阪急電車

  • 幻冬舎 (2008年1月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344014503

感想・レビュー・書評

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  • タイトルは聞いたことのある作品でしたがやっと読みました!
    宝塚駅から西宮北口駅まで様々な視点で物語が進み、後半は折り返しで宝塚駅まで戻ってくるという構成でした。前半部分は「パピルス」という文芸誌で掲載していてその後後半部分を書き下ろして単行本にされたそうです。
    1駅ずつ様々な人の物語が描かれるのですが、それぞれの物語が何かしらの駅の物語と繋がっていて、「あ!この人あの時出てきた人だ!」と読んでいて楽しかったです。人間同士の繋がりがとてもあたたかく感じました。

    1駅ずつ分かれているので短編集を読んでいるようで読みやすいです!

  • 阪急電車に乗ると、ピカピカの床と毛足の長いシート、何十年も変わらないマルーン色の車体にお出かけ気分がさらに盛り上がります。

    宝塚から西宮北口までの阪急今津線を舞台にした短編連作集。どれも心温まるお話のなか、一番好きなのは『甲東園駅』。漢字がよめないけれど優しい社会人の彼氏と受験を控える高校生のお話で、自分らしさと人のありのままを好きでいる二人にほっこりしました。

    電車に乗る人の一人一人には人生があって、小さい子を連れて楽しそうだなぁ、とか、おばあちゃん病院に行くのかなぁ、とか、電車の中って無意識に人の幸せや健康を祈る空間なんだなぁ、と思います。

    宝塚から西宮北口の各駅で出てきた登場人物がその後どうなったのかは、約半年後の折り返しの西宮北口から宝塚でわかる仕組みになっています。
    さらにその後が知りたい!
    この本の登場人物たちがもっと幸せになってくれたらなぁ、と願わずにはいられません。

  • 心がほっとあったまる!
    有川浩さんのお話はステキな人が沢山出てきて、すごく元気が貰えます。
    電車で恋が始まるなんていいな。憧れちゃう。
    電車乗りながら読んだらさらに幸せ。
    私も自分の人生をしっかり生きます。

  • 大好きな有川浩さんの大好きな作品を、もう一度読み直しました。

    返り血を浴びながらも、討ち入りをやり切る翔子さんのお話は痛快すぎ。
    バカだけど誰よりも大切にしてくれる年上彼氏と悦子の話は甘々。
    品のないご婦人集団に売られた喧嘩を買う時江にも、加勢してしまうユキと征志にもスカッとさせてもらった。

    どの話も好きすぎて選べません。
    やっぱり最高でした。
    ああ、私も大切にしてくれる人を大切にする恋がしたいものです…。


    We don’t know what the passengers have their own stories.
    The train which carries many stories of passengers is running on limited rail.

  • このストーリー展開、好きです!
    たまたま居合わせたその場所が偶然とも必然とも言える。
    もっと若いうちに読みたかったなーと思わせてくれる、キュンキュン系の小説ですね。

    • yhyby940さん
      初めまして。「いいね」ありがとうございます。阪急電車は20年間お世話になりました。美しい沿線の景色、懐かしく思います。いろんな登場人物たちが...
      初めまして。「いいね」ありがとうございます。阪急電車は20年間お世話になりました。美しい沿線の景色、懐かしく思います。いろんな登場人物たちが、微妙に絡み合って素敵なストーリーが展開する。とても良い作品ですよねえ。映画も好きです。
      2022/04/29
  • 2021/06/17読了
    #有川浩作品

    阪急電車の往復で繰り広げられる
    たくさんの物語。
    登場人物たちが微妙に交錯しながら
    小気味良く表現され気持ちいい。
    癒しに満ちた作品。

  • 私にとって初、有川浩作品。

     電車内で、人間観察、私もよくやります。妄想もします(笑)
    たくさん他人がいるところほど、孤独を感じます。でも、たまに、優しい人に出会ったり、さりげない会話でほんわかすることもあります。イヤな思いをすることもあるけど…。
     今は電車にめったに乗らない私が、そんなこんなを思い出す作品でした。
     

  • 初めての有川作品。
    一つ一つのお話は短くて、あっという間に読み終わる事ができた。それぞれの物語はまさに列車のごとく、連結していく。改めて、電車ほどたくさんの人生がすれ違う場所もないと気づかされた一冊。一つずつの話しも面白かったが、電車の往復になぞって構成された作り方は趣向が凝らされている。折り返し点から前半の登場人物のその後が読める。
    個人的には、ごんちゃんの物語が好きだな。

