋がっている。
    繋がってないのもあるが。
    日常的でほのぼのとした話が多かった。
    over runが一番好き。

  • 劇団ひとりさん好きなのでいつか読みたいなと思ってました
    アイディアは素晴らしくさすがだなぁと思いましたが何かが足りない
    それが何かはわからんけど

  • ピン芸人、劇団ひとりの処女作。
    普通にネタよりおもしろかった。
    短編だけど少しずつどこかでつながっている人たちが主人公。
    さらっと読めました。

  • さらさらと読める。

    それぞれのショートショートが微妙につながっていて
    全体に統一感を持たせているのがいい。

    どの主人公も社会的にはアウトローに近い人たちで
    でもその中にも優しさがにじみ出ている。

    本よりは映像にしたほうが良さそうな作品。
    劇団ひとりさんは多才ですね。

  • ① この本を選んだ理由
    図書館でポツンと置いてあるのをみて、ブクログの感想ですぐ読めて、なかなかよいとのことだったので。


    ②あらすじ
    ホームレスや、売れない芸人など、暗い感じの生活にスポットをあてている。
    章毎にそれぞれの登場人物の話が展開していき、他の章の登場人物がでてくるシーンもある。


    ③心に残ったこと
    とくにない


    ④感想
    さくっと読める。
    道草、拝啓僕のアイドル様が面白かった。


    ⑤登場人物

    ・道草
     ホームレスに憧れた社会人

    ・拝啓、僕のアイドル様
     好きだった子を応援する社会人

    ・ピンボケな私
     ホームレスに憧れた社会人の娘

    ・Over run
     ギャンブル生活のおじさん

    ・鳴き砂を歩く犬
     鳴子

  • 言葉の紡ぎ方が絶妙で個人的にはかなり好きな作品。設定も面白いし、毎回ちゃんとオチもあってはっとさせられる。
    連続短編といかないまでも何気にリンクしてくる登場人物たち。このさじ加減がワクワク感を増長させてくれたような気がした。
    まだまだ読んでいたいような、終わってしまうのが勿体なくなる作品。

  • 小さな短編がいろんなところにリンクしていて
    読み進めるとびっくりしたり、涙が止まらなくなったり。

    とっても読みやすいので、サラっと一気に
    読めちゃいますが、また再読したら違ったところも
    見えてくるかなぁと、読んですぐ再読したくなりました。

    心情の視点がおもしろい人物も多くて楽しかったです。

    • kuroayameさん
      えぬ、この作品気にはなっていたのですが、なかなか手に取ることがなかったので、これを機会にチャレンジしてみたいと思います♪。映画化もされてまし...
      えぬ、この作品気にはなっていたのですが、なかなか手に取ることがなかったので、これを機会にチャレンジしてみたいと思います♪。映画化もされてましたよね。
      あやたん本棚で登場する本はどれも参考にさせていただき、読書の楽しみとなっているので、早速今週図書館でゲットでいたらいいにゃーっ(^-^)。
      2012/10/10
  • いろいろな人の話が途中からつながっていることに気づき、先を想像しながら読んでいた。劇団ひとりという人についてはテレビでの芸人という視点でしか見ていなかったが、こういう表現ができるんだと、つい作者の見たことのない一面を感じてしまう。映画化されているがどのように実写化しているのか気になった作品。

  • 短編集に見えて、実は全部のストーリーが繋がっていた!すごい!
    ホームレスに憧れて、働きながらホームレスになるなんて面白い発想。さすが芸人さん。
    大ボラ吹きさん…あんたマジか…。

    アイドルの話は、ハッピーエンドで良かった。実話なのかな?
    テレビの世界ってやっぱり簡単じゃないんだなぁ。

    カメラマン目指す女の子の話は、まさかミキが三木さん(男)だとは…。

    ギャンブル男は、お婆さんの気持ち考えたら、寂しくなった。
    ギャンブル男もバカすぎるだけで、根はいい人だね。
    人生何があるか分からない、神に拝むことしかできない、というのは納得した。

    鳴子は、初恋の人ってプードル雷太に伝えなかったのか。
    何十年後に雷太を見つけて会えたのはすごい執念というか…。

    読むとちょっと前向きになれる作品だと思った。

  • 感想
    味気ない毎日から笑いを掬い上げる。隅っこで面白いことを考えているクラスメイトを探すように。本筋と両立させる技量も必要。

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劇団ひとりの作品

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