処刑御使

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344011922

感想・レビュー・書評

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  • 徳川家康(トクチョンカガン)について、2冊めの荒山徹。面白いな、この人は。実に荒唐無稽で素晴らしい。
    徳川家康は、妖術的な荒唐無稽さが全体のバランスを損なっていると思ったが、これは逆にそれが生きている。とってつけたようなルール設定は目立つが、それも力技でねじ伏せている感じだ。それも悪くない。

  • 安政3年、伊藤博文がまだ無名(16歳)であった頃、謎の刺客に命を狙われる。彼らは未来である日清戦争後の韓国から皇帝によって送られた「処刑御使」で、韓国を保護国にし統監に就く伊藤を、名を挙げる前に暗殺しようとしていたのだ。歴史改変モノなので筋はある程度わかっちゃうわけだけど、山風的に滅茶苦茶でおバカな御使の妖術、実在の人物が出てくる感じと、それとは対照的に至ってマトモな歴史考察とでメリハリが効いていて、するすると読め楽しめた。エンターテインメントな一冊。

  • 柳生が出て来ないのは物足りないなぁ。 (やっぱり荒山は「柳生vs朝鮮妖術」でしょ?) 巨大ムカデが出てきたときには「これぞ荒山!」と盛り上がったが、 ライトボリュームで全体的に薄味。つまり物足りなかったのだ。

  • 何か、新しい感じでした(私が読む物の中で)。あ、こういうジャンルも面白いな、と。最近はやりの黒澤映画のリメイク作るくらいなら、これとか映画化した方がよっぽどよさそう。教科書でしか知らない伊藤博文の16歳の頃。史実の人物だけれどこういう描き方だったらどんだけ歪めてもいけるんだという、テクニックというか狡さというか、まぁ、よくあると言ってしまえばそうなのかもしれませんが。

  • 時は幕末の動乱期、
    16歳の伊藤俊輔(後の伊藤博文)は、
    「処刑御使」と名乗る朝鮮の謎の集団から命を狙われる。

    なぜ、自分のような下っ端の命が狙われるのか、
    不思議に思う俊輔だったが、
    元「処刑御使」の仲間であった女性に、自分の未来を聞かされ、
    半信半疑ながらも、納得するのだった。
    そして、その女性の力を借りて、「処刑御使」との壮絶な戦いが始まる。

    さまざまな妖術を使う「処刑御使」たちが繰り広げる戦いは、
    アニメになりそうな、面白さで、どんどんのめりこんでしまう。
    楽しい伝奇時代小説となっています。

  • 歴史ファンタジー版ターミネーター。 ◆
    先日TVでやってた「SHINOBI」と昔の大魔神とか時代劇特撮をぐちゃぐちゃにしたような。

    なにより、彼女のラストの「雪蓮であって雪蓮でございません。〜(以下ネタバレになるので)」の言葉で、気持ちがしゅるしゅる萎みました。 ◆
    最後の妖術もどうなのこれ・・?(汗 ◆

    そして最初に標的を伊藤博文と定めて来た7人が伊藤博文を殺したら帰れる、ってルールはいいとして、途中から定めた別の標的が死んだら全て解決っていうのはちょっとルール違反じゃ・・? ◆
    (途中死んでったあの人やあの人はまったく関係ないわけで。)

    でも当時の日中韓露の歴史の流れは、よくわかりました。

  • 伊藤博文絶体絶命! その密使は、時空を超えてやってきた朝鮮を侵略した
    仇敵を抹殺するために―。韓流も嫌韓流も唸らせる、壮大無比な伝奇時代
    小説、ここに誕生。

  • イヤハヤ、歴史モノではないのですが

    歴史的背景のSFだったので、ソコに行くと弱いのですよ。

    何度、気絶(居眠り)したことかw

    根っからの勉強嫌い、歴史嫌いのようだ。

    ストーリーとしては、伊藤博文を狙って未来から

    密使を送って来て、それを守るものも未来から来るという

    まぁ、突飛なもので、結構面白かったのだが。

    これは歴史に強い人が読めば、より面白いものなのだろう。

    ちょっと艶かしい場面もアリw

  • 7月26日購入。27日読了。石仏の目がサーチライトになるシーンは大爆笑でした。やっぱ柳生がでてこないとなんとなく物足りない。

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著者プロフィール

作家

「2016年 『白村江』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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