- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344014305
感想・レビュー・書評
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猟奇的殺人犯の思考や心理、主人公が狂っている一面を丁寧かつ上手に書いていると思います。
「理解できない」と評価が低い方もいますが、まぁ私も理解できないんですけど、そこがいいんじゃないかなぁと逆に高評価つけさせてもらいました。そんな理解できないくらいぶっ飛んでいる主人公の一人称で書き上げていてすごい。母視点もありましたが。
ただ主人公と対立する側の人たち(つまり主人公以外)が、あまり上手く役として機能していないような印象受けたので星4つで。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とんでもねえ小説だよこれ。
小説としては面白いんだけどさ。 -
新堂冬樹さんの本はいつも異常すぎるほどの異常な性質を持った主人公が、これまた異常すぎる行動をひたすら追いかける感じが多く、読んでで身体がビリビリするほどだけど、今回は割とそうでもなかった、
異常は異常だけど。シャイニングのような異常さはなかったし、鬼気迫りまくる感じもなく、淡々と異常になっていく女子高生でした。
もっともっとくるからと思って、めっちゃ覚悟して読んでたのに。。。
いつもホントすごいから。
どうしてあの異常性をこんなにも表現できるんだろうと思うと、なんとなく麻薬のような感じで、たまにあの異常性を楽しみたくなる。笑笑
他の本で紹介されてて読んだけど、新堂冬樹ならもっともっと尋常じゃない本あるので是非そちらを。
吐きたいほど愛してる
がおススメです。夢に出ます。笑笑 -
母にタリウムを飲ませ、経過をブログに載せる名門進学校の女子高生の話。
胸糞悪いの一言。
(図書館) -
主人公である彼女の気持ちが全く理解できない。広い世の中にはこういう人間もいる、それも信じられない。
フィクションだから何でもありだとは思っても、嫌なものは嫌というか…。
ストーリーにもっと起伏があれば楽しめたのかなぁ。いまいちはまりきらず。 -
この作品に関して主人公に一切感情移入が出来なかった
最後まで一気に読ませるのは凄い -
胸糞悪いだけの小説。
新堂冬樹最大の駄作。 -
実際にあった事件らしいけど記憶にない…。
でも主人公の『生』と『死』に関しての思考は理解出来る。特に偽善者への思考は物凄く良く分かる。 -
涼子の、自分の残酷さを正当化する物言いに惹かれて読んだけれど、肩透かしを食らった気分で読了した…期待しすぎていたのかもしれない