いわゆるA級戦犯

  • 幻冬舎 (2006年6月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (236ページ) / ISBN・EAN: 9784344011915

感想・レビュー・書評

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  • 本当に、ゴー宣シリーズからは今まで知らなかったことを知ることができる。まぁよしりんも言ってるとおり、よしりんの言うことすら疑って、裏を取る必要があるんだろうけど。本当にA級戦犯のことなど何も知らなかった。どうして東条英機ばっかり有名なんだ。こないだやってた映画「日本のいちばん長い日」はどういうストーリーだったんだろうな。今ネットで見たら、ちょっと出てくる人もいた。漫画は少なく、文章で一人一人紹介している。本当は戦争を避けようとした人ほど戦犯とされ、死刑になってる感じだ。ほんと、事実ではなく、戦勝国側の勝手な意思で戦犯にされ、殺されたのだ。どうしてこういうことを学校で教えないんだろう。テレビで教えないんだろう。やっぱGHQの洗脳なんだろうなぁ。最後のパール判事が日本東京裁判の4年後に日本に再訪した話、亡くなる前の無言の講演の話はとても良かった。こういうことをもっと広めるべきだと思う。

  • 2010/05/31 読了。

    原爆は、なぜ「2個」落とされたのか?
    長年、疑問に思ってましたが、この本を読んで氷解しました。
    『ウラン濃縮型』と『プルトニウム型』があったからなんですね。
    目が覚めたかのような衝撃が頭を走りました・・・。

    サンシャイン60て、巣鴨プリズンの跡地に建てられたのも初耳でした・・・。
    お恥ずかしい・・・。
    今度、東池袋中央公園に線香たむけに行こう…。

    様々な人物が登場しますが。やはり東条英機とラダ・ビノード・パール判事は強烈に記憶に残りますね。

  • いわゆるA級戦犯であり、東京裁判は不当であり、認めてはいけない。改めてパル判事ありがとう!

  • もはや日本にはA級戦犯などいない、彼らは国内法においては犯罪者でない という認識が国民の了解事項になった。 昭和28年8月 当時の国会議員が社会・共産党も含めた全会一致で決めた。このことは正しい?
    「病死の松岡洋右まで靖国神社に祀るのか」と昭和天皇は言われたようだが、巣鴨プリズンで亡くなったからにはねぇ。東京裁判の結果を受け入れるとは言ったが、「判決は履行する」の意味で、侵略をしていたという歴史観まで強要されるのはおかしい。これは当時は全国民の常識だった。降伏を決めた最後の御前会議の出席者の大半や文官で死刑になった広田弘毅など皆、我が身を捨て国を維持しようとした。ポツダム宣言受諾は軍隊の停止であり、ドイツのような首都を占領されての無条件降伏ではないはずだったが、勝者=連合軍は意図的に無条件降伏と虐殺を敢行し、
    案の定、戦後世界は核戦争へのエスカレートに怯える不安定なものになった

  • 裁判するからには、被疑者を裁く根拠法規が要る。東京裁判のそれは、マッカーサーの命令書だけだったということを、著者は丹念に調べている。東京裁判が単なる戦勝国の復讐劇でしかないので、A級戦犯もその復讐劇の中でのでっち上げに過ぎないということを示している。参考文献を見るかぎり、著者は日本語資料のみを根拠としている。特にA級戦犯に過剰反応する中韓を黙らせるためにも、外国語資料にもそれを示す根拠がないのか知りたい。

  • この本は絶対読んだ方がいい
    日本人は特に

  • 中古やさんで購入。
    歴史もしらないとなあと軽い気持ちでしたが、やはり、戦争にも背景や思惑があり、悪い人ばかりでなく時代の流れに乗ってしまった人も多くいるのだろうなぁと。色々な見方を忘れずに、他の方が書いた本も読みたいとおもいました。

  • 〜以下、・本より抜粋、→コメント〜

    ・もはやごーまんでもなく
    当たり前かましてよかですか?

    「東京"偽装"裁判」で裁かれたことで、
    いわゆる「A級戦犯」を犯罪人とみなす
    ことはできない!

    未だに「A級戦犯」と呼んでいること自体
    が不当である!


    ・ごーまんかましてよかですか?

    日本に「A級戦犯」などいない!

    連合国になすりつけられた「戦犯」
    の観念を払拭しない限り、日本民族の
    自立はないのである!!


