日本文学者変態論: 日本史原論

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016460

感想・レビュー・書評

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  • 文学

  • 彼らの笑いを交えながら、文学者の意外な一面や生い立ちを綴っている本。

    文学者の誰もが、社会とズレていた。

    その社会に対する不満や、自分に対する不満を作品にして、苦しみながらなんとか生きていたんだなあ、と感じました。

  •  表題ほど大げさな事はない。ただ、奔放な男女関係と自殺や精神を病む事の多さが印象に残るのみ。考えてみれば、あとがきで太田が書いている通りで、そういう世間とのズレを埋めていく作業がが文学者としての条件で、彼らの「変態」たる所以であろうか?
     

  • 文学者には変態がいっぱい!というのはその通りですが、
    思った以上に真面目に文学者の略年譜とエピソードを
    爆笑問題の二人が追っていく、という感じでした。

    少し拍子抜けかな。

    コアで変態的な話、というより、本当に一般的な話なので
    文学者論、というよりは、爆笑問題のやり取りを楽しむ本。
    近代文学に興味を持つきっかけ、としてはいいと思います。

  • なんだかんだ笑ってしまった!
    確かに自殺者&夭折多すぎ(笑)
    あとがきでほろりとします。

  • 文学者を知るという意味では良い本です。

  • 爆笑問題が、24人の日本の文豪についてあれこれ語る…という内容。

    時々、このボケとツッコミのパターンがうるさいときもあったけど(でも時々笑っちゃったりして)、文豪さんたちの経歴は驚くようなものがいっぱいありました。

    私の中での変わってる度ナンバーワンは、やっぱり太宰治。
    臆病者のくせに、芥川賞に選ばれないと選考委員の家に石を投げたり…。
    谷崎潤一郎とか、島崎藤村とかは女性問題で変。

    こうやって作者の経歴を知ると、その人の作品が読みたくなってくる。

    なかなか楽しめました。

  • この本の良いところは、各作家の写真が1ページ分、ドドンと載っているところ。夏目や太宰や三島は知っていたけど、島崎藤村、国木田独歩などへぇ〜そうだっけ〜とうろ覚えの顔もたくさんあったので。太田のボケが邪魔なんだけど、意外にそれによって印象に残ることもあり…侮れないような気にさせられるのが悔しい(笑)しかし。もし私が編集部にいたらボツ原稿にするな。それで太田があとがきをもってきたところで、「やや?!」と思い、ごみ箱から原稿を拾い上げて、もう一度読み返してみるって感じでしょうか(笑)〜〜〜 内容は?と聞いてくださったので追加してみます 〜〜〜内容、、内容ですね? ええと、25人の文豪の、文豪たるゆえんであるところの“才能”の部分ではなく、普通あるいは“狂気”に通ずる面を、チビの方が紹介し、太田がそれについていちいちボケるって感じ。「優れた人」というのは、「優れた面」だけが、語られることが多いが、普通の生活や、ドロドロした欲望といった側面もあるわけですね。ううん、上手い紹介になってないなあ^_^;例えば、私は太宰が自殺したということは知っている。でもなぜなのかは知らない。だから「きっと太宰が好きな人だったら、なぜ太宰が自殺の道へ進んで行ったのか…、その背景も知っているだろうし、その自殺にはどんな意味があるか知っていて、太宰の才能の強さを深く理解しているんじゃないか?」と想像するわけです。が、この本の中では、そんな太宰の行動はやっぱり狂気の沙汰だよねって“手短に”紹介されているのだ。しかし、これだけの文豪のほとんどが“狂気の沙汰”な面をもっているということは、やはり優れた才能とは、合わせ鏡のように“狂気”という才能も持っていてこそ成り立つのかもしれない。はぁーこれで内容の説明になっているだろうか?

  • 太田さんのツッコミがあまりにも下らなかった。

  • 爆笑問題は大好きですが、この本はがっかりでした。

    単なる日本の文学者の紹介で終わっている。

    太田さんのするどさがない。

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