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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784344017825
感想・レビュー・書評
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この本は、博多大吉さんが3年の月日をかけて執筆した本で、
芸人やスポーツ選手、歌手などの「年齢」に注目し分析した内容になっています。
そしてこの本の1番のテーマになっているのが、
『 選ばれし者は26歳の時に時代をつかむ 』
というもの。
どういうことかというと、
・ダウンタウンが「ガキの使い」を始めたのは26歳の時。
・とんねるずが「みなさんのおかげです」を始めたのは26歳の時。
・ウッチャンナンチャンが「やるならやらねば」を始めたのは26歳の時。
・ナインティナインが「めちゃイケ」を始めたのは26歳の時。
などなど…。
何かで成功している人は、26歳の時にその後の人生の転機になる経験をしている。とのこと。
本文では、芸人以外にもスポーツ選手、歌手など多くの情報を調べられてて、
大吉さんのセンスある語り口から、
「あ~。なるほど。確かに確かに」と妙に納得してしまいましたw。
年齢学は、本文でも何度も本人が言ってるように、
あくまでも大吉さんが唱えた説なんで信憑性はないんですけどねw。
ちなみに大吉さんいわく、26歳転機説には3つのパターンが存在して、
・「確定型」
ダウンタウン、とんねるず などのパターン。
・「時限爆弾型」
26歳の時に始めたことが、数年後に大爆発する というパターン。
・「指針型」
26歳の時にその後の方向性を大きく決める"何か"を経験する
が、あるんだとか。
ちなみに僕は現在、その26歳。
人生の転機と言えるものはあったかな??
あったと言えばあったような…。まだないと言えばまだないような…。
まぁ、それがホントに転機なのかどうなのかは数年後じゃないと分かりませんが。
ところで、
現在、26歳を過ぎた方、26歳の時に転機はありましたか??
現在、26歳の方、転機みたいなことは起こりましたか??
現在、26歳にまだなってない方、近い将来転機は起こりそうですか??
あと、大吉さんが語られた文章の中で、
あーなるほどなー、と感動した文がこれ。
『個人的には、人生はスタンプラリーだと思っている。
人は誰しも「記憶」という台紙を持ち、そこに「思い出」というスタンプを押しながら、それぞれの「寿命」という有効期限内を生きているのだ。
どうせ押すというならば、できるだけ色鮮やかなスタンプを押したいと思うのが人間である。
だからこそ、我々には「向上心」という名の「欲望」が装備されているのではないだろうか?
無論、その出来映えには個人差がある。
懸命に努力してもスタンプがズレたり、予想外のアクシデントで上下が逆になったり、一瞬の判断ミスで色が滲んだりすることも、人生においては多々あるだろう。
しかし、決して忘れてはいけないのは、それでも「押している」ということだ。』
(※繰り返しますが、年齢学はあくまで大吉さんが唱えた仮説ですw)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
芸能人に限らず、色んな道で第一線の人の転機となった年齢を論った一冊。
最初は26歳で転機と言いつつ、後半になると関係なくなっているのはともかく、色んな人の分岐点を丹念に分析してたのは面白かった。 -
思った以上に読み通すのが辛かった。
ひどい妄想論を、この厚さでやるのはちょっと…
大吉さん好きなのに残念。 -
期待してた展開ではなかった。無理やり強引に展開していてなんともいえないなぁ。そんなこといったら成功者はって話になると思うんだけど…
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大吉さんー
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考えてみれば、国籍・思想・言語・貧富といった多くの違いを抱え続ける人類に、神が与えた唯一の平等が「時間」である。それの積み重ねである「年齢」において、全てを超越した共通項が生まれても決して不思議ではないだろう。
(P.19)
誰が読むというわけでもない、ただ明日の自分のために、僕は毎晩日記を書いた。明日の自分が笑えるように、来週の自分が喜べるように、来月の自分が泣けるように、そして帰国後の自分が手にして誇れるように、ただひたすらインドで僕は、日記を書き綴っていた。
(P.232) -
26才の法則
38才の法則
51才の法則 -
26歳が転機