赤い羊は肉を喰う

著者 : 五條瑛
  • 幻冬舎 (2007年1月発売)
3.47
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  • 36レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012820

赤い羊は肉を喰うの感想・レビュー・書評

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  • 鉱物シリーズのキャラクタが出てくるけど、
    番外編というより独立したシリーズになりそうな。

    集団心理の話がすごく興味深かった。

    ただ、話の筋はちょっととっ散らかってしまっていて残念。

    渡辺とエスターの過去に萌えを感じた自分の読み方も悪いんだろうけど。

  • 計数屋、内田偲ちゃんの下町愛によるマッドプロデューサーとの対決、みたいな。
    ナチスの人民統制の心得みたいのはとても興味深い。まあそんな簡単に犯罪や万引きが視覚効果で横行してはたまらないが、これは小説として誇張されているとしても、或る程度は本当なのだろう。
    エスターが目指したのは本当に渡辺と同じだったのか? というのが疑問。どちらかというと偲ちゃんのように、純粋に数字を分析したいだけだったように読めました。
    高さんと太郎君好き。

  • やっと読み終えた。堅物野郎なのかと思いきや、偲ちゃんも社長のことは言えないくらい「軽い」ヤツだなぁ。でも、「仲間」を救おうとする姿が良かった。

  • テーマは面白いが、その設定を全て登場人物に語らせ説明してしまうのがもったいない。五條作品を読むといつも思うのだが会話がちょっと不自然、特に若い女性はこんな話し方せんよなと思う。
    あと会話文でシリアスな場面でも皆が皆律儀にブランド名を「"kohaku!"」と感嘆符付きで会話していて笑ってしまった。「"kohaku"」でいいじゃん。

  • 面白かった。群集心理のコントロールというテーマも面白かったし、下町の雰囲気とそこに入ってくる新しいブランドってゆう二項もよかったし、出てくる人達も魅力的だったし、総じてよかった。赤い羊のくだりも説明しないのがよかった。もっと猟奇的な感じになると思ったのに、意外とドラマにして地上波で流せる感じやったよ!五條瑛作品もう少し読もう。

  • 再読。
    マス・コントロールを描いた作品。
    論理的には、ちょっと難しいが、ちゃらんぽらんとした内田統計の人々、味のある八丁堀の人々が味わいあって、楽しめる。
    何回読んでも、私の一番!

  • 面白かった!
    人間の悪意を引き出す為の仕掛けを準備するとどうなるか
    計数屋の偲は会社のある下町が物騒になっている事に気がつく
    その原因とは
    人の良心は悪意には勝てないのか
    良心が勝った時、戦争はなくなるのかもしれない

    面白かったのに、ラスト放り出された感があります
    ナゾがナゾなままだーーーー

  • 根本的に大衆性とか流行とかに嫌悪感をもってしまう自分の理由はつまりこの物語のテーマそのもので、なのでひそかにじんわり落ち込みます。後味が悪すぎる。
    描いてる世界が荒唐無稽に思えないだけに、もう本能的にこわい。
    五條さんのすごいところは、それでもエンタテイメント性を損なわないところで、物語としては本当におもしろいんですけども。

  • 計算屋・内田偲と、世に出るのが早すぎた天才集団の一人・渡辺エスターとのコンゲーム。
    色彩が持つ効果や、水晶の雨についてなど、ちりばめられたヒントはちょっと解りやす過ぎたかなぁ?
    個人的に太郎くんが好みだったので、異母兄が悪意を持って日比谷バベルに誘ったんじゃないといいな・・・と思いました。

    極東ジャーナルの野口女史と葉山(鉱物シリーズ)が、チョイ出するのがうれしかったです♪

  • あれ?これで終わり?後半近くまではおもしろかったのに。余韻を想像させるでのはなくもっとカオスな終わり方がよいのではないかと。ストーリーの展開が途中で急に止まる感じ。どんでん返しがないというか、社長の方の内田氏の背景がとんでもないとか想像してたんだけど。

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