- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344015197
感想・レビュー・書評
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子供の頃、TVで見た赤いシリーズの様だ。最後は、こぼれ広がっている水をヒロインが一気に吸い取ってしまう終り方。深く詮索は無しに、色だけ確める感じで読むのも良しか!?余韻は殆んど薄い。…各章毎のサブタイトル名は、どうも受け入れ難い。
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神宮寺飛鳥は、超名門女子高に通う大病院の1人娘。誰からも愛される天使のような少女だ。しかし辛い過去やいじめ、親の敷いたレールの上を歩くだけの人生に絶望していた。そんな時に出逢ったストリートミュージシャン・宇宙の歌だけが彼女の救いとなるのだが―――。
話自体はよくある物語に思えた。良家の少女がいじめに遭う、身分の違う青年に恋するのに、政略結婚させられそうになる…など。とにかくラストが納得いかない。「えっ!?」という感じで、あっけにとられてしまった。あのラストにしたことによってより安っぽい感じになってしまった気がする。 -
映画にすると売れそうだなぁという小説。
キャラもわかりやすいし、話の展開もこぎみよい。
天使っぽい主人公が、もっと俗のどうしようもなさ、人間の深い部分に入っていったり、父母の葛藤を理解できるようになる家庭があったりするともっと文学的になるのだろ。
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