  • 電車に乗ってるといろんな人がいて、その人たちの会話に耳を傾けることもあるかと思います。

    電車がきっかけの出会いがあり、行きずりの人からのアドバイスが、人生の後押しになることもあるかもしれません。

    阪急宝塚線の各駅でとまる短編小説ですが、登場人物たちは顔見知りでないにしろ、バトンをつないでいくような小説の運び方はさすがだと思いました。

    大阪人特有のオチのある会話も面白かったです。
    電車の中での出会い、ドラマもいい味が出ていて心が温かくなりました。

  • 初有川作品。
    かなり出遅れた感は否めないけれど、初めて有川さんの本を読んでみた。図書館戦争あたりから、売れてるな~とは思っていたけどなかなか手に取る機会もなく。
    考えてみたら図書館に行ってもいつもどの本も貸し出し中だったんだ。それほど人気作家なんだな、なるほど。

    生まれてこのかたほとんど関東在住。
    関西の文化はケンミンショーなどを見聞きして知る位。
    でもこの本、絶対関東を舞台にしたらあり得ないでしょう。
    こんなおせっかい(良くも悪くも)な人たち、都内の電車にはいないし!
    他人とかかわらないように知らんぷりしてる人ばっかり。
    どの程度リアルなのか分からないけれど、こんな素敵なおせっかいが日本にはまだ残ってるのなら捨てたもんじゃない。

    余談ではあるが、学生の時にライブで一人で大阪球場までいったことがある。歳がばれる(^_^;)
    アーティストの都合でどんどん開始時間が遅れ、このままだと始まって数曲で会場を後にしないと最終の新幹線に間に合わない。
    困り果てた私をたまたま隣り合わせた女性が「うちに泊まっていけば?」
    と誘ってくれた。見ず知らずのずいぶん年下の私を泊めてくれるなんて!
    ありがたく彼女の好意に甘えてしまった。翌朝早くおにぎりまで持たせて見送ってくれた。
    やっぱり大阪の人はあったかい。
    世の中捨てたもんじゃないです。

    • vilureefさん
      まろんさん

      大阪って憧れます!おおらかな感じがたまらん(笑)
      それに関西弁ていいですよね~。
      方言ていいなって思います。
      ちゃんと方言で書...
      まろんさん

      大阪って憧れます!おおらかな感じがたまらん(笑)
      それに関西弁ていいですよね~。
      方言ていいなって思います。
      ちゃんと方言で書いてある作品を読むとうれしくなっちゃいます♪
      2013/01/27
    • HNGSKさん
      vilureefさん。なんて素敵な思い出をお持ちで・・・!!ライブで知り合った方にいきなり泊めてもらうなんて、なんてソウルフル!!
      そうい...
      vilureefさん。なんて素敵な思い出をお持ちで・・・!!ライブで知り合った方にいきなり泊めてもらうなんて、なんてソウルフル!!
      そういった予期しない出会いを大切にしたいですね。
      私も「泊まっていきや」って、言える余裕を持つようにしなきゃです。
      2013/03/22
    • HNGSKさん
      vilureefさん、私は関西在住です。
      でも、いまだアメは常備していません(笑) 
      でも、関西では、自転車がこけたら、「あーあー、大丈...
      vilureefさん、私は関西在住です。
      でも、いまだアメは常備していません(笑) 
      でも、関西では、自転車がこけたら、「あーあー、大丈夫なん?」って、起こしてくれます(笑)私はそんなおばちゃんになりたいです。
      2013/03/25
  • 電車がひと駅進むごとに、小さな出逢いが幸せの種を蒔いていく素敵なおはなしです。

    有川さんらしい小気味よい会話も、
    「折り返し」をはさんで往路と復路の間に時間の経過があるという構成も、
    章が進むごとに路線図を電車がかわいらしく進んでいく扉絵も、
    とにかくぜんぶすばらしい!

    いつか阪急電車に乗って小林駅に降り立つ日のために、
    ハードカバーの他に、バックに忍ばせる文庫本も買ってしまいました。

    映画では、おしゃべりおばさん軍団に鉄槌を下すシーンで
    征志の「券売機でモラルは~」のセリフがなかったのが残念でした。
    あのセリフは、この作品での好きなセリフベスト3に入るほど
    お気に入りだったので。。。

    • まろんさん
      kaizenさん、コメントありがとうございます!

      一面的な見方だけではなく、逆を辿ってみたり。。。本当にそうですよね!
      折り返した同じ電車...
      kaizenさん、コメントありがとうございます!

