雅楽戦隊ホワイトストーンズ

著者 :
  • 幻冬舎
2.71
  • (3)
  • (8)
  • (36)
  • (12)
  • (11)
本棚登録 : 142
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344014312

作品紹介・あらすじ

世界の平和は守れない。だけど、自分の家族だけは守る。それと、北海道札幌市白石区だけは守る。これはそんな名もなき男たちの物語である。「水曜どうでしょう」の鬼才による渾身の書き下ろし。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 仕事でお世話になっている人が読んでいたので、
    興味を持ってお借りした本。
    あの鈴井さんの本です。

    本としての感想は、ファンじゃないと読みにくいかなあという印象。
    お話としてはおもしろいと思うけれど・・・。
    構成がなぁ。

    行ったり来たりしているし、名前も混同しやすいし、
    いろんな意味で正直きつかったです。

  • 札幌に住んでいたころにテレビでやっていた感じのノリの方が好きだなぁ。

    ラスト付近がちょっと小説としてはまとめすぎのような。

  • こんなクダラナイ本は久しぶり。
    人様に1300円も出させるのは犯罪に近い。

  • どうしたいのかわからん話だった
    手元に置いておきたくなる本ではないなー

    一応、最後まで読んだので星は2つ

  • おもしろかった。
    雅楽戦隊ってなんだろう?なにか地元盛り上げ話みたいな話かな、
    と思ったら、ガチで戦隊ものだった。
    まあ、特撮的なやつではないけれど、根っこはそれかな、と。
    大切な人を守りたい、とゆー感じで。
    途中まで、これはどこまで本気なんだろう?組織って何?
    笑いにはしったりするのか、
    と微妙に半信半疑な感じで読んでいたのだが、
    リュージが殺されたあたりで、マジなんだ、と実感。
    弟殺しや、妻殺しまででてきてひえ~っと思う。
    でもなんかシリアスなんだけど、どこかローカル感とゆーか
    なんかゆるい感じを残しつつ、おもしろい。
    まあ、人殺ししまくってるわりには事件として全く取り上げられず、
    神社焼失で終りって、それでいいんかいっとちょっとつっこみいれたくは
    なるが・・・・。
    水曜どうでしょうの放送作家さんらしいと最後の作家紹介で
    みて、なるほど、と思う。
    テレビドラマが元らしいが、おもしろそうみたいなあ。

  • 久方ぶりにつまらない小説を完読してしまった。著者プロフィールを読んで、テレビものの原作者によるノベライズと知りレベルに納得。

  • テレビ版とは違うストーリー。なかなか面白い。
    ただし文章は…。小説が専門じゃないしな…。

  • 世界なんて救えないけど、俺たちの大切な人が住む白石区だけは守ってやる!
    「ドラバラ鈴井の巣」というローカル番組の一企画から生まれたホワイトストーンズ。この小説では、ドラマの内容を含まずに新たな物語となっているので、ドラマを観ていなくても楽しめる。決して身内受けだけを狙ったものではないので、鈴井ファン以外にも読んでもらいたい。
    まあ、小説としてみるとあまり出来はよろしくない。ドラマ化を見越したラノベ程度の心構えで読むべし。

  • この雅楽戦隊ホワイトストーンズはバラエティであり、本だけではなくテレビの方でも放送されていて、テレビを見てこの本を読んでみた。読んでみて戦隊ものなのに、ふざけてるところが面白いところです。

  • 読み終わってから なんとも言えない
    悲しい…と言うかせつない気持ちになりました。

  • われらがミスターの小説。
    なんだか聞いたことのある名前がタイトルになっているので、手にとってみたけど、ちょっとがっかりでした。登場人物みんな名前が似ていたので、誰がなんだかわからなくて大変でした。最後、みんな死んじゃって、これってどうなのよ!?
    2009.7.20〜7.23読了

  • 鈴井貴之さんは、北海道では有名なのでしょうね。わたしはこの本で初めて知りました。

    でも「水曜どうでしょう」というテレビ番組名は知っていました。なぜなら、関東では放映されていないのにもかかわらず、なぜか「水曜どうでしょう」というロゴステッカーを貼った車をちょこちょこ見かけるから。初めて見たときにはそれが何なのかさっぱりわからず、「どうでしょうって言われても」とツッコミました。後に、それが北海道で放映されている番組の名前だとわかりました。

