鹿男あをによし

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5011
感想 : 955
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344013148

感想・レビュー・書評

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  • 先は読めるんだけど、だからこその安心感がある。
    スポーツシーンの描き方って難しいと思うんだけど、偉そうに言えば合格点の面白さ。

  • さぁっと読めて、ベタな感じがいい。
    ただ少しパンチが弱いかなぁ。

  • 「プリンセストヨトミ」を貸してと言ったら、モレなく鹿男もついてきた。こちらもなかなかおもしろかった。ある意味では「トヨトミ」よりも壮大なスケールかもしれないが、話としてはこじんまりまとまった印象だ。それでも、近鉄奈良駅前とか、平城宮跡とか、飛鳥の石舞台とか、亀石とか、自分の目で見たものがたくさん出てくるのは楽しい。もちろん、ヒメミコのこと、サンカクのこと、鹿や狐、鼠など登場人物(動物)の設定、剣道の試合などなどおもしろい場面は数多くあるのだけれど、私としては前半部分の高校物理の先生としての主人公が気になる。自分自身のことと照らし合わせて、いやはや、「むずかしい女子」をあつかうのは難しい。他の先生のアドバイスが心にしみる。ドラマは残念ながら見逃しているので、機会があれば見てみたい。

  • 面白かった~

  • 「さあ、神無月だー出番だよ、先生。」
    期間限定で赴任した奈良で鹿に話しかけられた「おれ」。鹿の運び番となり奔走する不思議ストーリー。

    ドラマ見てました。鹿がスローで走る映像とエンディング曲が頭から離れなくなったので原作も読んでみた。
    小説もドラマもそれぞれに面白い。ドラマ版八つ橋上手いなぁー確かにあれもサンカクだもんな。堀田イトの手紙で明かされる件は小説の方が良い展開だったなと思う。
    文庫版はイメージぴったりの小治田教頭を演じていた児玉清さんが解説を書かれています。
    装画:石居麻耶

  • おもしろかった!

  • 万城目学さんのは読んでるのにこれだけ抜けていたな
    ドラマにもコミックにもなったんだね
    今更だけど読んだ
    やはり面白い
    奈良は鹿だもんね
    《 あおによし 奈良の都は 今盛り》

  • 鹿、鼠、狐
    奈良、大阪、京都

    奈良に行きたくなる一冊。

  • 面白かった。

  • 奈良を舞台にしたある種のファンタジー小説。途中まではちょっとだれつつ読んでいたが、大和杯のあたりからはぐんぐん惹きこまれた。京大卒の著者らしく、奈良にまつわる歴史的エピソードをふんだんに盛り込んでおり、知的にも結構面白い。読後感がとてもよかった。

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著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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