      一面的な見方だけではなく、逆を辿ってみたり。。。本当にそうですよね!
      折り返した同じ電車の中で性急に答えを出すのではなく
      時間を置いて、登場人物に感情をクールダウンさせたり
      過去のあれこれを思い起こして整理させたり
      初々しいカップルの恋を静かに進展させたり、
      有川さんのキャラクターへの愛情とおおらかな視点が感じられて、感動しました♪
      2012/09/03
    • bluebird-ryuryuさん
      『阪急電車』は、まろんさんの一番のお気に入りの小説なのですね。

      私は今日、『阪急電車』を読み終えました。

      本屋で偶然手に取った、『阪急電...
      『阪急電車』は、まろんさんの一番のお気に入りの小説なのですね。

      私は今日、『阪急電車』を読み終えました。

      本屋で偶然手に取った、『阪急電車』の文庫本の背表紙のあらすじに惹かれて、読み始めたのです!(映画化されていたとは知らずに。)

      そういえば、昨日は、中高時代に通学で使っていた私鉄に、およそ7年ぶりに乗ったのですが、
      なんだか、すごくなつかしい気持ちに浸って、『阪急電車』のようなドラマが自分の身に起こらないか期待しちゃいました!笑
      2012/10/04
    • まろんさん
      bluebird-ryuryuさん☆

      そうなのです!この本は私のいちばんのお気に入りなのです♪

      そして、その本を背表紙のあらすじに惹かれ...
      bluebird-ryuryuさん☆

      そうなのです!この本は私のいちばんのお気に入りなのです♪

      そして、その本を背表紙のあらすじに惹かれて
      bluebird-ryuryuさんが手に取り、読んでくださったことが、とてもとてもうれしいです。

      そうそう、昔いつも乗っていた電車に乗ると、
      昔大好きだった音楽でふと記憶が甦るみたいに
      懐かしさがこみ上げますよね。
      私は高校まで函館に住んでいたので、
      1両だけのかわいい路面電車に乗るのが大好きでした。

      『阪急電車』についての感想は、bluebird-ryuryuさんの素敵なレビューのほうに(*'-')フフ♪
      2012/10/05
  • 非常に読みやすい本で2日で読んでしまいました。

    駅から駅へ 短編小説がつながっていきます。
    しかも 行きと 6ヶ月後の帰りの電車で話がつながっていきます。
    青春です。。
    それぞれの短編の「生き方」が描かれていて とても面白いのですが、話の構成がとても面白い。


    是非一度は読んでみていい本だと思いました

  • 阪急電車の中での出来事。
    乗ってる乗客1人1人にいろんな日常があって、いろんなストーリーがある。
    宝塚駅から西宮北口駅、その8駅という短いようなそうでもないような、その中にたまたま出会った人たち。

    凄く良かった。こういうのって他にもあるのかな。
    ありそうでないような・・・

  • 読んでほのぼのする作品でした。
    登場人物のキャラクターがよく、ユーモアもあって楽しく拝読しました。人生で電車に乗る機会はあまり無かったが、電車には様々な人たちが、想い想いに乗車しているので改めて乗って観察したら楽しいだろうなぁと。そう思わせてくれる作品でした。

  • 有川浩さん初読
    子どもたちが読んでたのは知ってたので若い人向けのお話しを書かれるひとなのかなって思ってましたが全然そんなことはなかった
    そしてこれはもう企画の勝利でもあるよね
    阪急電車の往復を軸に交差するいくつもの出合いの絡まりが気持ちいい!
    面白かった!

  • taknalであまりにもお薦めされるので、試しに読んでみることにした。感想は…なんともいえない。
    元々有川浩さんの文章があまり得意ではない。
    ラノベ調の文章がそもそも得意ではないからなのか。じゃあ読むな!と言われるところなんだろうけど、やはり人気は高い作家さんで、とにかくよく人にお薦めされる。
    そうすると、「今回は面白く読めるかも!」と期待してまた読んでしまうんだよな。(東野圭吾とかもこの部類に入る)

    でもともかく読みやすいことは間違いない。
    スラスラと読み終わってしまった。
    通っていた学校の関係で、小学校から高校まで電車通学だったので、つい何年かぐらい前まではほぼ毎日電車に乗っていた。
    読んでいると当時の乗っていた雰囲気をなんとなく思い出す。
    さすがにこの本の中にあるような運命的な出会いなんてなかったけど、不思議と大切な時間だったように思えてくる。読むと電車に乗りたくなる本。
    それこそ通勤・通学に読むのがおすすめ。