    で、鈴井さんは「水曜どうでしょう」の放送作家さんです。そして、映画監督でもありタレントでもあり舞台俳優でもあり演出家でもある、松尾スズキさんのような、手広く表現活動を行っている方です。

    作家としては、本書が2冊目。1冊目は、『銀のエンゼル―出会えない5枚目を探して』というもので、ご自身の監督映画「銀のエンゼル」の続編となる小説だそうです。

    わたしがこの『雅楽戦隊ホワイトストーンズ』を読もうと思ったのは、『ダ・ヴィンチ』1月号がきっかけ。「ヒットの予感」というコーナーで、本書についての鈴井さんのインタビュー記事を読んだらおもしろそうだと思いまして。夫が特撮大好きなもので、こういうタイトルにはわたしもちょっぴり敏感になっているようです。

    そして読んだ感想は、ううむ、いい話だっ!! です。ホントにいい話なんです。ウルウル来てしまいました。帯の言葉を借りれば、<世界の平和は守れない。だけど、自分の家族だけは守る! それと、北海道札幌市白石区だけは守る! これはそんな名もなき男たちの物語である>。

    ヒーローもの(?)らしく、登場人物たちは、南郷進、北郷誠、本郷隆、大門通といった、いかにも特撮ヒーローっぽい名前ばかり。どうやら北海道の地名にもちなんでいるようです。どれも似た名前なのでちと紛らわしかったんですが。

    ただねぇ……ネタバレしてしまうので書けないのがもどかしいんだけど、みんなでがんばった結果としては、う〜〜〜んとうなってしまうのです。ここが哀しい! ユーモアたっぷりで笑わせてくれて、クライマックスはどんでん返しの連続ですごくおもしろかっただけに、なおさらです。

    ひとことだけ言わせてください。鈴井さん、殺しすぎです! せっかくいい話なのに、これじゃあんまりですっ!!(涙)

    ところで、この「ホワイトストーンズ」、北海道でドラマが放映されています。しかもDVDになっていて、シリーズ3作品が発売中です。大泉洋さんの演劇ユニット「TEAM NACS」総出演。鈴井さんご本人も出演していますね。本書よりドラマが先で、ドラマの設定を小説用に変えて執筆されたそうです。DVD、ちと見てみたいかも。

    読了日:2008年2月28日(木)

  • まだ読んでない…;;

  • 借本。
    DVDとは違う内容なので、これはこれで面白い。
    やるな〜、ミスター!
    単純に楽しみたい方はDVDを、少しだけゾッとした方はこの本をおすすめします。

  • ミスターはマルチですね。

    ヒーローの背中にはファスナーがついてることを知ったときに、子どもは大人になるんだね。

  • ミスターの脚本したドラマバラエティーで人気がでた戦隊もの 設定を若干いじり新作になってますが、よみやすい最初は面白くなるかもしれないとおもったが・・・うーん微妙としかいいようがない。そしてルーみたいな言葉を使う奴がでてきて若干つかれる。

  • 鈴井さん好きです。

  • ご存じ「ミスターどうでしょう」、鈴井貴之さんの小説です。
    話の内容的には…、ちょっとパッとしない感じだったかなぁ……。
    南郷のくだらないダジャレの連発には、「さすがミスター!」と感動したけど。

  • 文学界の作家さんがコレを書いていたらボロクソに言ってしまいそうだけど、そこは鈴井貴之さんが好きなので。<br>
    元ネタを知ってりゃもっと楽しめるんだけどな〜 <br>
    北海道・白石区と、宮城県白石市、の関係も、へぇ〜と。

全23件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

大学在籍中に演劇の世界に入り、1990年に劇団「OOPARTS」を結成。「OOPARTS」解散後は、タレント・構成作家としてHTB「水曜どうでしょう」などの数々の番組の企画・出演に携わる。2001年より映画監督としても活動を開始。

「2020年 『水曜日のおじさんたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴井貴之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×