すーちゃん

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 704
感想 : 121
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344011595

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと失礼ながら重めな本の箸休めのつもりでささっと読んだ。
    極く極く普通の とあるカフェに勤める職場では年齢的に上になってきた「すーちゃん」の日常がさりげなく飾ることなく描かれた漫画です。絵のタッチがいいですね。例の矢部太郎さんの「大家さんと僕」を思い出しながら読んでいた。何でもない日常だけれど色々悩んだり焦ったり怒ったり腐ったりする私たちと等身大のすーちゃん。けれどもちゃんと確実に歩んでいる様子にホッと出来るのです♪

  • 30代、働く女性の胸の内。わかる…!!!が詰まっていて癒された。
    職場で心を開く必要なんてない、人を勝手に幸せバロメーターで測るな、悪役がいると職場が団結する……うんうんって頷きながら読みました。
    人と比べて落ち込んだり、心の中で罵詈雑言吐き散らして自己嫌悪に陥ったり…毎日色々あるけど、最終的にすーちゃんのように「あたしも悪くない」って思えたら、明日からも頑張れる気がします。

  • すーちゃんの日常をつづったエッセイマンガ。
    同じ年ごろの独身女性だからか、所々ぐさっと心に突き刺さる。

    すーちゃんはどちらかというと、性格は良くない。
    かっこいい男性に心を寄せ、人を妬み、人を見下すこともある。
    ちょっとしたスパイスが効いて、現実味があるのだろう。

    自分はここまで性格悪くないぞ、と思っていたが、
    この本を面白いと感じる時点で、五十歩百歩なのだろう。

  • 「僕の姉ちゃん」からの益田ミリさん。
    「姉ちゃん」の放つ深〜い一言も良かったけど、すーちゃんやまいちゃんが自問自答しながら毎日を過ごしていくところに親近感を覚えてほっとする。
    この先のシリーズも読むのが楽しみ。

  • 再読。わかるわ!わかる!とぐざぐさくる。

  • 女性が一人で生きていくのは、大変よねー

  • シンプルな絵柄と独白に30代女子の哲学がつまっています。悩みつつも嫌な思いを否定せずに受け入れるところが良いです。
    不倫相手と別れた後の展開の速さに行動する事に意義ありと思いました。

  • (2016-02-21L)(2019-04-14)(2021-06-26)

  • 2回目。
    大人の社会人として頑張るすーちゃんや、まいちゃんのリアルな心の内に共感。
    「自分探しってなんだよ この世にたった一人しかいない本当の自分を 自分で探してどうすんの」って家で泣いてるシーンが特にいい。

  • 日記が続かない
    落ちていたものを拾わない
    「岩井さんは店長じゃないって」言われてうれしい私がいる。店長はあたしの仕事をちゃんと見ていてくれた。

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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