- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344011595
感想・レビュー・書評
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忙しくてそれでも読める、
寝る前の本の2冊目として…
ゆるーく、気楽に読めるこちらをチョイス。
30代独身のすーちゃんと友人のまいちゃんの
リアルな感じの日常の思いが描かれていた。
いっぱい悩んで自分を見つめて毒も吐き出しても
愛しい日々。
まいちゃんとのお互いに深く立ち入らない
絶妙な友人関係も良いな。
いろいろと心に残る言葉もあり
癒やされる…♡
ここから先はこの本とは無関係の話ですので…。
9月の連休で岩手県などに行ってきた事を少し…。
岩手県は【宮沢賢治関連施設】を訪ねました。
「宮沢賢治記念館」
入り口で、〈猫の事務所〉の猫さん達のかわいくてユーモラスな感じのオブジェが、ふたりで机に座って迎えてくれてて、嬉しかった。
【銀河鉄道の夜、特別展】をやっていて
肉筆原稿など、賢治ゆかりの品々がびっしりと展示。
賢治の妹のトシ愛用のチェロとヴァイオリン
(レプリカではなくて実物)もあり。
鉱物好きで子供の頃のあだ名が「石っこ賢さん」で、綺麗な鉱物の展示もたくさんあり。
推敲しまくりの原稿(写真展示)は、すごく読みにくくなっていて…突き詰める性格なのだなぁと感じてしまう…!
特別展の肉筆原稿の方は清書原稿で、丸っこくてかわいい字だった…!!
かの有名な「雨ニモマケズ」が書かれた手帳などを見学してきた。
「宮沢賢治イーハトーブ館」
そのあと、裏手の遊歩道から花壇などを見つつ、階段などの下り道をゆっくり歩いて15分程。
入り口ではロングコート姿の宮沢賢治…。
ここでは宮沢賢治作品を愛する方々により発表された研究資料がメインの文学館。お土産コーナーでは、メノウの輪切り、ビスマス結晶、アンモナイトなどの石まで販売。
「山猫軒」
宮沢賢治記念館の駐車場内のレストラン。
「注文の多い料理店」にちなんだ建物が印象的で良いし、(たしかナイフとフォークをもって)テーブルにつく山猫のオブジェなども店内にあって面白い。
「宮沢賢治童話村」
宮沢賢治の詩による音楽が流れていた広い所。
入り口は〈銀河ステーション〉と書かれてあって、入ると公園のような感じ。
オーロラのオブジェがあったり、自然と入り交じる幻想的な童話世界が演出されていて、広々としていた。
期間限定で夜はライトアップもされてるそう。
奥には〈賢治の学校〉の建物施設があり。
賢治の世界を五つのテーマで表現した施設。
ファンタジックホール、宇宙、天空、大地、水。
特に宇宙の空間を現す、鏡張りの万華鏡のような空間
が綺麗だった。
他にはログハウスのような学校教室形式のような展示施設もある。童話に登場する、森、植物、動物、星、鳥に関する学習展示施設。
「石と賢治のミュージーアム」
一関市東山町にある博物館。
鉱物(数百点)などを展示。
近くにある工場は土地改良剤の石灰石粉を製造する工場で、昭和6年に(砕石工場技師として)短期間ではあるもののサラリーマンしていた場所。
旧東北砕石工場。
展示は紫外線(長波・短波)で鉱物が光る物もあり綺麗。
行けて良かったです。
ここまで読んで…おつきあいくださり…
ありがとうございました。 -
ちょっと失礼ながら重めな本の箸休めのつもりでささっと読んだ。
極く極く普通の とあるカフェに勤める職場では年齢的に上になってきた「すーちゃん」の日常がさりげなく飾ることなく描かれた漫画です。絵のタッチがいいですね。例の矢部太郎さんの「大家さんと僕」を思い出しながら読んでいた。何でもない日常だけれど色々悩んだり焦ったり怒ったり腐ったりする私たちと等身大のすーちゃん。けれどもちゃんと確実に歩んでいる様子にホッと出来るのです♪ -
30代独身のときに読みたかったなぁ。笑
まんま自分!かな。みんな近しいところじゃないかな。
夫にも読ませたら、一気読み。笑
みんな拗らせてるのが普通なんだろなぁという感想。そうだね、みんな折り合いをつけて生きてるんだなぁ。 -
あたしはあたしでいい。
揺れながら、悩みながら、時々怒ったり泣いたりしながら、生きていく。
すーちゃんの思考に共感。
絵もいい。 -
30代、働く女性の胸の内。わかる…!!!が詰まっていて癒された。
