- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016484
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
本田式サバイバル・キャリア術
2009/3/18 著:本田 直之
いまや「安定」という言葉は、消え去った。
過去の成功体験も常識も、すべて通用しない。個としてのスキルを磨いていく以外に生き残る道がない今の時代を、著者は「個人サバイバルの時代」と呼んでいる。
厳しい時代であることは間違いない。しかし、誰もがそれまで持っていたものを失うとは、誰もが同じスタートラインに立つことを意味している。100年に一度ともいわれる未曾有の大不況に、ビジネスパーソンとして現役の時代に出会ったということは、100年に一度のチャンスを手にしたことでもある。
本書の構成は以下の5章から成る。
①個人サバイバルの時代へ
②決めてはサバイバリティ
③会社で働き、キャリアを磨く
④一生通用するキャリアを築く
⑤サバイバル・トレーニング
10年程前に手に取った本書。その時の自分がしなければいけなかったことはコーポレートキャリアを中心にインプットすることからパーソナルキャリアの種を蒔くことことであった。そして今からすべきことは、パーソナルキャリアでリターンを得ること。
それが出来ていたのか、出来るのかを確認するために再度本書を手にとった。書いてあることは全く持って色あせず今の方がしっくりするところが著者の先を見る目の素晴らしさを証明している。
他人事ではなく、自分に降りかかる危機であったり楽しみであったりを当事者意識を持って向き合える貴重な一冊。
数年後再度手に取るときには大きなリターンを得ていることを想像すると共に不足する行動を並列して走らせながら遅れを取り戻し修正しながら前に進んでいきたい。 -
繧ュ繝」繝ェ繧「繧ウ繝ウ繧オ繝ォ繧ソ繝ウ繝医r縺励※縺?k蜿倶ココ縺ィ鬟滉コ九r縺励◆髫帙↓繧ュ繝」繝ェ繧「縺ィ縺?≧險?闡峨↓蜿榊ソ懊@莨夂、セ蟶ー繧翫↓繝悶ャ繧ッ繧ェ繝輔〒雉シ蜈・縺?0蛻?〒隱ュ莠??ょ?縺上?譎る俣縺ョ辟。鬧?□縺」縺溘?ょ、ァ謚オ縺ゥ繧薙↑譛ャ繧定ェュ繧薙〒繧ゅ?√ラ繝?げ繧、繝、繝シ?郁ェュ縺ソ霑斐☆譎ゅ?縺溘a縺ォ譛ャ縺ョ遶ッ繧呈釜繧句・エ縺ュ?峨?10邂?園縺ッ縺ゅk繧ゅ?縺?縺後?√%縺ョ譛ャ縺ッ荳?邂?園繧ら┌縺励?
-
これからビジネスマンが持つべき考え方、
スキルを説明しています。
コーポレートスキル、パーソナルスキルという
定義のもと説明される内容はとても
説得力のあるものでした。 -
大不況時に発行されたビジネススキル集。今は売り手市場だけど、どこまで保つか分からない。年齢を言い訳にせず、個人能力(会社と上手に付き合いながら)を上げようと、背中を叩かれました。実際、勤め先が無くなったこと2回ほど経験してるからね。まず間違った転職から考えないと。
-
去年読んだものの再読ですが、去年よりも書かれてることが、自然に自分の中になじむ感じ。
基本「企業に勤めていても、独立してやっていても、パーソナルキャリア(会社に依存せずに個人として通用するキャリア)を築こう!」ということで、勝間さんの「コモディティになるな!」というのと同じメッセージです。
塾生にとっては特に新しい発想ではまったくないですが、いくつか響いた事メモ。
バーチャル上司をもつ:著名人でも尊敬する経営者でもスポーツ先週でもいいが、「この人だったら、どうするだろうか?」を考え、それを実際試し、社内ルールに代わるサバイバルルールとして蓄積していく。
出社してすぐに仕事を始めない:セルフコントロールができる人は、1日のスケジュールを見通し、「今日はこれをやろう」と決めてから仕事を始める
メンタルタフネスを鍛える:自分で会社を経営していると、「こんなひどいことはありえない」と思うことの連続。どんなトラブルが起きても「心を筋トレできる」と笑い飛ばす強靭さがなければ(起業は)うまくいかない。トラブル時にすぐ行動できるかどうかは、事前のリスク対応ができているかどうか。仕事上のトラブルほど、メンタルタフネスを鍛えるための最高のトレーニング
