フリーター、家を買う。

著者 :
  • 幻冬舎
4.00
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本棚登録 : 7717
レビュー : 1285
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017221

感想・レビュー・書評

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  • 読了。
    割と暗めの内容だと思う。鬱とかフリーターとか。人物描写がすごく上手いなーと思った、登場人物一人ひとりの描き方だったり変化だったり。
    もちろん小説なので、就職して後の成功っぷりだったりそんなの現実的じゃねーよって言ったらおしまいだと思うのでそこはまあ…。
    個人的には捨て猫が登場したところがツボでした。過去の部分で飼い猫について触れられていたし、そういう意味でも上手いなと。
    ただラストはこれで終わりなのかーって感じで、もう少し解決したり恋愛についても進展していいんじゃないかと思ったけど、鬱病って気の長いものだし恋愛もかなり最初のころに比べると進歩してるっていうのはアフターストーリーで語られて良かったと思います。
    この著者の本は短編を除くとこれが初めてですが、いいものだったなと思います。ほかのものも機会があれば読みたいかも。図書館戦争のシリーズはどうしてもアニメが先に思い付いちゃうのでアレなんだけど面白いんだろうなー。

  • 自分のこらえ性のなさを全部社会や職場のせいにしていた誠治が、
    母の鬱病に気づかずに甘えてばかりいた自分への後悔や
    病気に理解を示すどころか母としっかり向き合おうともしない父への反発から
    少しずつ脱皮を繰り返すように成長していく様子に勇気づけられる。

    不安に駆られる母の手に、誠治がハンドクリームを塗ってあげるシーンがとても好き。

    有川さんにしては恋愛要素控え目で通したなぁ、と思っていたら、ガマンしきれずに書き加えた感満載の、最後の「傍観する元フリーター」がほほえましい♪

    そして、あとがきにも登場する、『阪急電車』に続いてこの作品と、
    名作2作の編集を担当したという、すっとんきょうだけど仕事はバリバリできる
    幻冬舎のプリンセス大島さんが、とても気になってます!

    • 円軌道の外さん

      まろんさん、
      こんばんは!

      お返事遅くなりました(汗)(≧∇≦)

      実はこの作品、
      小説もドラマも
      どちらもまだなん...

      まろんさん、
      こんばんは!

      お返事遅くなりました(汗)(≧∇≦)

      実はこの作品、
      小説もドラマも
      どちらもまだなんですーっ(^_^;)


      まろんさんは
      ドラマは見ました?

      うわぁ〜
      くせぇ〜セリフやなぁ〜(笑)

      ってツッコミながらも、
      毎回胸を
      きゅいんきゅいんさせられてる自分なんで(笑)

      恋愛要素控え目なんは
      ちょっと寂しい気がするけど…





      わぁーっ!!
      やっぱ読んでみたいなぁ〜
      文庫化まだかなぁ(>_<)

      てか、プリンセス大島さん
      俺も気になります!!

      2012/05/16
    • まろんさん
      円軌道の外さん、お仕事お疲れさま~(*^_^*)

      私は自信をもってミーハーなので(威張ってどうする!)、もちろんドラマも見ました!
      ってい...
      円軌道の外さん、お仕事お疲れさま~(*^_^*)

      私は自信をもってミーハーなので(威張ってどうする!)、もちろんドラマも見ました!
      っていうか、ドラマを先に見て、それから本、の順番でした。

      誠治役のニノは、『山田太郎ものがたり』の時もちょっと感心しちゃったんですけど、
      弟妹とか母親とか、肉親に語りかける時の口調がすごくあったかくて、上手いのです。
      そうだ、クドカン脚本の『流星の絆』の時もそうだった!

      なので、このドラマでも、鬱になっちゃった母を落ち着かせようと話しかける時の
      声も話しぶりもほんとに優しくて、うるっとしました。

      ああ、私もこどもが男の子だったら、ハンドクリーム塗ってほしかったなぁ!
      女の子が塗ってくれてもうれしいことはうれしいけど、
      なんとなくうれしさが5割減くらいに感じるのはなぜだろう?

      ところで、ニノをほめまくっちゃったけど、私は嵐の中では櫻井くんが好きです(笑)
      2012/05/16
    • 円軌道の外さん

      あははは(笑)
      女の子だと5割減って
      娘さんに怒られますよ〜(笑)(^O^)

      ニノは映画で
      クリント・イーストウッドに認め...