  •  阪急電車今津線を利用する人々の、縁が織り成す物語。


     図書館で互いに顔を見知り、電車に乗り合わせた男女。寝取られた男の結婚式に、純白のドレスを着て出席した女。暴力オトコを彼氏に持つ女子大生。忠告する老婦人。大学デビューを目論む男女。グループの非常識を正せず追従している主婦。等々、大なり小なり彼らの行動が絡み合い、話が展開されていく。


     こんなに電車の中で、恋って芽生えるかなあっていうツッコミは置いといて、電車内での何気ない会話や行動、目線が捉えるものって、案外他人に注目されているのかもしれないなあ。
     乗り合わせた他人同士が、期せずして互いに影響を及ぼしあう。

     電車って、不思議な空間だなあ、と再認識した。

     阪急、大学生時代には利用していました。今津線ではなかったけれど。
     とはいうものの、私は、電車で通学や通勤をしたことがない。あまり、電車も利用しない。
     けれど、自分の最寄り駅にたどりつく前の、別の駅でふらりと下車してみたり、気になった人にちらりと話しかけたりしてみたいなと思った。


     逃していた出会いを、捕まえられるかもしれないなあ。

    • vilureefさん
      ayakoo80000さん、こんばんは!
      コメントありがとうございました。

      ayakoo80000さんは関西の方なのですか?
      いいな~、こ...
      ayakoo80000さん、こんばんは!
      コメントありがとうございました。

      ayakoo80000さんは関西の方なのですか?
      いいな~、これから素敵な大阪のおばちゃん(?)になれる要素があるんですね(笑)

      あめちゃんもって見ず知らずの人に勧めるってやってみたいな~なんてひそかに憧れます。
      そういうの、関東にはないからな・・・。
      2013/03/23
    • HNGSKさん
      vilureefさん>>はい、私は関西在住です。
      でも、いまだアメは常備していません(笑) 
      でも、関西では、自転車がこけたら、「あーあー、...
      vilureefさん>>はい、私は関西在住です。
      でも、いまだアメは常備していません(笑) 
      でも、関西では、自転車がこけたら、「あーあー、大丈夫なん?」って、起こしてくれます(笑)私はそんなおばちゃんになりたいです。
      2013/03/25
  • ──電車の中でのさりげない一言があなたの人生を変える。

    わずか十数分間の出会いは偶然か必然か。毎日淡々と続く電車内での日常。
    ふとしたことがきっかけで、今まで何の関わりもなかった乗客同士が会話を交わすことに。
    互いに相手のことを詳しく知っているわけではない。でも──。
    その何気ない言葉が、勇気をあたえ、新しい一歩を踏み出させてくれる。
    電車の中でのささやかな出会いによって織り成される世界、紡がれる言葉が生み出すハートウォーミングストーリー。
    是非、多くの方々に読んでもらいたいお薦めの作品。
    (もう、すでに多くの方が読まれているのでしょうが。未読の方は是非!!)

    有川浩作品二作目。私は遅すぎるほどでしたが、やはり間違いなかった。
    喜び、恥じらい、切なさ、悲しさ、悔しさ、そんなものがたくさん詰まった人々のエピソード。
    そのエピソードは、心通う大切な友人から届いた贈り物のように、ふと幸せな気持ちにしてくれる。

    阪急電車今津線。
    同じ電車に乗り合わせた人たちの様々な思いが、一駅ごとに交差し、絡まりあう。
    その展開が見事で、実にさらりと爽やかに話が続いていく。
    図書館で時々見かける、自分と同じ嗜好の本を読むかわいい女性。
    その女性と偶然同じ電車に乗り合わせ、しかも彼女が隣の席に座る。
    川に架かった鉄橋を渡るとき、突然彼女が後ろを振り向き、窓の外を見る。
    そこには“生”という字が石を積んで造形されていた。
    それをきっかけに、思いがけず彼女に話しかけられ、会話が弾む。
    ──そして彼女が降りる駅にさしかかったときの一言。
    「次会ったとき、一緒に呑みましょうよ」
    “え、次なんて言われても“ ”いったい何処で“ と戸惑う男性に彼女が続けて放った驚きの言葉。
    「中央図書館。よく来てるでしょう。だから、次に会ったとき」
    ──男は自分だけが彼女を意識していたのかと思っていたらそうではなかったのだ。
    もう、この台詞一発で「胸ぐらを摑まれた」じゃなかった、「首根っこを摑まれた」でもなかった、ハートを摑まれました。
    高橋源一郎風に評するなら「完璧!!」
    その他の次から次へと駅ごとに出てくるエピソードも、笑いあり、涙ありで読者の心を放さない。
    それでも、「そして、折り返し。」までの行きの電車だけで物語が完結していたら、ここまで心響くものにはならなかっただろう。
    「ああ、ほんわりした気持ちのよい小説だなあ」と感慨にふける程度の読後感だったと思う。
    この小説の懐の深さは、「そして、折り返し」から続く、その後の話の展開に尽きる。
    その後の彼、彼女、或いは様々な登場人物たちは、時が経ち、季節を越えてどうなったのか。
    その展開が、時を経た帰りの電車の中で深く描かれているところにこの小説の醍醐味がある。
    勇気を持って踏み出した一歩が、けして無駄ではなく、明るい未来に向かって駆け出すきっかけの一歩になったという内情が語られる。
    人生はこんな簡単にうまくいかないだろうけれど、それでも、後日談とも言うべき、その後のみんなの話は未来に希望を抱かせてくれる。