部屋が片付いているかどうか:これが仕事を先送りしていないか、のバロメーター
などなど。 -
最悪の場合の想定
-
図書館
-
結局は、自分で決めて、自分で責任を持つ。これが、今後の基本となる考え方になると思いました。会社に依存し、うまく行かなければ、会社のせい、人のせい、社会のせい、にしたところで、何にもならない。結局は自分。依存せず、自分自身で決めて、自分自身の付加価値を強めて行きたいと思いました。
-
まずは、土台を全てリセットする。個人サバイバルの時代にパーソナルキャリア形成のために、マルチ思考、マルチ人脈づくり。次の会社が決まるまで転職するな。まずは、勉強、インプットお金と時間を投資し、自己資産を蓄える。価値あるアウトプットをせよ。収入を一本化するのはリスク。60代は趣味を仕事とし、ライフワークを継続する。ポジションではなくポータルスキルを高める。
-
不景気、先が読めない、お金や時間に制約がある…「足りない」のは皆同じなので、その中でどう行動するか、しかない。会社で、社外にも通じるスキルを得る努力をする傍ら、個人のライフワークを育てていく体制で臨むべきか。
-
レバレッジ本田直之さんのキャリア論です。コーポレートキャリアとパーソナルキャリアの考え方。複業に向けたキャリア作り、身体の鍛え方まで幅広く展開。サバイバビリティの必要な時代で、マルチ思考で挑むことなど、本田直之さんらしいアプローチでした。
#レビュー #本田直之 #キャリア -
少し前の本だけど、仕事に対する姿勢など、とても参考になった。スキルとは何か?を再確認できた。
-
p135・・・
20代:コーポレートキャリアを中心にインプット。
⇒20代は基本的な力をつける時期。①お金を払ってでもやりたい仕事にチャレンジする事 ②いい先輩に張り付き、勉強させてもらうこと ③愚痴を言わないこと
30代:パーソナルキャリアの種をまく
⇒まだリターンを取ろうとするには早い。手早く換金するより、自分資産を豊かにするイメージが理想的
40代・・・パーソナルキャリアでリターンを得る
⇒30代でまいた種の刈取りの時期。色々試したものの中からリターンのとれるものに絞って、エネルギーを集中させていく。住居を二拠点にするなど、ライフスタイルを変えてみるのも良い。
50代・・・それぞれの価値観で働き方を選択する
60代・・・趣味を仕事にし、ライフワークを継続する
【起業に成功している人が必ずもっている3つの力】
①実態価値があるパーソナルスキル
②メンタルタフネス
③リスク対応能力
【禁句】
①~が悪い
②~だからできない
③忙しい -
ノマドライフ
多読
転職は次を決めてから -
年収やポジション=キャリアではない。自分が付加価値をつけて提供できるものをパーソナルキャリアとして積み上げていくこと。右肩下がりの時代、会社に縛られることのリスクがそれを意識しなければならない理由とする。
-
賃下げ、リストラ、年金問題と不安要素が多く、"安定"と言う言葉を中々見つけることが出来ない昨今。
そのような状況ながらも、未だよく聞く言葉として「一つの会社で勤め、昇進していくことが何よりのキャリアアップ」、「給料の低い会社から高い会社へ転職すべき」、「会社に捨てられない人材になり、安定した収入を」などがあげられます。
しかし数十年前とは違い、会社自体の安定性が無く倒産数・経営悪化が増加の一途をたどるこの時代に会社に依存している、このような考えは非常に危険と言えます。
今後は上記のような考えに沿った考えである、『会社の内部で通用するスキルをベースにした"コーポレートキャリア"を高めること』以上に、『会社を離れても通用するスキルをベースにした"パーソナルキャリア"を磨き、一つの視野に囚われない視野を持つ』ことが、このビジネス社会を生き抜いていくためには必要となります。
本書では「雇われ型」から「スキル提供型」の考えを持ち、シングルキャリアではないマルチキャリアを身に付ける重要性が書かれています。
そして「勝ち組」、「負け組」の発想ではない。如何にして「生き残る」か。
まさに"サバイバルなキャリア術"について教えてくれる1冊です。
