- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344011359
感想・レビュー・書評
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すばらしい。
何がすばらしいかというと、すべてのものに感動し感心を寄せているところ。ふとした事であっても喜びに変えているように思える。
こんな風に毎日を過ごしていることは刺激的でもあり充実した人生でもある。
幸せがこちらにも伝わってくる。
日本とフィンランドの撮影の違いにも触れていました。
撮影中に携帯が鳴ると、それは撮り直しですものね~
それを罵倒するか、”うぇ~いっ”(喜びの声)とするか。面白い。
けして日本が悪いと言っているわけではないけれど、仕事の進め方は日本がベストではないし、見倣うべきところは素直に見習いたい。いろいろな国を知って学ぶことは必要ですね。グアテマラもしかり、です。
幸せってなんだろう。
マトカがなにものか、最後の数行で明かされるけれど、これからもマトカを追い求め面白いお話を聞かせてほしいです。
ファンになってしまったぜ・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画『かもめ食堂』の撮影で、片桐さんがフィンランドに滞在した時のエッセイ。
面白くて、一瞬で読んでしまいました。
片桐さんがこんなに活動的なんだと驚きました。
フィンランド楽しそう。
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かの有名な『かもめ食堂』の撮影期間一ヵ月と、帰国までの数日間。片桐はいりさんが感じたフィンランドを詰め込んだエッセイ。
北欧の夏に降り注ぐ太陽の光と、ひんやりとした空気を感じる。映画、エッセイと続けて触れたら、心と時間の流れはフィンランドに。
片桐さんの旅遍歴を交えながら語られるので、たくさんの国を歩いた気分にもなる。日本での話だが、マッサージでの親ガメ子ガメ譚は吹き出してしまった。
私たちが日本で、「狼の群れ」の中で一秒も無駄にはしないと過ごす今でも、世界の違うところでは、「薔薇色の顔の人々」がゆったりと過ごしているのだろうか。
旅に出たくなる。 -
かもめ食堂はとってもいい映画でした。胃にもたれない食べ物みたいな映画でいつ見ても心が波立たず、成仏してしまいそうないい意味での退屈さがありました。
北欧諸国の成熟した社会は全体が大人って感じですが、この本に出てくる人々もみんな大人でとっても居心地良さそうです。
片桐さんの文才はこれが処女作思えないです。エッセイストとしてだけでも人気出るんじゃないかという書きっぷりです。必要以上におちゃらけるわけでも無いけれど、色々と面白がっているのが読み取れてとても良し。 -
フィンランドへの旅行の際、読み直したいおもしろエッセイ!
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カハビラ を、何度カピバラと読み間違えたことか(笑)
とても読んでいて気持ちの良い本だった。時々話が飛ぶようだけど、ちゃんと意図があって見事に着地。
他のエッセイも読んでみよう。 -
片桐さん大好き!
「かもめ食堂」は本も映画も大好き。
片桐さん目線でのフィンランド。とてもおもしろかった♪
行ってみたくなった!!ファームステイに、街散策…そしてトラムを乗りこなしたい! -
友人に勧められて読んでみた。
おいしいお水がす~と体に入るように、惹き込まれて読んでしまった。
かもめ食堂をまた見たくなった。
旅をしたくなった。