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- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344011724
感想・レビュー・書評
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トヨタの生産システムの根本は「付加価値を生まない工程のムダをとる」ことに集約される。ムダをとるためには、現状が整備されていなければならず、そのために5Sを行う。それが行われれば、ジャスト・イン・タイム=必要なモノを、必要なときに、必要なだけ作り、提供しようとすること、の概念のもと、生産を行う。JITのためには、作業を均一化するために「標準作業」を行う。標準作業にはサイクルタイムを設定し、適切な時間管理を行う。もし、不良品や故障がでた場合には、生産が自動的にとまるニンベンのついた自働化が適用される。また、故障を見つけた場合には、アンドンなどを使い、すぐに管理者に知らせることが出来るようにする。ムダを排除するためには、一人で多くのことが出来なければならず、多工能化をし、その後少人化をはかる。作業のムダを省くためには、セル生産方式という形で作業を効率化させる。
トヨタのムダどりというのは一連の作業のもと実施されるものであり、一部を導入すればうまくいくというものではないのであろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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