自殺プロデュース

著者 :
  • 幻冬舎
2.79
  • (22)
  • (32)
  • (93)
  • (67)
  • (30)
本棚登録 : 663
レビュー : 94
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016842

作品紹介・あらすじ

深夜のビルの屋上に、管弦楽の生演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる。ある女は死体の写真を撮りまくり、ある女は興奮してカッターで自分の身体を切りつける…。白川琴音の喜びは、美人指揮者・真理乃が率いる大学の極秘サークル「レーヴ・ポステュム(死後の夢)」のメンバーとして、自殺する者のために、美しい音楽を奏でること。が、ある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、真理乃が豹変。自殺者の最期に魅入られた六人組が、"完璧な死"を求めて狂気の暴走を始める。山田作品史上、もっとも妖しく、もっとも残酷なサスペンス・ホラー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 自殺を決意した男性。
    その直前に音楽を奏でる女性達。
    思いとどまる? と思いきや…ご臨終でした。

    じゃぁ主役は誰? と思ったら、演奏者の1人でした。
    自殺をする前の思い出、のようなものでしょうか。
    視点になっている女性の、自殺者に対する思いに
    共感する部分あり、できない部分あり。

    しかし、指揮者の『夢』とは何だったのでしょう?
    最後のあれは…ちょっとどうなのでしょう。
    説明するため、のものなのでしょうか?

  • 主人公達は、大学のサークル活動の傍ら、自殺志願者に声をかけて最後の一歩を促し、自らの演奏で美しい死を演出して気持ち良く送り出すという特殊な活動を行っている。到底あり得ないような特殊なシチュエーションのこの作品、登場人物のキャラ設定や物語の展開を含めて漫画的で、その意味ではバランスが取れている。軽い内容で一気に読めることもあり気分転換や息抜きにはいいが、何か訴えるものを読み取ろうとすると物足りない。

  • 美しい自殺をプロデュースする、とある若者達。
    彼らの前に次々と現れる自殺志願者達。

    そして、ある1人の自殺志願者が起こした行動によって、彼らは窮地に立たされた。

    山田悠介がお好きな方なら読むべき一冊です。

  • 山田悠介さんの本は、初めてですけど面白かったです。後味は悪いですけど引き込まれるストーリーでした。映画でリアル鬼ごっこ見ましたけど全く何が面白いのかわかりませんでしたけど原作は面白かったんでしょうね。

  • 雰囲気にはまりました。

  • 心的描写も無ければ、伏線もない。

  • 読みやすくて内容も引き込まれるし一気に読めた。レーヴ・ポステュム、、

  •  自殺希望者が心おだやかに自殺できるよう活動する少女達の自滅の物語です。
     序盤、不快になる表現が多かったですが、続きが気になり最後までノンストップで読んでしまいました。それだけ物語に引き込む力のある本だと感じます。

  • 復讐劇に少し胸がすいたけど報われないね。
    真澄の1人勝ちが悔しい。
    あと唐突に出てくる「君」は必要だったのかしら・・?

  • 主人公に感情移入も共感も全く出来なかった。結末も「自殺」を主題に持ってきているはずなのにあまり関係が無くなっていると思う。他のメンバーも1つの理念の下に集まった割にはあまりそういった部分を感じられない。

全94件中 1 - 10件を表示

プロフィール

山田 悠介(やまだ ゆうすけ)
1981年東京都生まれ。
高校卒業後アルバイトをしながら小説を書いており、2001年『リアル鬼ごっこ』を自費出版し作家デビュー。これが代表作の一つとなる。
他の代表作に、『親指さがし』、『スイッチを押すとき』など。多くの作品が映画化されている。

自殺プロデュースのその他の作品

山田悠介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

自殺プロデュースを本棚に登録しているひと

ツイートする