魂は千の風になりますか?

  • 幻冬舎 (2008年2月25日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344014619

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃からお盆とは縁のない生活だった。結婚してからはクリスチャンとして生きてきた。それで歳神様に疑問をもち、正月も門松は立てず、鏡餅も供えなかった。

    魂ということを考えていてこの本を手に取った。
    ようやく日本人の習俗が理解でき、自分の生活との違いがわかった。

    祖父は私が5歳の時になくなったが、祖母は祖父の鎮魂儀礼をしなかったのだ。それから33年以上が過ぎた。祖母は99でなくなり、父も逝き、私は祖父の遺影を引き取った。鎮魂しなかったけれど、おじいちゃんはカミになったのかな。

  • 読みやすかった。

  • 霊魂は見える人には見えるし、見えない人には見えない。
    日本人の霊魂観は大陸の影響を強く受けている。
    苦しいときは苦しみの只中を楽しむ。逆らってもムダだから。
    がんばれ、は英語で言うとdo your best, でも英語圏の人にそんなことを言ったら怒られる。お前に言われなくても、do my best だよ、って。

  • 私のお墓も作らないで下さい。
    骨が残らないくらい焼ききって下さい。

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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