ドアD

  • 幻冬舎 (2007年1月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784344012769

感想・レビュー・書評

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  • 感想は誰かが犠牲にならないと次の部屋に行けないというのが残酷だと思いました。最後はドアの外に出れたと思ったのにまた次のステージになってしまったのがまた怖いと思いました。この本を読んで思ったことは人間は生きるか死ぬかという時にいつもの冷静さを失ってしまい自分優先な考え方になってしまい、他人がどうなろうとどうでもよくなる人もいれば最後まで大切な人を守ろうとする人に分かれるんだなと思いました。

  • 大学のテニスサークル仲間8人が目覚めたのは、施錠された鉄製のドアを備える見知らぬ一室。不安が広がる中、突然、壁穴から大量の水が噴出し…。オリコンブログに連載された作品に、書き下ろしを加えた1冊。 (e-hon)

    「キューブ」という映画を知っている人は、そのパクリじゃん、と言いたくなる。
    だれか一人が犠牲にならなければ、この部屋を出られない。友情と、愛情と・・・。
    で?という感じ。そんなことをして、何がしたいんだ、ていう無意味さへの衝撃は、やっぱり「バトル・ロワイヤル」の衝撃が一番で、それ以降の作品はどんなに目新しい観点から行っていても、二番煎じでしかない。

  • 懐かしいー!!人生で初めて山田悠介作品読んだのこれ!マジでびびった!おんもろ!!!って
    今でも確かに面白かったなとは思う
    あまりにも読みやすくていい

  • 中学生の頃初めて読んで、ずっと1番好きだと言い続けてきた本。私の原点にして頂点。私のもう一つの心臓。

  • 記録用

  • 感想を誰かに訴えたくなる時点でマーケティングに負けてる気がする……

    救いのないバットエンド系なんだけど、読んでる間に頭にチラつくのは懐かしのケータイ小説(笑)だったりして、個人的に冷めた目で見てしまうのです……
    意味もオチも理由も理屈もなんにもなくて、人の感情に訴えかける系のシーンの詰め合わせを渡されても「あ、そうっすか……」以外の言葉が出てこない人間なんですよ、私は。
    ていうか考えさせろよ、登場人物の心情を全部書かれちゃったら読んでる間に私のすることなくなっちゃったじゃないですか。蠱毒の虫側だけじゃ楽しくないだろうに、それすら全て解説されちゃったらどうしたらいいのよ?
    どうせ考えさせないつもりなら読むのが嫌になるくらいの描写を詰めてこいよ。こんなPG12すらかからないようなヤサシイヤサシイ言葉の詰め合わせじゃあ爛れた大人は満足できないワケよ。ただページを捲って文字を追うだけじゃ退屈なんだよ、もっと狂ったようなナニかを、一文字一文字追いたくなるようなナニかが読みたいんだよ、頼むよ、なぁ。

  • こんな経験絶対にしたくないって思った。でも、愛する人が生きて自分が死ぬのも悪くないのかもな。

  • 知り合いのオススメ、との事で読んでみた。
    簡単に読める、と言うのがウケるのか?
    次々と人が死んで自分が助かる、一応そこに理由があることに感動するのか?
    参加型のゲーム感覚がいいのか?

    軽すぎて評価しようがない…

  • 普通に他の本と同じくらいページ数はあるのにすごく読みやすくて短時間で読了した
    よくあるような話だけどひとつひとつの描写が丁寧で面白かった
    ただ最後に閉じ込められた理由が明かされないのがむず痒かった
    続きが出たりしないかな

  • するする読めた!時間かからないし、ホラー要素あるから子供向けだけど面白い!

  • 窮地に立たされた時の人間の欲や醜さが見えた。

  • 29,Mar,2020
    Sydney is lockdown.
    オーストラリアでコロナが蔓延。レストラン、states border、countryと次々隔離されて、家に引きこもり。
    することがない(今まで仕事で忙しかったから、逆に休暇くらいな気持ちでいないとおかしくなりそうw)から、日本から持ってきた中古本を消化していく。

    見知らぬ部屋にサークル仲間と閉じ込められた主人公/優奈。そこから脱出するには1人の犠牲が必要。そして脱出するも、次の部屋へ。
    生き残りが1人になるまで続く、このゲーム?は誰が仕組み、何が目的なのか。

    ま、正直、目的も黒幕もわかりません。
    ただ、山田悠介らしい感じといえば、わかるかな?
    リアル鬼ごっこみたいな。
    良くも悪くもサクッと読めて、面白い作品。
    彼の作品は(ただの自分の趣味なので賛否はありますが)「超高級な誰もが食べたい料理」ではなく「誰もが好きな定番料理」って感じ。

  • 友情の深さが読んでる伝わってきたし、最後のオチも衝撃!

  • うん、まぁ面白かったと思う。終盤ちょっと焦ったし。

  • これを読んでた時期はドアを開けるたびに小説の内容思い出して気分が沈んだ

  • 2011年読了。

  • ラストに辿り着くまでは面白かった?けど、
    最後にはただひたすら不安が残る(´・_・`)
    後味があまり良くなかったです…。

    こういうのが好きな人にはいいのかもしれませんが…。
    明るめの話が好きな私には受け付けられませんでした^^;

  • 中学3年の時読んだ
    友達とあれこれ議論したなぁ
    自分だったらどうするか…
    好きな人のために毒杯を飲めるのか
    ………現時点だとたぶんむり笑

  • 救いがない。気が滅入る。好きになれない…な。

  • 人ってそう簡単に誰かのためには死ねないと思う。
    いくら好きな人でもね。綺麗事すぎる気がした^^;

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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