職場で心を開く必要なんてない、人を勝手に幸せバロメーターで測るな、悪役がいると職場が団結する……うんうんって頷きながら読みました。
人と比べて落ち込んだり、心の中で罵詈雑言吐き散らして自己嫌悪に陥ったり…毎日色々あるけど、最終的にすーちゃんのように「あたしも悪くない」って思えたら、明日からも頑張れる気がします。 -
益田ミリさんのこれぞ真骨頂という感じ。
30代女子の日常の心の中。まるですーちゃんという友達が出来たような気分で、読み終わると何故か寂しくなる。
すごく大好きなんだけど、あっという間に読み終わるのが寂しい。毎日、寝る前の深夜番組などで10分程、放映してもらいたいくらいだ。 -
都会での若い女性の一人暮らし
日常のささやかな変化と心情-
だいさん、こんにちは。
すーちゃんは淡々としているのだけど、独りになったときに思い悩む姿に、みんな同じなんだなぁと思ったりしました。
た...だいさん、こんにちは。
すーちゃんは淡々としているのだけど、独りになったときに思い悩む姿に、みんな同じなんだなぁと思ったりしました。
ため息ついたあとに、ちょっぴりだけど成長している。
すーちゃんシリーズ読みたくなりました。
私への『病気にならない「白湯」健康法』のコメント有難うございました。(*^_^*)2016/05/17 -
あいす桃さん
こんにちは
バリバリと活動的なのもいいけれど 日々 ゆっくりと 過ぎてゆくのもオツですよねあいす桃さん
こんにちは
バリバリと活動的なのもいいけれど 日々 ゆっくりと 過ぎてゆくのもオツですよね2016/05/18
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再読
このアラサー、アラフォーの微妙な年代の機微が描かれていて心にくる部分が多い。
こちらの本と一緒に、コメントで書かれていた
私はすーちゃんになりたくない。という方が自分の気持ちに近いかなぁ。
すごく共感出来ることが多いんだけど、もうここまでモラトリアムな時間を過ごしても仕方ないなと思った。 -
すーちゃんが、落ち込んでる時もそうでない時も、なにかを思いついたらスッと立つ仕草が好きだなと思った。スッと立てれば、次へ行ける。行ってしまって、いいんだ。そうやって、気持ちや人生を切り替えて行ける。振り切れないものも置いていけそう。それでも取りこぼせなかったものを、抱えていけばいい。
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コミックエッセイ。すーちゃんシリーズの原点。
若い人に「若さ」の優越感を持たせるのは大切、自分もそうされて嬉しかったから。という言葉にはハッとした。おとなってなんだろう。
記念館の人にちゃんと聞いてくれていたんですね。素晴らしい!
そうそう、「かま猫」!
そうか...
記念館の人にちゃんと聞いてくれていたんですね。素晴らしい!
そうそう、「かま猫」!
そうか、主人公いなかったか。
でも、とりあえず賢治記念館でイジメにあっていなくて良かったです。
そうだよね、山猫軒の名物料理は人間だから、ほんとにメニューに載せるわけにはいかないよな。塩やクリーム、自分になすりつけたりする人いるんだろうか。
なんか、この30年でいろんな施設ができたんですね。
次は死ぬ前に一度、東北北海道の遺跡巡りを1か月ぐらいした時に、また花巻に寄りたいと思います。
私が行ったのは、賢治の生家を見て、羅須地人協会跡地に行き、花巻農学校で移築された羅須地人協会に入り、お父さんが講話会などで使っていて、少年の賢治も来たはずの大沢温泉に泊まって、小岩井農場に泊まって満天の星空を見たぐらいですかね。
「かま猫」いなかったから
検事記念館でイジメにあっていない…。そうですね。安心しました〜
今回私はスケジュール的に、レビュ...
「かま猫」いなかったから
検事記念館でイジメにあっていない…。そうですね。安心しました〜
今回私はスケジュール的に、レビューしたところ以外には、どこにももう寄れなかったんですよね…。
賢治の生家周辺や大沢温泉などや、小岩井農場の満天の星空も、良いですね。見れたら…きっと、感動しますね〰️☆
私もいつか…また、行ける時が来たら(ずうっと先になっちゃうと思いますが)よ〜く調べて行きたいと思います。ありがとうございました(*^^*)