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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784344011885
感想・レビュー・書評
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戦国時代といえ、現代の会社承継に通じることが多すぎて笑ったww
山県昌景が過去を振り返り、話を進めるという構成も目新しさがあった。 -
武田家がなぜ滅亡したのかという観点から事業承継についてポイントを述べている。
信玄7割、勝頼3割の責任というのは本書を読んで納得。
家督を引き継ぐことの難しさの一つにuncontrollableな要素である寿命もある。健康なうちに引き継ぐためには早い段階で実践を通した教育が必要。 -
武田信玄の側近中の側近山県昌影を“講師”に迎え、家臣の立場から「武田家滅亡の真因」を探っていく1冊。純粋な“信長本”ではないけれども、武田家から見た
<長篠の戦い>や信長の戦略は、これまでの見方に厚みを増す分析になっている。
ただ、本書の中で山県氏が「人は石垣、人は城・・・」という有名な信玄の言葉は、
「なに、それ?聞いたことない。」「そんな言葉は後世の作り言葉」とあっさり切り捨てておきながら(P.173)、後になってから「武田家はもともと「人は石垣、人は城・・・」という言葉があるように・・・」(P.234)と???乱舞の破錠した展開も見せているのは、山県昌影を“講師”に迎えるという設定からくるご愛嬌か。
著者プロフィール
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