- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344012950
感想・レビュー・書評
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再読だった…
ブックオフで¥100だったのと「吉原」のキーワードで買ってしまい、読んだことがあったことを 途中まで気づかず… 忘れていたこともあったり こんなエピソードあったかしらん??とあらためて 面白く読めました。花魁の威勢の良さがすきです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小川糸さんのペンギンの台所で紹介されてた本
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終幕はあっさりだったけれど、
趣向が面白く、夢中になって読みました。
面白かったです。 -
花魁の葛城がある日突然失踪した。
その手掛かりを知る人達の証言から各章が成り立っている。
その真相と吉原についての説明。
吉原とは単に性欲を満たす風俗街ではない。
花魁と閨を共にする為には、それなりの金・時間・労力が必要だ。だからこそ擬似恋愛体験が出来るのだろう。しかし、花魁の誠と四角い卵というように、やはり擬似恋愛であり商売である。
吉原手引書としては、かなり分かりやすかった。話の内容も徐々に核心に近づいていき、分かりやすかった。 -
様々な人物の語りによって、一人の花魁、彼女が起こした事件、それからその真相が明らかになっていく。
時代小説だけど、ミステリーになってるし、構成新鮮で面白かった。
忠臣蔵もビックリ。
悪役には悪いがすっきり。 -
よくある吉原の話かと思って読んでいたらミステリっぽくて、なかなか面白かった♪花魁葛城の失踪を巡って、関わりのあった人々が語っていく形(^^)最後まで読んで葛城は花魁としてだけでなく人として「あっぱれ!」と思った(^o^)私としては最後に葛城にも語って欲しかったけれど、無い方が話としては良い!
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図書館で借りた本。
謎解きの形式で、吉原を紹介するだけの本かと思ったら、なかなか、後半はミステリ的にしっかり読ませました。前半は、その分、ちょっとくどめで退屈したかな。
江戸モノ好きには、ちょっと変り種としてオススメかも。