結婚しなくていいですか。: すーちゃんの明日

著者 : 益田ミリ

• 幻冬舎 (2008年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ときどき不安になる。このまま歳とっていくと、どうなるんだろうって-。夫なし男なし35歳。嫌いなことば「自分探し」。貯金、200万円。大逆転はなくても「あした」がある! 異色4コマ漫画。

感想・レビュー・書評

[凪紗さんの感想 · 2021年11月28日]

シリーズ第二弾。
この結婚はきっとダメだろうなと薄々感づいていました。
でも何が原因で？

うーむ。いろいろ考えたけど、このセリフは思いつかなかったなあ。
私もこんなふうに言われたら、だぶんダメだと思いました。
こんな診断書とかって、初めて聞きましたが
よくある話なのでしょうか？

第三弾は既読の『どうしても嫌いな人―すーちゃんの決心』なので、次に第四弾いきます。

[sonica00さんの感想 · 2021年4月4日]

老後も不安だけど、今も大事。
今の自分を大事にしていきたいなと思えた。

[haru2012さんの感想 · 2017年11月25日]

シリーズ2。結婚して赤ちゃんができる友だち、おばあちゃんを介護している友だち、カフェでの新メニューを考えたり、老後を考えたり。

まわりの人たちの状況も結構あるある、今のふつうの人たちって感じです。

[ohmameさんの感想 · 2013年4月8日]

この手の内容に共感点が多数あるのは通常くやしくなる、はずなのだが、不思議とあまりくやしくならなかった。たんたんとしてる作品。そしてわたしはあまり老後のことは考えていないことに気がついた。早死に希望。映画にもなった作品ですね。

[MOTOさんの感想 · 2012年10月3日]

ミリさんは等身大の女性を描くのが上手すぎる。

仕事のこと・・・
結婚のこと・・・
これからの家族のこと・・・

自分の老後のこと・・・

いろいろな不安がぐるぐる渦を巻いては、
見て見ぬフリをし続ける私。
（だって、結局答えは出ないから。）

でも、
でも、
いなくなった猫が、見つかった場所。

そこがあまりにも温かくて、温かい場所すぎて、
私は涙が止まらなかった。

年をとったら、何が変わる？何を失う？
想像すると、恐ろしくてたまらなかった気持ちがじわっと溶けて、どこかへ消えてしまうかの様だった。

[ゆつさんの感想 · 2021年4月17日]

最初のページの
「ときどき不安になる
このまま歳をとっていくと
どうなるんだろうって
結婚もせず子供も持たず
おばあさんになったら」という言葉が
自分と重なって借りてみました。　

わたしの祖母は幸い元気ですが
祖母や両親の介護が必要になったら
「この人たちもいろんな日々を歩んできた大人なんだ」という意識をもっていたいと思います。

でも、職場の現状や仕事に対する考えが違いすぎてあまり共感はできませんでした。こんなにも、ただ漠然とふんわり生きていたらそりゃいろいろ心配になるだろうなと思います。

[cさんの感想 · 2020年2月12日]

時々刺さるけど、色んな立場があるよね〜と思わせてくれる。
自ら縛られにいくのではなく、より生きやすい方へいきましょう。
ミリさんの本はどれも、刊行年より生きやすい時代へ急速に変わってるんだと気付かされる。

[otemoterashiさんの感想 · 2013年8月23日]

ただただ共感の一言。益田ミリ、心の師匠と呼びたい

[dkさんの感想 · 2012年11月4日]

｢女は血を流しながら働いている｣（ドヤッ）とかがちょっといやだなあと思った。別に生理はそんなたいそうなものじゃございませんよ…。
益田ミリってお一人様であることを気にしていない風を装ってすごくナイーブに気にしているっぽいのがなんとも言えずすごい重くてめんどくさい。別の著書で自身も４０代なのに６０代くらいの人を指して｢おばさんは○○だ｣みたいに言っていたのとかなんか引っかかる。
自分の感受性を守るのは大事なことだけど、感受性が変えることを頑なにこばむ人は縁遠くなってしまうっぽいなーと思った。

[ueeenoさんの感想 · 2012年1月14日]

友達がコレを読んで泣いた！と言ってたので古本買ってしまったのだが、自分は馴染めなかった。登場人物が皆コミュニケーション不足で、上っ面の人付き合いをして内心バカにしたり卑屈になったり…非常に気分が悪くなった。

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか？』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。