エスピオナージ

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  • 幻冬舎 (2007年8月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784344013667

感想・レビュー・書評

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  • ロシアの諜報員の話。
    面白いのだが、途中でこの人誰だっけ的な感じになってしまい、あまり話が分からず終わった。途中、間を開けないで一気読みした方が良いかもしれない。
    あと最初に人物注釈付いてると良いかも。理解できればきっと「うわーこれはおもしろいわー」って感想になったかもしれん。

  • 毎日寝る前に少しずつ読み、10日間程で読み終えました。
    なんともいえない悲しい終わり方。
    夜中に読み終えたので、悲しい気持ちが倍増。
    この小説は実在した事件をもとにされているとのこと。
    世の中は一歩外に出れば怖いと同時に、表に出ていない悲しく苦しい人生を歩んでいる人がたくさんいる。
    もはや、スパイ小説ではなく、美津江の人生の辛さに焦点がいってしまった。
    またスパイ小説を読もうと思います。

  • 1

  • ソ連崩壊に伴い悪名高きスパイ組織KGBも消滅した。
    だが、その使命は後身であるSVRに引き継がれ、その牙は今も日本に向けられている
    ―警視庁外事第1課第4担当を率いる水越紀之警部は常にその信念を揺るがすことなく、ロシアの諜報活動を阻止するための捜査に全身全霊を捧げていた。
    ある日、水越は二年間追い続けたSVR機関員デミドフの検拳に成功する。
    束の間の勝利に浸る水越だったが、それは大きな問違いであった。
    その検拳は、何年にもわたって外務省幹部に諜報接触を試みていた大物工作員“渡り鳥”につながる端緒を失うことを意味していたからだ。
    大失態を取り戻すべく懸命の捜査を行う水越たちがやっと掴んだ手がかり。
    それはどう見ても普通の主婦にしか思えない小野寺美津江という女の存在だった。
    だが美津江、そしてその夫である敦史の捜査は困難を極める。
    彼らを幾重にも覆っていた謎が解け始めた時、隠蔽され続けた悪魔の所業が明らかになる…。
    運命と国家のエゴに翻弄された男女の愛が導き出した答えとは?
    現実の事件を元に、秘められてきた警察の“裏”捜査を描き尽くす、リアル諜報ミステリー誕生。
    (アマゾンより引用)

    何かよく意味が分からん…

  • 978-4-344-01366-7 525p 2007.8.10 1刷

  • 現実の事件を元に、秘められてきた警察の“裏”捜査を描き尽くす、リアル諜報ミステリー誕生。 http://takeshi3017.chu.jp/file3/naiyou603.html

  • 外事警察で防諜任務につく主人公たちの活動がリアル。現実もおそらくこれに近いことをしているのでは。ストーリーはロシアのスパイの疑惑が浮上したある夫婦の監視を進めているうちに、いろいろな事実が浮かび上がってくる。最初から伏線につぐ伏線の嵐で、最後に明かされるときには、「それなんだっけ」的なものが結構ある。いちいち読み返すのが面倒だった。まあ最後の最後はいまいちすっきりしない結末だったが、リアル諜報小説とすればその方がいいか。

  • 今回も外事警察ものです。
    ロシアのスパイを追う部署の話です。

    前々から内偵していたロシア人スパイの確保に成功した課員たちは、
    祝杯をあげていた。

    そのさなかそのスパイを確保した時点で、外務省職員を獲得、運営していた大物への
    端緒が消失したことが発覚した。

    その後、捜査線上に普通の主婦が浮上する。その主婦と大物スパイの関係は・・・。

    捜査が進むにつれて、明らかになる主婦の過去と驚愕の事実、大物スパイを捕まえることはできるのか・・・。

    読了すると、やましいことは何も無いのに自分が監視されているのでは?と思わせる小説です。
    (単純にストーリーに入り込みすぎているだけなんですけど・・・。)

    防諜の世界がここまで凄まじいものなのかというのが今回も思い知らされました。

    麻生幾の小説はどうしても読みながら肩に力が入ってしまって、読み終わるとどっと疲れます。
    脳みそもイメージを作り上げるのに総動員ですし・・・。

    でも読書は面白いからやめられないですね。

  • スパイ小説。いろんな意味でびっくりした。
    また読もうと思う。

    文体がやや固い。話の筋も割と複雑。
    けれども全体としてみれば面白い。

  • 難しかったなぁ。
    でもなんとか読み終えた。
    そしてモヤモヤ半分すっきり半分。

    '07.8.29読了

  • 日本の外事警察とロシアの諜報機関との話

    なかなか緊迫感あって面白かった

    話がきっちりクローズしてればもっとよかった

  • 結構ページ数があって時間が掛かったな。でも、あまりワクワクドキドキするわけじゃなく、たんたんと進んだか。

  • 日本で暗躍するロシアスパイVS日本警察のスパイハンター達の闘い。<BR>
    冒頭は聞きなれないキーワードばっかりでナカナカ頭に入らず何度も読み直しましたが、中盤からラストは増す緊迫感に一気読み。読み応えありまシタ。

  • スパイハンターたちの捜査の手法や、諜報員との攻防がこと細かく描かれている。この辺りの描写はマニアック的でもあり、深く深く掘り下げた表現になっている。スリリングな展開に好奇心が刺激され大変興味深く読めたのだが、全体を通しての乱雑さにはすっかり参ってしまった。警察官だけでも数多くのキャラが登場し、それぞれが常に入り乱れているので、頭の中が整理できない。それに加えて判りにくい描写が多く、誰のことを指しているのか、誰の言った台詞なのか、判別できない箇所が多くイライラしてしまった。「スパイハンターの内側を覗いてみたい」という意識で読めば面白いだろうが、ミステリとしての物語を期待すると必要以上に振り回されるので覚悟が必要かも。

  • ロシアのスパイとスパイを摘発する警察の話。

    面白い。スパイのテクニックや備考テクなどこと細かくリアリティに書かれていて凄い。
    こんなことが現在も行われているのかと思うと驚く。
    大使館周辺にある自動車が全て気になってしまう。
    対象者を見ないで見る行為を試してしまう。

    本は重たいので、電車で立って読んでると結構つらいです。

    表紙が怖いです。

  • 2007/9/11 読了
    警察を舞台にした小説は沢山読んだことがあるけれど、スパイ小説は初めて。他のスパイ物も是非読んでみたいと思わせる作品。『何が最後か』と明言はできないけれど、最後まで書ききれていないような、そんな印象を持った。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化。以後、『ZERO』『瀕死のライオン』『外事警察』『奪還』『特命』『銀色の霧』『QUEEN スカイマーシャル兼清涼真』など話題作を発表し続けている

「2022年 『トツ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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