- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344012288
感想・レビュー・書評
-
怖かった……
これが狂愛ってやつか……??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋愛もので、ホラーで、サスペンスで、最後は童話だった。「ほかに誰がいる」のフレーズのところ、切なすぎて涙。
-
デビュー作「肝、焼ける」とは全然違う作品。前作はいかにもいそうな登場人物たちを描いた作品だった。今回は、同じ女性に強いあこがれを抱いた主人公が、なんとか親友に近づこうとする話。
簡単なあらすじを追うと、ホラーだよ。微妙に冷静な語り口も不気味。その語り口でつづられる急な展開にもびっくり。
でもやっぱ朝倉かすみは上手いな―。 -
図書館から借りた。これは後味悪いやつ。
捉え方によってはハピエン?
同性に惹かれて徐々にエスカレートして狂っていくのが痛い。名前書いてるくらいまでは、痛いけど穏やかな気持ちで読めた。
タイトル回収のところ(p.182)はめっちゃ好き。
-
偏愛みたいな何かに突き動かされて、文字通りなんでもやる話。
異常じゃないか、という言動が目立つのだけど、おそらくちゃんと社会生活を送っていたり、俯瞰して自分を判断できている様子があって、それがいっそう不気味な感じ。
細かく章が分割されていて、さらさら読めて次々展開していく。先はずっと予想できなかったし、ラストもまた予想外に終わった。
あと、「天鵞絨」という表記は確かにぴったりな気がする。 -
2015.4.12 読了
なんか よくわからん話だったなぁ
女子中高生の ありがちな
うまく 距離をとれない付き合い方を
描いてるんだと思ってたけど、
だんだん 話の趣きが変わってきて。
救いようのない展開で、
読後感は あまりよくなかった。。。 -
かわいい顔して不気味な話。
-
朝倉さんはこういういっちゃってる子が好きですな。
恐怖漫画にありそうなお話の流れだった。