- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344013018
感想・レビュー・書評
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プライド高い女は面白い。
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H28/12/27
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ドラマスペシャル出演・原作本
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2008年読了。
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ドラマを見てから読んだ。どちらも面白かった。
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瀬野恭子は夫の愛人という関口真弓からの突然の電話を受け、殺人を計画する。
犯人は最初からわかっていながら、もしかしたら、この電話こそしくまれた罠じゃないかと思い始める。
一番最初に疑われるはずの夫瀬野隆之は海外出張で犯行は不可能。次に疑われるはずの恭子にはアリバイが。
本当の殺人事件の捜査もこんな風におこなっているのだろうか?複雑な人間関係が絡み合って、それがつながっていく。
そしてまたもうひとつの殺人事件へ。
一般人はたぶんほとんど刑事と話をする機会がないと思う。それなのに、どの登場人物も刑事の扱いには慣れている。そして「どうぞ」と部屋にとおしてしまう。私だったら、ぜったいに玄関先で対応して帰ってもらう。
殺人はめんどくさい。逃げたり隠れたりしないとならないし。
東京の練馬区周辺のこまかい地名がたくさん出てくるので、興味深かった。 -
米倉涼子主演でテレビドラマ化されていたのは知っていたが、著者は60代で、しかも元々は自費出版だったと知って驚いた。
殺人者になるよう巧妙に仕組まれ、自分が囮だと知ってからの主人公の恭子と警察の駆け引きが楽しめた。
前半はどちらかと言うと巻き込まれ型の強い女、というイメージだったのが、後半急に人が変わったように悪女ぶりを発揮し、ここからあまり感情移入できなかったのが残念。 -
結婚12年目の隆之と恭子は、誰もが羨む夫婦生活を送っていた。
ある日、恭子のもとにかかってきた、夫の愛人と名乗る女からの電話。
そこで告げられた事実が、彼女を殺人へと駆り立てる。
計画通り犯行に及んだ恭子だったが、ある疑念を抱き始める。
私が殺したのは、本当に夫の愛人なのか―。
そして、もうひとり。この事件を不審に思うベテラン刑事・戸田。
二人の壮絶な闘いが始まる。