走れ!ビスコ

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 104
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016118

作品紹介・あらすじ

菓子業界第8位の中堅会社に入社したてのワタシ、江口リツコは周囲からビスコと呼ばれている。理由は簡単。ビスコのパッケージに描かれているイラストそっくりの顔をしているから。会社では広報部に配属されたけど、新入社員研修が終わって間もない戦力外。それどころか、この世で一番恐い先輩・尾藤景子さんに毎日泣かされている。哀しいのと悔しいのと辛いのが一杯混ざった涙だ。でもある日、自分の大きい勘違いに気づいてしまった。-ここは会社、仕事をする場所。何も出来なくて人の助けを借り、少しキツク言われると泣き、逃げようとしていちゃダメなんだ。ワタシは何をしに会社に来ていたんだ…。その時からワタシは、少しずつだけれど、走り始めた。「日経ビジネスアソシエ」誌連載時から働く女性の熱い支持を集めた痛快感動作。

感想・レビュー・書評

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  • 会社員って大変だなあ。というかこの会社が濃すぎるのか。
    色んな意味でキツい人が多くて、だんだん胸やけしてきて、どばーっと読み飛ばしちゃいまいした(ノ▽`)

    ビトーさんは小池栄子。それだけはガチ。

  • 主人公の同期の女子に真剣腹が立った(笑)

  • 久々にヒット(自分内)作。まっ白なビスコとビスコを取り巻く多色な人々、異彩を放つ真っ黒なユリちゃん。キャラがしっかりしてて、読んでて楽しかった。

  • 面白いと思えるまで、少し時間がかかった。
    後半は楽しめたけれど…

  • 不快で読めず。
    最後だけ見たけど、子供に優しければひどいいじめしていいわけ⁇
    話はどうでもいいけど、愛があれば暴言も許されるみたいな雰囲気かと、全く読む気起こらず。
    ただのブラックをいい会社みたいに書くなよ…

  • どぎつい関西弁で、ちょっとびっくりしたけれど、
    面白かった。

    主人公はお菓子のメーカーで働く女子、
    ビスコの絵にそっくりだからビスコってあだ名。

    この会社が、社長をはじめとして
    もう、クセのある人ばっかり。
    で、面白い。


    ああいう女子は絶対いてるし、ああいう上司も絶対いてる。
    結構、つらい目にあってるのに
    辞めないビスコは偉い。
    ほんとに偉い、私やったら絶対、速効辞めてるわ。


    一人一人のキャラを濃ーくえがいていたので
    ぜひ、実写で!

    やってほしいわぁ。

  • これは面白かった!

    ハラハラどきどきするし

    ハッピーエンドだし

    登場人物のキャラがこすぎるー

    がんばって仕事しよ

  • 日経ビジネスアソシエで連載されていた物語

    がむしゃらに走り続ける新入社員の姿って

    忘れそうになる気持ちを思い出させてくれます

    あと、フィクションだけど登場人物が皆個性的でおもしろい

    そしてなんだかリアル

  • ヘッポコ社員だったビスコが仕事に目覚め、しゃかりきに頑張るストーリーは爽快!でも同期のユリがあまりにもイタ過ぎて、読んでいてそこにげんなりする。困った大人たちの集合体ではあるけど、自分の力を認めてくれる頼れる先輩・上司に恵まれたビスコがちょっと羨ましい。

  • 菓子業界第8位の中堅会社に入社したてのワタシ、江口リツコは周囲からビスコと呼ばれている。理由は簡単。ビスコのパッケージに描かれているイラストそっくりの顔をしているから。会社では広報部に配属されたけど、新入社員研修が終わって間もない戦力外。それどころか、この世で一番恐い先輩・尾藤景子さんに毎日泣かされている。哀しいのと悔しいのと辛いのが一杯混ざった涙だ。でもある日、自分の大きい勘違いに気づいてしまった

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