会社に依存する考えではなく、自立しすべてを自己責任で決定ていく考えが必要な時代になってきました。
本当の意味での自分の"キャリア"を見つめ直したい。そう考えている方にオススメの1冊です。
【私的読書メモ】
・自分の責任で現在地を把握する
・ない物ねだりをせず、限られた状況で何ができるかを考える
・リスクを取らなければ現状維持すら不可能
・給料ではなく、どれだけ力を身につけれるかで仕事を決める
・「ルール厳守」に遭遇した時、「社内のルール」か、「どこでも通用するルール」
かを考える
・自分のブランドを作っていく際には情報などを出し惜しみはしない
・他人に判断を任せるより、自己責任で意思決定したほうが満足度は高くなる
・パーソナルキャリアの目的は「収入」ではなく、「付加価値の向上」
・最悪の事態を想定し、バックアップは1つではなく複数持つ
・「~が悪い」、「~だからできない」、「忙しい」は禁句
・物事の先送りは借金と同じ
・100%正しくなくても、スピーディーに自己責任のもと意思決定をするのが重要 -
タイトル通りキャリアプランニングについて考えるきっかけになる本です。書かれていることは特に目新しいことはないですが、心の種火にはなると思います。その種火を大きくするか、放置して消してしまうかは本人次第。読みやすい部類の本になるので、普段読書をしていない人も読書のきっかけになると思います。
-
自分で稼ぐ力を身につけるための行動指針、感情コントロールなどを紹介。やはり、当事者意識を持って、矢面にたつことで成長できる。全部やらなければならないはチャンス。ストレス耐性、処理能力をコツコツ養う。
-
会社に依存しない生き方
考えるだけではなく、行動力
自分個人に会社以外の付加価値が必要
二足のわらじ
目先の損得ではなく長期的に自分のキャリアを作る
リスクを取らなければ現状維持すら不可能
起業をゴールにしてはいけない。 -
著書の著作を読んできたものには真新しさに欠ける内容でした。ただ、著書の本を読んだことのない方には、これからの生き方・働き方の参考になると思います。
-
初年度の注意点
出社してすぐに仕事を始めない
1日のスケジュールを見渡す(Planning)
扱う業務の決定
会社の文句を言わない
Positiveな行動力が自分を救う
年収があがっても生活レベルを上げない
努力なくして成果なし
20代
お金を払ってでもやりたい仕事にチャレンジ
いい先輩に張り付き,勉強させてもらう
愚痴を言わない
~が悪い→自分が改善できることは何か
~だからできない→どうやったらできるか
忙しい→タイムマネジメント
思考癖をつける
意思決定のスピードをあげる -
発売から時間は経っていますが、まさに今の時代にあっている内容だと思った。個人が強くなるためのメソッドや思考が紹介されています。ビジネスマンのうち会社員がほとんどかと思いますが、コーポレートキャリアをいかにつくっていくか、いかに昇華させていくかを考えて実行できる環境は平等です。一番良くないのは思考停止…。
逆に、組織としてはこのような思考の人材を集められる魅力を作っていくと強くなると思いました。 -
【この本のターゲット】
会社勤めのサラリーマン
【この本から学んだこと】
この先、年収は右肩下がりの一途をたどる。
また不況や会社の寿命の短命化に伴い、正社員という生き方は必ずしも安定しているわけではない。
そのような時代だからこそ、一つの会社でしか通用しない「雇われ型」からどこでも通用できる「スキル提供型」人間への転換が必要となる。
そのためには「コーポレート・キャリア」と「パーソナル・キャリア」形成が不可欠となる。
特に重要なのは「パーソナル・キャリア」。これをは一朝一夕には身につかない。結局は日々の勉強と訓練の積み重ねが必要である。どんなサバイバル知識も普段から訓練し、実際に使ってみないと役に立たないのだ。 -
これまでの本田氏のビジネス本の延長線上にある内容。特に目新しい話はなく、これまで書いてきたことからスキル形成にかかわる部分を再整理した感じ。今一度、これまでの本も含めて本田思考のエッセンスを吸収したい。