漢方医・有安 忘れ形見

  • 幻冬舎 (2006年3月22日発売)
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本 ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784344011403

感想・レビュー・書評

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  • 漢方医有安は元武士である。殺した相手の娘お雪を実の娘として育てている。

  • 漢方医を主人公・・・江戸時代は全員が
    漢方医です(笑)
    佐藤雅美先生の作品のように、実際の治療
    の様子がしっかり書かれています
    この作者「秋山香乃」先生の作品は、2冊
    目ですが、結構読めそう♪
    楽しみな作者が増えました

  • 武士だった過去を持つ漢方医・有安の連作短編集。

    弟子になった司郎が国元へ帰るのか(帰ってほしい)、
    娘の嫁ぎ先は決まるのか、過去を明かすのか等々、
    完結していないけれど、それはそれで良い。

    ただ、どうも物足りない。
    幕末物より、登場人物たちが活き活きとしていないからか。

  • 読み終えると心がじんわりと暖かくなる話です。
    ちょっぴり訳あり、娘のお雪のこととなると大人気なくもなる有安先生。
    お転婆娘のお雪と有安先生の会話のテンポのよさに、また面白さに何度もにやりとさせられました。
    一つ、一つの話がどこか心の奥に救いを感じさせてくれる本当に暖かい話です。

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著者プロフィール

1968年福岡県生まれ。活水女子短大卒業。2002年『歳三往きてまた』でデビュー。2017年『龍が哭く河井継之助』で第6回野村胡堂文学賞受賞。柳生新陰流居合道四段。主な著作に『伊庭八郎凍土に奔る』『密偵』『獺祭り白狐騒動始末記』などがある。

「2022年 『氏真、寂たり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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