Q人生って?

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 523
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017436

作品紹介・あらすじ

眠れない夜や、どん底にいるとき、ひとりぼっちだと思うときに、31の答えが、あなたの心をのびやかにする。つらさの正体を知り明日を開く書き下ろし人生論。恋や仕事や子育て、人間関係や生きることに悩む全ての人に。

感想・レビュー・書評

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  • この手の本は鴻上さんで読み漁りましたが、女性作家の語り口は男性にはない柔らかさがあっていいですね。生きることとか、他人のことに対する考え方が深くて、読んでいて充実感がありました。

  • 人生に行き詰まったときは必ず読みたくなるばななさん。

    無理をせず、周りと自分をなるべく愛し、
    肩の力を抜いて生きていきましょう、
    というこのスタンスに何度救われたことでしょう。
    書店で読みながら半泣きでした。文庫買いますごめんなさい。
    どうしようもなくひとりぼっちだと絶望してしまうとき、
    どうしようもなくひとりぼっちではないことをやさしく解らせてくれる。

    何度も何度も人生が嫌になっても、
    何度も何度も前を向き直せる自分でありたい。

  • ばななさんのエッセイはいつも私のカウンセラーだ。
    もれなく今回も。

    もらっている額よりちょっとだけ多く働く。
    給料が安くても、高くても。
    社会に出て働くとは、自己実現のためではなく、
    自分の能力を他に還元すること。
    学生時代に勉強する意味が自然とわかってくる気がして、娘達に伝えたくなった。
    学校は自分が望んでいってる場所。
    動物園に行って動物なんて嫌い!というのと同じと言われるとわかりやすい。
    退屈は、人の心の中にしかない。
    そして自分を不幸だと思った時にだけ、その人は不幸になる。

  • 【おすすめの人】
    なんかモヤモヤする人
    悩んでる人

    【感想】
    誰もが人生に一回は引っかかりそうな悩みが
    著者の視点で一刀両断してもらえるイメージ
    私は考え方が著者と似ているので
    読んでいてスッキリしました☺️

  • 【493】

    よしもとばなならしく、さらっと読めてあまり残らない。
    この人はそれがいい。
    でもこれを読んでまた思った。頑張り過ぎないのがいい。

  • よしもとばななさんは芯の強い人だな。
    名言に付箋をつけながら読んでいたら、付箋だらけになった。

  • 考えてばかりいる。

  • ☆10冊目☆
    ばななさんの本は毎回表現力のすごさを感じる。こういう言い回し素敵だな、こういう風に人に物腰柔らかく話したいと参考になる。優しい気持ちになる。
    特に、嫁姑関係の部分は参考になった。そっか、最愛のものを取り合ってるのだから、根っこから分かり合うなんて難しくて当たり前だなと。
    一度は考えたり悩んだりする項目が一つはあると思うから、ばななさんの独特で優しい返答が斬新で良かった。

  • 2回目。
    Q&A本なんだけど、自然体で、私の意見を聞きなさいよ的な厚かましさがなくて読みやすい。
    ホッとする。
    吉本ばななさんの文章を読むとキレイな景色や懐かしい景色がありありと浮かんでくるから好き。

    そういえば、最初に読んだのは子どもがまだ新生児のころでした。
    そして今回はイヤイヤ期…
    どうやら育児に行き詰まると読みたくなるみたいです。

  • 素晴らしかった!わたしと親しい人たちにはぜひ読んでもらいたい。特に前半。

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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