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- / ISBN・EAN: 9784344018020
作品紹介・あらすじ
「国語が好き」「社会が好き」「理科が好き」「体育が好き」…。好きな教科の扉を開けると、胸がときめく職業図鑑が広がる。127万部突破のベストセラーを大幅に改訂。89の職業を追加、112ページ増量。
感想・レビュー・書評
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「新13歳のハローワーク」を読もうとする君へ。
これを書いたのは、大学在学中に賞をとって小説家になった人だ。
そして、映画を5作は監督している人でもある。
だから映画に関しては多くのページを割いて様々な役割について語ってあるが、反面、テレビというものに関してはどこか信じていないところがあって、声優なんてちょっとしか記述がなかったりする。
この本は、村上さんという人が、いろんな人に話を聞いたりした上で、村上さんの考えとして様々な職業を紹介しているということを、13歳の君は知ってほしい。
ここにかかれていない職業だってたくさんあるし、かかれている職業についても、書かれている内容が全てではもちろんない。
でもこれからの自分について考えるきっかけとしては良いものだと思う。13歳から考え始めたら、仮に大学に進むとして、就職活動を行う21歳、22歳までにはより納得のできる人生に向かって歩むことができるんじゃないかな、と思う。
また、就職してからだって、自分のやりたいことのために職を変える人だっていくらでもいる。掲載されていないサラリーマンになって、そして続ける人だってたくさんいる。
とりあえず、親がそういうから、そんな理由で職業を決めないで、負けないで。それだけは、13歳の君に伝えたい。
2冊合わせて読んだ結果、基本は同じ内容ということが分かりました。
順番を読者の要望に合わせて配置し直し、職業が新たに加わったり、おそらくなくなっていたりさせているのでしょう。今読むのであれば、「新」の方が適切かな、と思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旧版から7年ということですが、今後も数年~十年単位で改版していただきたい。ぜひ。
「はじめに」と合間の「Essay」はじっくりと、各職業についてはざざっと読む…つもりが、聞き慣れたものからこんな職業もあるのか!と思うものまで、その一つ一つの説明は大変興味深く、意外にじっくり読みこんでしまった。
将来子どもができたら、小学校高学年あたりで買いたい。強制して読ませるのではなく、本棚にそっと置いてあげたい。そして自分もまた読みたい。
自分が13歳のころ、またはそれ以降の学生時代にこの本に出逢っていたら…どのような仕事をしてただろう。もしかしたら、結局今と同じだったかもしれないけど。
「作家」という職業について、”ほかに転身できない「最後の仕事」”と論じているところがさすが。 -
旧版を10代で読んだ。今は30代。
どんな職に就くか悩んでいたあの頃の考えを思い出した。
まだまだ挑戦できる。やりたい仕事があるから。 -
本日1年生の学年通信に本の紹介として載っていました。
この学年通信から少し抜出させていただきます。
『このような本を紹介するのは、視野を広げていくためです。それぞれ「就きたい職業」があってもそれを実現させることは容易ではありません。しかし、挑戦のないところに結果はありません。
ちょっと略して。
これらの本には「えっ、そんな仕事が!?」というものも多く掲載されています。また「そんな資格があるの?」「そういう資格をとると、こんなことができるんだ」という発見がきっとあります。』
そうです。本好きが本を好きなのは、こんな発見があるからかもしれません。
図書室に来る生徒によく言うのですが、「学年通信ちゃんと読んでる?いいこといっぱい書いてあるよ。こんな学年通信毎日もらえるって幸せやね」
学校から配布される通信、しっかり読みましょうね。 -
いろんな業界の人のエッセイから現状や問題点がリアルに知れて面白かった。少し気になる程度で積極的に調べてなかった業界のことも知れてよかった。林業、漁業、医療、介護、伝統工芸、映画。また今の時代に合った改訂版を出してほしい。
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2013/02/27 県立図書館。
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小学生の子供の為に下見として読みました。子供に見せる前提で星3つです。なぜ星3つかと言うと本が分厚くて重いから…それはつまり感覚的に世の中にはたくさんの仕事があると言うことを感じてもらえるのでそれだけで価値があると思います。中はパラパラ見るだけで充分ですが、2010年発行なので古い仕事やこの仕事で食べていくのは難しいと言う仕事が入っているので、ちょっと心配もあります。
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導入部分の20ページほどが村上龍の考えを小学生向けに出来るだけ平易に、そして熱のある文章でした。職業についてはパラパラ見ていくだけで楽しかったです。
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