鹿男あをによし

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5001
感想 : 954
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344013148

感想・レビュー・書評

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  • いや、面白かったです。

    最初堀田は鹿やなと思ったけど違ったw
    まぁ色々な要素がちょうど良い按配な感じで良かったです。

    万城目氏の本はこれしか読んでないので、積んでる本から何冊か読んでみようと思いました。

  • この本で初めて万城目学さんを知りました。奈良平城京が舞台というだけで、万葉の気配が漂いワクワクしてきます。普通に青春物なのかと思いきや、鹿が話しかけてくるわ、鯰と地震が出てくるわ、めくるめく展開するストーリーに、あっ、万城目ワールド、いいな。とすっとはいっていけました。エンターテイメントとして最高で繰り返し読んでしまったし今も手元に置いています。ドラマ化もされていてすごく楽しませてもらいました。
    ああ、平城京跡にいつまでも佇んでみたい。

  • 以前、「偉大なる、しゅららぼん」を読んだ時に滋賀が大好きだとレビューに書いたが、私はそれ以上に奈良が大好きなのである。京都ほど華美でなく、素朴な雰囲気と優しい空気。奈良は本当にいい…。

    そんな奈良を舞台に繰り広げられるファンタジー。日常の中に、普通に当たり前のように入ってくる有り得ない設定が面白すぎる。奈良の遺跡や出土品などもふんだんに盛り込まれていて、それがストーリーに自然に入ってきている。奈良をよく知っているから、場所なども容易に浮かび、読んでいて本当に楽しかった。ラストシーンもとても良かった。
    ドラマは見なかったが、これを機に見てみたいと思う。

    • takanatsuさん
      taaa('∀'●)さん、こんにちは。
      奈良、いいですよね!
      私も奈良が大好きで、住んでみたい県NO.1です。
      『鹿男あをによし』も大好きで...
      taaa('∀'●)さん、こんにちは。
      奈良、いいですよね!
      私も奈良が大好きで、住んでみたい県NO.1です。
      『鹿男あをによし』も大好きで、私の場合ドラマから見ました。
      ドラマを見終わった後で小説を読んだのですが、登場人物の設定が変わっていて驚きました。
      私はどっちも楽しめましたが、どっちから先に見るかでかなり印象が変わるかもしれません。
      でもかなり可愛くしあがっているので、taaa('∀'●)さんのイメージもきっと壊れない…と思います。
      2013/06/11
    • taaaさん
      takanatsuさん☆

      コメントありがとうございます♪

      私も奈良に住んでみたいんです(*^^*)
      奈良在住の友人には、
      何もない所だよ...
      takanatsuさん☆

      コメントありがとうございます♪

      私も奈良に住んでみたいんです(*^^*)
      奈良在住の友人には、
      何もない所だよ~って言われるんですが(^_^;)
      阪神と近鉄が繋がって、
      奈良に行きやすくなったので
      奈良で働くのも良いな~なんて思ったり…♪

      ドラマのキャストを見て、
      原作のイメージにピッタリ!と思ったので、
      見るのが楽しみです(*´∇`*)
      2013/06/11
  • お出かけしなくても、奈良、京都を旅してきたような、しかも不思議な体験までできた気持ちになれる万城目学さんの小説。
    今回も楽しめました。
    神経衰弱な大学院生が二学期だけ教壇に立つ。職場は奈良の女子高。
    話す鹿、マイシカで通うという女子高生、マドンナ、ライバル、試練、謎、ピンチ。
    邪馬台国の謎に迫ることもできて、わくわくできました。日本の歴史は面白い。

  • テンポ良くお話が進んでいくので、読みやすかったです。
    設定はぶっ飛んでるし、登場人物がみんな怪しい、というか胡散臭い。
    何もかもが謎で、すっかり引き込まれてしまいました。

  • 東京で研究職をしていた主人公はひょんなことから、奈良の女子高で2か月間教師として勤めることになる。
    そこで鹿に話しかけられ、重大な任務を命ぜられるが…。

    歴史とファンタジーの絶妙な融合。
    読んでいて、奈良に行きたくなるし古墳や歴史に興味が湧いてくる。
    なによりも、終わり方がすごく好き。

    ファンタジーに苦手意識があったけれど、こんなファンタジーならありだ。
    ぴぃ。

  • しゃべる鹿。とにかく、奈良に行きたくなるお話でした…。

  • 面白かった。
    歴史のある場所を舞台にした歴史に準えたファンタジー。
    剣道の描写がリアルで、感動してしまいました。
    万城目先生の作品はプリンセストヨトミしか読んだことありませんが、実話のように感じてしまう不思議さがこの作品にもありました。

  • 大和杯を獲って、めでたしという展開では無いなとは簡単に予想できたが、想像を超えるスケールの展開。リチャードは絡むだろうなとは思ったけど。

    最後に全部繋がって「なるほど」と、スッキリした気持ちで読み終えらるところ。この先どうなったんだろう?と続きが気になるところがいい。

  • テレビ版が好きすぎて奈良まで行ってしまいました。原作も良いです。

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著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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