    各々のキャラクターの百人百様のそれぞれ異なった個性もなんと魅力的なことだろう。
    殊にベタ甘なおばあさんかとおもいきや、孫にしっかりと躾や規律を教える時江さんのキャラが粋だ。
    というよりも、全編の主人公のキャラがみんな最高なのだ。
    久々に心震える物語に出会った。
    文庫化されているので、是非購入し、手元に置いておきたい一冊だ。
    映画化もされているようだが、映画を観ても間違いなく感動してしまうだろうという確信がある。
    もう今からでもレンタル屋さんにDVDを借りに行きたい気分。
    うーん、ホントに借りに行きたい。雨さえ降ってなければなあ……。
    それほど素晴らしい作品でした。
    こんな話を創り出せる有川浩さんに脱帽。

    (追記)結局我慢できずに、レンタル屋さんに在庫を確認し、この雨にもかかわらず、今DVDを借りに行って帰ってきたところです(笑)
    旧作じゃなく準新作だったので100円ではなかったけど、これから観るのが楽しみ。

    • jardin de luneさん
      私、この本を読む前から(映画も見ておらず内容も知らないのに)絶対おもしろいとおもっていました。
      たまたま読む前に妹に先に貸したのですが、「絶...
      私、この本を読む前から(映画も見ておらず内容も知らないのに)絶対おもしろいとおもっていました。
      たまたま読む前に妹に先に貸したのですが、「絶対おもしろいよ、読んでないけど」って言ったら笑われました(笑)
      でも予想通り。大好きな本です。
      2012/06/17
    • まろんさん
      「コメント大歓迎」とのコメントをいただいて、浮かれてまた登場してしまいました!

      まっさらの「夜の国のクーパー」に、「シアター!」
      まで届く...
      「コメント大歓迎」とのコメントをいただいて、浮かれてまた登場してしまいました!

      まっさらの「夜の国のクーパー」に、「シアター!」
      まで届くとは!
      koshoujiさんのふだんの行いの良さを如実に表してますね(*'-')

      koshoujiさんが「阪急電車」に、胸ぐらじゃなくて、首根っこじゃなくて、
      ハートを掴まれてくださって、ほんとによかったです(笑)
      これから読まれるであろう、有川さん作品のレビューが読めると思うと、ワクワクドキドキです♪

      「夜の国のクーパー」と「シアター!」のレビューも、手ぐすねひいてお待ちしています(笑)
      2012/06/17
    • 店主さん
      花丸をいただきありがとうございます。
      私も遅ればせながら…ですが、良い作品との出会いに満足しました。
      そして、原作とのギャップが少し怖いです...
      花丸をいただきありがとうございます。
      私も遅ればせながら…ですが、良い作品との出会いに満足しました。
      そして、原作とのギャップが少し怖いですが、DVDも観てみたいです。
      2012/12/23
  • 電車ほど人とすれ違う場所ってそういえばないなー、と改めて思う。
    一駅たった2、3分の間だけのドラマ。次の駅に到着すれば、配役はガラッと入れ替わって、また新しいドラマが始まる……そう思うと寝たふりしながらこっそり人間観察したくなる。

    とても懐かしくなるようなホッコリしたドラマでした。

  • 鉄道に乗らなきゃ交わることのなかった見知らぬ人たちと、少しの間時間を共有することができるのは僕は結構好きで、この本のように交流が生まれて、互いの人生に影響を与えるのはとても魅力的だなと思った。

    最近はみんなスマホばっか見てるけど、車窓を眺めたり、支障が出ない程度の人間観察は悪くないじゃんって思った。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

有川浩の作品

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