私が結婚できるとは: イグアナの嫁2

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 164
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016767

感想・レビュー・書評

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  • 結婚はみんなそれぞれいろいろあるんやろなぁ。
    自分たちなりのささやかな幸せを大切にしていこう。

  • 「ツレうつ」作者のテンさんがいかにして結婚し、夫婦生活を築き上げているかという物語。男嫌いで結婚をしないと決めていたテンさん。出会ったことのないタイプ、ツレさんとの出会いで自分の考え方が変わって行きます。そして結婚。夫婦関係に悩む時に、ふと考えるのはペットのイグアナ夫婦イグとマグの関係。二匹を見ては自分たちを見直すテンさん。そのプロセスが等身大で読者の私にもスーッと入ってくるようでした。いつだって夫婦や人間関係は現在進行形。色々な新しい人や自分に出会いながらその時その時で乗り越えていこう、と肩肘張らないメッセージが伝わるようでした。辛いこともこうして振り返り、自分の一部にしていけたらいいな。

  • 映画になった”ツレがうつになりまして”の著者細川貂々の結婚に至るまでのお話。ダメダメ二人が一緒になって、いろいろあったけど悩みながらも一緒に生活している姿がかわいらしい。

  • 独りで何の不自由もなく生きていける人にとって、
    ほんと、結婚ってどんな意味があるんだろう??

    …と、思えなくも無い。
    著者も最初はそんな思いに捉われて
    (しかも、出会ったのは不信感を抱かせるような男性ばかり…)

    (結婚なんて、出来る気がしないし、したくもない)と、思っていたようだ。

    ところが、
    運命の出会いってやっぱりあるのかも。と思わせてくれる様な男性に出会った。
    とにかく
    何の無理もしなくても、一緒にいるだけで気持ちが楽になれる相方。
    そんな人間がこの世には、ひとりくらい(?)、いるモンらしい。


    それまで頑なだった著者の心は、
    考えも、思いつきもしなかった自由な発想の持ち主、ツレに癒され、
    ついには
    (結婚してもいいかな…)なんて気持ちに揺れ動いていく様が描かれている。

    二人で暮らしていく事。
    それがいい事か、悪い事かはわからない。

    実際、幸せに暮らしている人もそうじゃない人もいる事だし、
    それを、誰かの実体験を参考にして、未知なる結婚について、あれこれ思いを巡らす、なんて、実際、無駄な事だと思う。

    著者のエッセイにも、そういったメッセージ的なものは一切無く、
    ただ、
    ひたすらにツレと暮らしを共にしながら
    感じた事を徒然に綴っているだけではあるが、

    自分以外の誰かと接して、初めて生まれるこんな気持ち、あんな気持ちから、新たな自分を知る事を面白がっている著者が可愛らしかった。

  • さらっと読んで
    あっさり読み終わる

    正直 然程感慨も残らないけど
    読むことが
    負担でもなかった感じ

    どっしりした内容の本を
    読んだあとの休憩とか
    頭の疲れない本を
    読みたい時とかに
    読む感じかなあ

    ゆるゆるっ

  • イグアナ嫁『まぐ』が来たことをきっかけに、著者にとって結婚てなんだったのかをふりかえる。
    ツレさんと貂々さんの出逢いから結婚にいたるまで、結婚後の試行錯誤の生活について。
    章の終り一頁の「ツレの結婚かぞえ歌」もじんわりいい。
    「結婚、してみたいな」って思った、「したいしたいしたいぃぃ(>_<)」ではなく。
    将来結婚したら、文庫本買おうかなw

  • ツレはパパ一年生の方がずっと面白いけど、ツレとてんてんさんの人となりが面白く書いてある。

    暇潰しにはいい。

  • 結婚観…や、このネタもまたおもしろい。


    けらえいこの「セキララ生活」なんかもかつて楽しませてもらったのだが、結婚生活は各家庭多種多様でありながらもどこか類似点がある。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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