千本雨傘―公事宿事件書留帳

著者 :
  • 幻冬舎
3.10
  • (0)
  • (1)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344015418

作品紹介・あらすじ

東町奉行所に吟味役同心組頭として出仕する義弟の銕蔵と示し合わせ、川魚料理屋「なかう」で久しぶりに楽しい酒を酌み交わした田村菊太郎。ところが、その帰途、銕蔵が暴客に襲われ、出刃包丁で脇腹を刺されてしまう。菊太郎がその場で取り押さえた下手人は、憎々しげな形相を見せ、自身の行いに悪びれる様子もない女。なんと、先刻まで居合わせた「なかう」の仲居だった…。事件の真相があぶり出す"人間の価値"。読後に静かな感動が心に広がる傑作人情譚。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 安心できます 公事宿鯉屋シリーズ
    小気味良く正義漢な田村菊太郎
    時には姦計で悪を懲らしめるし、時
    には自らを犠牲にして小娘の過ちを
    罪としないように計らう
    結構政治力もあるし、風来坊だし

    理想的な生き方かもしれん

    御宿かわせみシリーズにも似た雰囲気です
    (平岩弓枝さんの作品です)

  • 新たな丁稚小僧の出現しそうな展開に。かといってそうそうメンバーが増減しないのが、このお話。最近は禁吏武士のナントカの綱も出て来ないし。団子屋の用心棒の爺が増えた位だし。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。

「2017年 『似非遍路 高瀬川女船歌九』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤田ふじ子の作品

千本雨傘―公事宿事件書留帳を本棚に登録しているひと

ツイートする