    →なんだか、日本人としての勇気が
    でてくる本です。

  • 4-344-01191-0 232p 2006・6・30 1刷

  • 戦勝国が敗戦国の個人の罪を問えるのか、
    重光外相の生きざまに興味を持った。
    a級戦犯の言葉だけ知っていても意味はない。
    メディア、世論が一斉に動く時は冷静に観察すること。

  • 教育の役割り、影響は とても大きいと思う。英霊を敬うことしない国は他にあるのだろうか。

  • 日本の自虐史観の利点がわからない。

    その国の国民として誇りをもって立つ大地があり、誇りを持てる文化歴史があってこそ国際化社会でも通用する人材が育つと思うのだけど。

    なぜ教育は「自国を守るためにやむにやまれぬ戦争」だったこと、戦犯とは戦勝国の都合によって決められたこと、自分たちの祖先は何ら恥じることをしていないこと、を伝えてはならないのだろう。
    伝えないことで何か利があるのだろうか。

    自分の国を誇りに思えない教育を受けた子どもが現状の政治を動かし、また未来に渡って動かしていくと思うとぞっとする。

  • 戦勝国の勝手な都合で「A級戦犯」にされ、それに同調するかのごとく未だに罪人扱いされ分祀しろなどと侮辱されている。これでは「死に損」だと遺族が思ったとしても無理はない。
    戦前の大衆の多くは「断固、戦争すべし」と煽りながら負けると英雄視したはずの軍人を犯罪者扱いし、自分は初めから平和主義者だったかのようにふるまう。
    日本人を虐殺した戦勝国に媚び、それで自らの利益を得ようとした。戦争の負の遺産の代表である占領憲法を、いまだに宝物のように護り憲法9条をノーベル賞仕立て上げようとする無神経さには呆れるばかりである。
    それでは命懸けで護ろうとした英霊も浮かばれないだろう。終戦70年を迎えてもいさなお続く戦後史観は、いったい何時になったら脱却できるのだろうか。

  • 東条英機に対するイメージが変わった。広田弘毅、重光葵。戦勝国が敗戦国を裁くと、このような理不尽さが生じる。201407

  • 「いわゆる」A級戦犯でしかない。国体を護りとおしたヒーロー列伝。未曾有の国難に立ち向かい勝利した先人の生き様を我々は継承しているか?

  • 実は、1番大事なことは、日本人がきわめて流されやすくて、長いものに巻かれて一緒になっていろいろなものを批判するのが大好きな性根を持っているこということかもしれません。

    とこれも、この本に載っかって書いているので、実は天つばなんですけどねぇ。

    教育が行き届いちゃうと、洗脳になって、ここから先考えてはいけないことが出てくる。でも本来、教育の役割というのは、どんなことでも疑うことで、基本、上手に生きようと思うとめんどくさいことが教育なんだと思います。
    疑って、自分で調べて確かめることから、始まる。

    そのめんどくさいスタートがきれるようにすることが、教育にとってとても大事。
    でなければ、いらないことを考えずに仕事の修行をしている方が、よっぽどうまく生きていける。

    だから、めんどくさいけど、なんだってとりあえず疑え。そして、確かめてみろ。この本を含めて。今、自分が受けている教育を含めて。

    でも、世の中、真逆の情報があふれすぎているということはあるんだよなぁ。
    情報よりも実体験。しかし、時間がかかりすぎる事に関しては、情報に頼るしかない。
    これがあるから、人類はものすごいスピードで発達してきた。

    それが、諸刃になってきているかのも。

  • 偏りは感じてしまうが、「A級」の言葉の真の意味や、「法の不遡及」に言及している点は、なるほどそうなんだ、って思いました。

  • 太平洋戦争の勉強は、いろんな資料を読んで、多面的な知識と見解を学び、何が正しいかジャッジする作業が大変。
    小林よしのりの、この手の本は初めて読んだが、多いに学ぶことがあったと思う。

  • あんま参考にならんかった

  • 第二次世界大戦が終結した後に、戦勝国によって開かれた「東京裁判」で戦争犯罪人とされた方々についての著書。
    「東京裁判」とはどういった趣旨で行われたのか。
    戦勝国として参加した国々はどんな国なのか。
    そもそもA級戦犯とは何なのか。
    多くの知識人やマスコミ、政治家までもがきちんと理解していないからこそ、日本人として正しい知識をもつべきだと思います。
    今の平和な日本があるのは、間違いなく、激変の時代に生き、日本のために命を捧げてきた英霊のおかげです。
    一方的な情報を信じるだけでなく、自分から本当の歴史を探ってみましょう。

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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