      あははは(笑)
      女の子だと5割減って
      娘さんに怒られますよ〜(笑)(^O^)

      ニノは映画で
      クリント・イーストウッドに認められたくらい
      演技には定評がありますよね♪

      『山田太郎ものがたり』は
      漫画も好きだったんで
      見てましたよ〜(^_^)v


      菊池桃子のお母さんと
      SOPHIAの松岡くんのお父さんの
      あのゆる〜い感じが好きでした(笑)

      あと多部ちゃんも
      見事なコメディエンヌぶりを発揮してましたよね!


      桜井くんは
      知性もあるし
      ラップも上手いし
      爽やかイケメンで
      男からしたら
      ホンマ羨まし過ぎます(>_<)

      嵐なら自分は
      大野くんの
      何事にも動じない
      あのマイペースさが
      結構好きですね〜(笑)

      アイドルなのに
      松方弘樹並みに
      釣りが好きなところも(笑)

      2012/05/17
  • 就職前はだめだったのに就職後は別人すぎじゃないかと違和感を持った↓

  • 軽いものだと思って読んだら、何と意外なことか重い重い。でも、最後が素晴らしい。ほんとに有川さんは外れない。

  • 有川さんの本は、読みやすくて面白い。就職に失敗した若者が成長する姿は、読んでいて気持ちが良い。ドラマ版も観て観たかった。。

  • 「俺は言えないよ。
    俺はせめて、母さんがまた笑ってくれるようになってほしいよ」
    ー誠治

    「お母さんのためならね」
    ー亜矢子


    読み始めはダメダメな父・息子に
    イライラしてたが…
    最後は落ち着いて良かった。

  • 家を買う。この目標のため主人公が奮闘する。

    自分や父のせいで病気になってしまった母。
    病気を治すため、ダメダメだった主人公が一念発起する。
    どうしようもない父親と衝突しながらも、少しづつ母の病気と向き合って行き、やがて父親も変わってゆく。

    最初は主人公と父親にイライラしながら読んだ。次第に主人公に感情移入していき、最後には、あー良かったと思える作品だった。
    ただ、恋愛要素が唐突でその辺りはあまり感情移入できなかった。

    素直に楽しんで読めた本。

  • フリーター、家を買う。ドラマ化もされていたようですが機会を逃して見ることができずにいて、本作の方も今日やっとめぐりあえたこの一冊。
    この作品は、フリーター・武誠治が語る家族の物語です。フリーターとしてなかなか自堕落な生活をおくっていた誠治が、母・寿美子が重度の精神の病気に蝕まれていたことを知り、生活を一変させます。
    私自身、最近両親が離婚という言葉が(する訳ではないとしても)出てくるほどの大喧嘩を繰り返していて心がざわついていたので、崩壊を目前にした武家の描写を読むと涙がこぼれそうになりました(寿美子の病気の原因は夫婦の不仲ではなかったのですが)。
    愛する家族が(物理的な意味でなくても)離ればなれになってしまうことは、誠治にとっても、私にとっても、私の家族にとっても、おそらくはこの世界中の人にとって、とてもとても、つらいことです。
    頭が混乱していて、とてもまともな文章を組み立てられそうになくて、文章がハチャメチャなことになっていると思います(´ω`;)
    それだけ、『考えされられる』本でした。
    そして、頑固な父・誠一に、悩み苦しみながら前へ進もうと足掻く誠治に、長く自身の心と葛藤してきた母・寿美子に、誠治と部下・真奈美に芽生えた小さな恋に、最後に、放り出したくなる現実と日々葛藤し生きている私たちに、あたたかく小さなエールをおくり、幕を閉じたいと思います。

  • とにかく読みやすいですね。
    出来過ぎでしょという批評がもしかしたらあるのかもしれないけど、実はキッカケひとつで意外と簡単に人生好転するのかも。いや、たぶんそうなんだろうな、こんな感じなんだろうなと思ったり。
    何か最後はラブコメみたいに感じたけど…しかし、主人公の成長ぶりは凄いよなとにやけてしまった。

  • 父親のコミュニケーションが苦手な感じなどがわが父を見ているようで・・・。色んな問題から逃げ回っている辺りが。
    本の中だけでも大団円で終わって良かった。

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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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