- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344011915
感想・レビュー・書評
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2010/05/31 読了。
原爆は、なぜ「2個」落とされたのか?
長年、疑問に思ってましたが、この本を読んで氷解しました。
『ウラン濃縮型』と『プルトニウム型』があったからなんですね。
目が覚めたかのような衝撃が頭を走りました・・・。
サンシャイン60て、巣鴨プリズンの跡地に建てられたのも初耳でした・・・。
お恥ずかしい・・・。
今度、東池袋中央公園に線香たむけに行こう…。
様々な人物が登場しますが。やはり東条英機とラダ・ビノード・パール判事は強烈に記憶に残りますね。 -
もはや日本にはA級戦犯などいない、彼らは国内法においては犯罪者でない という認識が国民の了解事項になった。 昭和28年8月 当時の国会議員が社会・共産党も含めた全会一致で決めた。このことは正しい?
「病死の松岡洋右まで靖国神社に祀るのか」と昭和天皇は言われたようだが、巣鴨プリズンで亡くなったからにはねぇ。東京裁判の結果を受け入れるとは言ったが、「判決は履行する」の意味で、侵略をしていたという歴史観まで強要されるのはおかしい。これは当時は全国民の常識だった。降伏を決めた最後の御前会議の出席者の大半や文官で死刑になった広田弘毅など皆、我が身を捨て国を維持しようとした。ポツダム宣言受諾は軍隊の停止であり、ドイツのような首都を占領されての無条件降伏ではないはずだったが、勝者=連合軍は意図的に無条件降伏と虐殺を敢行し、
案の定、戦後世界は核戦争へのエスカレートに怯える不安定なものになった -
裁判するからには、被疑者を裁く根拠法規が要る。東京裁判のそれは、マッカーサーの命令書だけだったということを、著者は丹念に調べている。東京裁判が単なる戦勝国の復讐劇でしかないので、A級戦犯もその復讐劇の中でのでっち上げに過ぎないということを示している。参考文献を見るかぎり、著者は日本語資料のみを根拠としている。特にA級戦犯に過剰反応する中韓を黙らせるためにも、外国語資料にもそれを示す根拠がないのか知りたい。
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この本は絶対読んだ方がいい
日本人は特に -
中古やさんで購入。
歴史もしらないとなあと軽い気持ちでしたが、やはり、戦争にも背景や思惑があり、悪い人ばかりでなく時代の流れに乗ってしまった人も多くいるのだろうなぁと。色々な見方を忘れずに、他の方が書いた本も読みたいとおもいました。 -
〜以下、・本より抜粋、→コメント〜
・もはやごーまんでもなく
当たり前かましてよかですか?
「東京"偽装"裁判」で裁かれたことで、
いわゆる「A級戦犯」を犯罪人とみなす
ことはできない!
未だに「A級戦犯」と呼んでいること自体
が不当である!
・ごーまんかましてよかですか?
日本に「A級戦犯」などいない!
連合国になすりつけられた「戦犯」
の観念を払拭しない限り、日本民族の
自立はないのである!!
→なんだか、日本人としての勇気が
でてくる本です。 -
つくづく戦争=政治である。正しい歴史認識を学ぼうとすることの大切さを思い出させる。
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4-344-01191-0 232p 2006・6・30 1刷
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戦勝国が敗戦国の個人の罪を問えるのか、
重光外相の生きざまに興味を持った。
a級戦犯の言葉だけ知っていても意味はない。
メディア、世論が一斉に動く時は冷静に観察すること。