- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344013506
感想・レビュー・書評
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悪夢シリーズは「エレベータ」「観覧車」に続いて3冊目です。今までの悪夢のエレベーターも悪夢の観覧車も密室が舞台でしたが、今回はドライブと言うことで目まぐるしく舞台が変わります。売れない芸人と家出少女がに交互に語る物語という構成がなかなか面白い序盤ですが、後半はかなりのどたばたコメディで、意外なトリックに期待していた私は、意外な結末とはいえ少々物足りない感じでした。登場人物が、家出少女に売れない芸人、外国人スターにヤクザやSM嬢、、、となればどれもキャラが立っているはずですね(^^)
前作の話題も出て、登場人物も絡みがありましたが、この作品だけでも十分に単独で楽しめます。次の作品が出たら、きっと家出少女の五十嵐桜さんの活躍が見れそうな気もしますね。でも、先の2作に比べたら個人的には1ランクダウンでした(^^)
日曜日に一気読みの本でした(気がついたら今日の休みは一歩の家を出ていなかった)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
疾走感があって面白い!
同じ著者の『悪夢のエレベーター』も読んだけど、こっちの方が断然面白い。
しかも、今回のは『悪夢のエレベーター』に絡んだこともちょっと出てきたし…。
ヴィレヴァンで“伊坂幸太郎の次はコレ!”として売られているのもわかる気がする…。
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『悪夢のエレベータ』と同じ作者の小説。<br>ただ、作品としては『エレベータ』の方が数段上。ドンデン返しをしたいのは分かるけど、登場人物の独白で嘘をつかせるのはルール違反。
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勢いもあり、個々のキャラクターに個性があるのだが、どこか中途半端さを感じる。映像的な作品。