その後のツレがうつになりまして。

著者 :
  • 幻冬舎 (2007年11月発売)
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本棚登録 : 647
レビュー : 96
  • Amazon.co.jp ・マンガ (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344014183

作品紹介・あらすじ

ありのままを受けいれたツレは、1年半経った今、どう変わったのか!?大ヒット25万部突破!「ツレうつ」待望の第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 前作同様面白かった。
    さらっと軽く読めた。最会社を設立するツレが頼もしい。
    うつになっても、きっかけがあると立ち直れる・・・
    ツレの心の強さが素晴しい。

  • ツレさんのつぶやきや文章が印象的。私も、病気になった自分を誇りに思おう。

  • 一巻が出版されてからのお話。その後、ツレだけでなく「周り」も変わったことなど。一巻よりも「ウツ」について詳しく(専門的に)書かれていると思います。ツレが自分の心境を後になって客観的に振り返り語っているので、そうなんだなぁと驚いたり、納得したり。巻末には「ウチ流こんなときはこうしてた」と題して、ツレに対してのテンさんの発言や行動が載っています。ケースバイケースでしょうけれど参考になりました。可愛いイラストでサクサクと楽しく読めますが、色々と自分に重ねて考えられるテーマなので、読んでは考え、考えては読んでとじっくり読むこともできると思います。

  • この本読んだら少し引き込まれてうつになりかけてしまった。
    けどこういう知識は大事かも。
    学術的なものじゃなくて、実際にどうなのか?ということ。
    みんなが自分と同じとは限らないし、それは内面もそう。
    勝手に決めつけないようにしないと。

  • 相変わらずの読み易さ。過剰に同情を引くこともなく、等身大の視点から寛解へ向かう夫の姿を真摯に見つめ続ける姿勢がすごい。いざ当事者になってみた時、この作者のように中立の立場を保って物事を眺めることがどれほど難しいか。決してドラマティックな脚色はないが、その分二人の苦労のリアリティが手に取るように読者にも伝わってくる。

    うつ病のような、完治に長い時間がかかるタイプの病気、また再発性の高い病気について、こうした正しい知識のもと詳しい闘病記が書かれたことは非常に意義深い。「病」と「甘え」の区別が患者自身にも認識しにくい独特の症状について、それでも辛抱強く「それは病気だよ、あなたが悪いんじゃないよ」と語りかけ続ける作者の姿勢には見習うものが多く、またすぐにでもうつ病に苦しむ近親者に応用できる実用的なヒントに溢れている。
    個人的には、前作と比べ、病気になった夫に対する作者自身の不安や葛藤が詳しく描かれていた点が印象に残った。少し夫が元気な様子を見せると「もう治ったかな?」と期待し、その後すぐにテンションが落ちてしまう彼に「やっぱり違った」と一喜一憂する苦しさ。夫自身は順調に回復へと向かっているのに、「いつ再発するか。また無理をしているのではないか」と独りでにハラハラしてしまう感覚。他のうつ病系ノンフィクションを読んでみると、どこの家庭でも患者だけでなくその支援者にも軒並みうつ病が「伝染」しているのに…と前作ではその精神力に感心すらしていたものだが、今作を読んで、やはり作者自身も並々でない葛藤を押し隠して彼を支えていたのだということが分かり、胸が詰まるような思いがした。夫のうつ病という有事に際し、自分を保つだけでも難しいものを、よくぞここまで二人で支え合って乗り切ったものだと思う。これも、この夫婦が深い深い信頼関係のもとに結ばれているという証なのだろう。「健やかなる時も、病める時も」というあの一連の語句の意味は本当に意味深い。

    うつ病に限らず、人生の困難を家族で力を合わせて乗り切っていくことへのエールに満ちている良作。この夫婦の未来の幸せを、読者としても心から素直に祈りたくなる。

  • ツレうつの第2弾。ツレさん、新しい生き方見つかり充実できて良かった!

  • 前著も良かったがこれは、ほのぼのパワーがますますアップして楽しい本になっている。もはや、苦しんでいた時のツレはここにはいない。すっかり生まれ変わったツレの姿を見ることができる。この本を読むと、うつからの回復は、治るのではなく、生まれ変わるのだなと実感した。(生まれ変わるという概念については、泉谷閑示 先生の本で知りました)

  •  「ツレがうつになりまして。」の続編。

     激うつ状態は脱したけど、まだ病気前の元気な状態にはほど遠い、という状態の人、あるいは身近な人がそうなっているという方にぜひ読んでほしいです。
     元気づけられます。

  • 会社つくるほどに元気になって良かった

  • 『ツレがうつになりまして。』の続編的な作品。けっこう意識して構成されて描かれてる。医療保険や治療や実際の当事者へ接し方など、とても分かり易く、なおかつ重苦しくならないように描かれている。だから、当事者の人やパートナーや支援者などが読んでも気が滅入ることも少ないだろうし、重く考えずに肩の力を抜くことができそうだ。だから、『ツレうつ』がピアカウンセリング編に対して、こちらは実践編ともいえる。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年生まれ。セツ・モードセミナー出身。漫画家・イラストレーター。1996年、集英社『ぶ~けDX』にてデビュー。パートナーの闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』『イグアナの嫁』シリーズ(幻冬舎)は映画化、ドラマ化もされた著作。男親中心の育児を描いた『ツレパパ』シリーズ(朝日新聞出版)、自身の職業遍歴を描いた『どーすんの?私』シリーズ(小学館)なども出版。上方落語や宝塚歌劇が好きで、それらについての著作もある。近著は自身の生きづらさとべてるの家などの取材を取り上げた『生きづらいでしたか? 私の苦労と付き合う当事者研究入門』(平凡社)を上梓している。

「2019年 『夫婦・パートナー関係も それでいい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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