- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344011656
感想・レビュー・書評
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著者、渡辺淳一さん(1933~2014年)の作品、ブクログ登録は10冊目。
本作は、2004~2006年の日経新聞朝刊に連載されたものを、加筆・修正し、単行本化したものです。
本作であったかどうかは定かではありませんが、日経新聞に不倫恋愛小説が掲載されているとのことで、話題になったのを記憶しています。
本作は、著者が71~73歳頃に書かれた作品です。わりと高齢になって書かれた作品のせいか、登場人物が少なくてわかりやすい出来栄えになっています。
ウィキペディアによると、本作は、2007年に相次いで映画化・TVドラマ化され、初版発行部数は、上下巻合わせて40万部、とのこと。
本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
その男と出会い、女はすべてを捨てた。生まれて初めて知った狂おしいほどの性の悦び―。エクスタシーの頂点で、女が男に求めた究極の行為とは。男女の性愛を大胆に描写し、日本経済新聞連載中から大反響を巻き起こした衝撃の問題作。
---引用終了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日経新聞で連載されているときに読みました。再読です。文章がおじいさんっぽいです。評価低いですが、内容がよくないのでしょう。
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不倫ものだということしか知らずに読み始めたら、官能小説かと思うような性描写に面喰った。
菊治と冬香が出会って恋に落ちるまでの時間が短すぎて、最初は二人が激しく愛し合う様子に違和感を覚えたが、話が進むうちに、作者は出会いの形に重点を置いていないからさらっと流したことを感じ、それからはすーっと気持ちが入り、下巻まで一気に読んだ。
不倫が倫理に反することについてはほとんど触れず、二人の性愛と心のつながり、揺れを、包み隠すことなく描いてある。盛りを過ぎた中年男性と子供を3人産んだ熟れた人妻との純愛とセックス。女から読むと、頷くこと、驚くこと、衝撃を受けること、初めて知る男性心理が多かった。男性目線での婚外恋愛の作品は、本作が初めて読んだ作品。 -
感想は下巻にて。
気づいたこと。
文章にもスピードがある。 -
(2006.01.31読了)(新聞連載)
(「BOOK」データベースより)amazon
その男と出会い、女はすべてを捨てた。生まれて初めて知った狂おしいほどの性の悦び―。エクスタシーの頂点で、女が男に求めた究極の行為とは。男女の性愛を大胆に描写し、日本経済新聞連載中から大反響を巻き起こした衝撃の問題作。 -
渡辺淳一の作品はとても好きだった。
内容にもよるけど。
上下巻の大作なんだけど、なんか薄い。
心も体も一つになれる事は素晴らしいのかもしれないけど、
私はお互いを思い合って、心が通じ合えているだけでいいです。
上・下巻の感想。 -
失楽園ぽい。
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久々の渡辺淳一。
うーん、エロい書き方。
いいけどね、北に旅に出ないのかしら…