すーちゃん コミックエッセイ

  • 幻冬舎 (2006年4月25日発売)
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本 ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784344011595

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと失礼ながら重めな本の箸休めのつもりでささっと読んだ。
    極く極く普通の とあるカフェに勤める職場では年齢的に上になってきた「すーちゃん」の日常がさりげなく飾ることなく描かれた漫画です。絵のタッチがいいですね。例の矢部太郎さんの「大家さんと僕」を思い出しながら読んでいた。何でもない日常だけれど色々悩んだり焦ったり怒ったり腐ったりする私たちと等身大のすーちゃん。けれどもちゃんと確実に歩んでいる様子にホッと出来るのです♪

  • 30代独身のときに読みたかったなぁ。笑
    まんま自分!かな。みんな近しいところじゃないかな。
    夫にも読ませたら、一気読み。笑
    みんな拗らせてるのが普通なんだろなぁという感想。そうだね、みんな折り合いをつけて生きてるんだなぁ。

  • あたしはあたしでいい。
    揺れながら、悩みながら、時々怒ったり泣いたりしながら、生きていく。
    すーちゃんの思考に共感。
    絵もいい。

  • 30代、働く女性の胸の内。わかる…!!!が詰まっていて癒された。
    職場で心を開く必要なんてない、人を勝手に幸せバロメーターで測るな、悪役がいると職場が団結する……うんうんって頷きながら読みました。
    人と比べて落ち込んだり、心の中で罵詈雑言吐き散らして自己嫌悪に陥ったり…毎日色々あるけど、最終的にすーちゃんのように「あたしも悪くない」って思えたら、明日からも頑張れる気がします。

  • 益田ミリさんのこれぞ真骨頂という感じ。

    30代女子の日常の心の中。まるですーちゃんという友達が出来たような気分で、読み終わると何故か寂しくなる。

    すごく大好きなんだけど、あっという間に読み終わるのが寂しい。毎日、寝る前の深夜番組などで10分程、放映してもらいたいくらいだ。

  • 都会での若い女性の一人暮らし
    日常のささやかな変化と心情

    • あいす桃さん
      だいさん、こんにちは。
      すーちゃんは淡々としているのだけど、独りになったときに思い悩む姿に、みんな同じなんだなぁと思ったりしました。
      た...
      だいさん、こんにちは。
      すーちゃんは淡々としているのだけど、独りになったときに思い悩む姿に、みんな同じなんだなぁと思ったりしました。
      ため息ついたあとに、ちょっぴりだけど成長している。
      すーちゃんシリーズ読みたくなりました。

      私への『病気にならない「白湯」健康法』のコメント有難うございました。(*^_^*)
      2016/05/17
    • だいさん
      あいす桃さん
      こんにちは

      バリバリと活動的なのもいいけれど 日々 ゆっくりと 過ぎてゆくのもオツですよね
      あいす桃さん
      こんにちは

      バリバリと活動的なのもいいけれど 日々 ゆっくりと 過ぎてゆくのもオツですよね
      2016/05/18
  • 再読

    このアラサー、アラフォーの微妙な年代の機微が描かれていて心にくる部分が多い。
    こちらの本と一緒に、コメントで書かれていた
    私はすーちゃんになりたくない。という方が自分の気持ちに近いかなぁ。
    すごく共感出来ることが多いんだけど、もうここまでモラトリアムな時間を過ごしても仕方ないなと思った。

  • すーちゃんが、落ち込んでる時もそうでない時も、なにかを思いついたらスッと立つ仕草が好きだなと思った。スッと立てれば、次へ行ける。行ってしまって、いいんだ。そうやって、気持ちや人生を切り替えて行ける。振り切れないものも置いていけそう。それでも取りこぼせなかったものを、抱えていけばいい。

  • コミックエッセイ。すーちゃんシリーズの原点。
    若い人に「若さ」の優越感を持たせるのは大切、自分もそうされて嬉しかったから。という言葉にはハッとした。おとなってなんだろう。

  • 益田ミリさんの最近の本からファンになって、昔の作品をバラバラな順番で読んでいる私です。

    それは、共感できる部分や読みさすさがあったからなんですけど、この本に関しては結構共感できない部分もありました。

    すーちゃんが「そっか~、ちかちゃん若いから~わたしもオバサンになったもんだわ」なんてセリフから若いバイトの子に若さの優越感を持たせてあげる。そうすると若い子は喜ぶ。

    なんて内容を展開しているんだけど、私が10代、20代だった頃に同じような感じで「若い若い」って言われるのが大嫌いでした。

    まるで、自分には若い頃が無くってあなたは若い時があって良いわねって言われているみたいで不愉快だったからです。

    みんな等しく子供から大人になっていくのに。

    他にも、「断ってほしいな」って思っている同僚を食事に誘うとか…最初から誘わなければいいのに。なんてツッコミどころ満載でした。

    私の中で益田ミリさんの作品は最近の物の方が素直に共感出来るなって思いました。

    ただ、全てにおいて合わない訳ではないので買って良かったです。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

益田ミリの作品

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