プラチナデータ

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5795
レビュー : 859
  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344018471

感想・レビュー・書評

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  • dna操作によって検挙率100%冤罪率0%を目指す近未来の日本で起こる事件で、神楽が犯人として追われている所はハラハラした。東野さんの作品やき、そんなに難しい話じゃなかったけど、大体話は読めた。

  • 活字離れの自分でさくっと読めてしまいました。
    ストーリーも謎も多い分、読みやすい展開になっていたと思います。
    自分的に関心がもてる工学と法学と医学が絡んでいて面白かったです。
    映画は見たことないのでまた見てみたいです。

  • 実は、知らないところで密かにDNAが採取されて、
    既に管理されてたりして。
    いやぁ、恐ろしい。

    2015年にマイナンバー制が始まるが、
    そこにDNAの情報を足したらどうなる・・・

    あながち小説の中のオハナシでは済まされないかも。

    これを7年以上前に書いた東野圭吾さん、
    先見の明がありますね。

  • 国家が国民のDNA情報まで管理する社会になったら?コンピュータによってなにもかも管理され、芸術作品さえ機械で作れるようになったら?
    いつもながら東野圭吾の作品は単なる犯人探しのミステリでなく、深いテーマを扱っている。

    印象的だったのは、陶芸家である神楽の父のエピソード。機械でモノは作れるかもしれないが、作りだした人の心と手こそが大事なのだ、ということを神楽は知る。コンピュータを駆使した犯罪捜査のせいでコンピュータに使われる手先になってしまったことに不満を持つ浅間刑事との連携で謎に迫っていく後半がよかった。

    「プラチナデータ」と聞くと人類の福音になるような素晴らしい技術の情報かなにかか、と勝手に想像していた。誰にとっての「プラチナ」か?このタイトルは作者の皮肉かも。

  • 上梓直後に読み、最近映画を観たので再読してみました。
    最初に読んだ時には、確かに特権階級がプラチナデータを悪用する世の中はありえるなというかんそうでしたが、再読してみると随所に散りばめられている、「本物とは何だ?」というテーマを読み取ることができました。

    一体本物とは何だろうか?
    本当の自分というのはどこにいるのだろうか?
    自分らしく生きるとはどう生きる事なのだろうか?

    自分に対して正直であることが幸せというのが作者のメッセージなのであろう。

    ただ、最初に読んだ時にも感じたのだが、終わり方がやや中途半端というか、尻切れとんぼ的に感じてしまうのが残念である。

  •  殺人事件の現場に残された「体毛」を秘密裏に運ぶように命じられた捜査一課の浅間玲司。届け先は、警視庁東京倉庫という看板を掲げた「警視庁特殊解析研究所」、通称:「特解研」。浅間はそこで出会った主任解析員神楽から、DNAの解析により、性別、年齢はおろか、身長や病歴などの身体的特徴などがわかり、犯人特定の有効な手立てとなることを聞かされる。しかも、犯人のモンタージュ写真は精巧で、犯罪防止のために国民のDNA登録を促すDNA法案が国会で成立するのも時間の問題だというのだ。
     やがて、神楽の言うとおり、法案が成立し、現場に残されたDNAから犯人が即座に判明し、DNAが犯罪抑止につながるだけでなく、犯人の検挙率も一気に上がった。が、そんな中、誰のDNAにも結びつかないNF13が出現、原因究明にこぎつけないうちに、開発者の蓼科兄妹が何者かに斬殺されるという事件が……。

     映画化にもキャストにも特に心を動かされることなく、内容にも特に興味もなく読み始めたけど、さすが東野圭吾、読んでるだけで、映画を観たような満足感があります。
     良い悪いは別として「DNA法案」も「プラチナデータ」もさもありなんという感じ。でき過ぎだけど、ラストの爽やかさに救われます。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ラストの爽やかさに救われます。 」
      映画を観に行こうと思っていたのですが、時間が合わなくて、、、
      (実は観てから読む派なので、原作未読)。...
      「ラストの爽やかさに救われます。 」
      映画を観に行こうと思っていたのですが、時間が合わなくて、、、
      (実は観てから読む派なので、原作未読)。
      もし、このまま観に行けなかったら、原作読んでみよう~「爽やか」なラストみたいなので。
      2013/04/06
    • なぎさん
      もう映画観られたかなぁ~^^♪

      私は映画館で観ようかなぁってちょっと思ったけど、原作でかなり満足してることに気づいて、今回はパスしてしまい...
      もう映画観られたかなぁ~^^♪

      私は映画館で観ようかなぁってちょっと思ったけど、原作でかなり満足してることに気づいて、今回はパスしてしまいました。でも、もしかしたら、映画化にあたって、いろいろアレンジされてるかも。ってことでDVDはきっと観ると思います。
      2013/04/29
  • この本が出た頃に読んではいたが、映画公開で騒ぎだして、そういえば、結末ってどうなったっけ?と思い、読み直しました。東野作品では、わりと好きなほうかな〜

  • 最近のガリレオシリーズより面白かったです。この作者は厨二設定を扱った方が良作になるんじゃないかと思いました。


    スズランとリュウの関係は萌えました。神楽と浅間が友達みたいに仲良くなってたのも面白かったですね。

  • 一気に読ませてしまうところは、さすが東野さん。
    だけど、東野さんだからこそ期待度も大きくて、そうそうのことでは満足しなくなっている。私の想像力の無さゆえか、ストーリーが大きくなってくると途端に冷めてくる。加賀シリーズみたいな、現実の世界の物語が好きだ。もしこれが現実のこととなると…面白いなんて表現は絶対出来なくなるな。

  • この人と宮部みゆきの作品は、ほとんどはずれがない。緻密に伏線が張られているのに、驚きの最後。面白くて一気に読んだ。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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