「心の病」なんかない。

  • 幻冬舎 (2006年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344011694

感想・レビュー・書評

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  • 本のタイトルは決して精神疾患を否定するものではない。「心の病」ではなく、「脳の機能の失調」を意味すると、筆者は伝えたいらしい。
    本書は新聞のコラムをまとめたもので、一つの内容を深掘りされているわけではない。しかし、コラムの多さから、精神医療から日常のストレスに関することまで、多面的に捉えることができる。
    印象に残ったこととして、「自分の世界に埋没しないこと」を筆者はよく主張していた。視野が狭くなること意味しているが、うまく表現されている言葉だと感じた。

  • ・新聞の連載を本にしたもの。
    ・2ページに1つのトピックが掲載されている。
    ●1つ1つ励まされるような内容だった。

    ☆きっかけはテーマ別書籍レビュー

    読了日:2010/02/09

  • 性格は変わらないけど、行動パターンは変えられる。
    いろいろと理由をつけるにしても、死を考えるというのは精神的に追い込まれた状況にあるときだ。

  • 烏兎の庭 第三部 箱庭 12.29.07
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/diary/d0712.html#utu

  • インパクトあるタイトルとは裏腹に、うつ病の人だけでなく誰でも読める、見開き2ページで一つのエッセイが書かれています。とても良い一冊です。

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著者プロフィール

一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長、ストレスマネジメントネットワーク(株)代表
1950年、愛媛県生まれ。慶應義塾大学教授などを経て現職。日本認知療法・認知行動療法学会理事長。認知療法活用サイト「こころのスキルアップトレーニング」監修。著作に『はじめての認知療法』(講談社、2011)、『こころが晴れるノート』(創元社、2003)、『認知療法・認知行動療法 治療者用マニュアルガイド』(星和書店、2010)、『不安障害の認知療法』(監訳、明石書店、2013)、『〈正常〉を救え──精神医学を混乱させるDSM-5への警告』(監訳、講談社、2013)、「認知行動療法の新しい潮流シリーズ」(監修、明石書店)ほか多数。

「2016年 『ベックの認知療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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