15分あれば喫茶店に入りなさい。

著者 :
  • 幻冬舎
3.32
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344018662

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい。喫茶店に行って日常をちょっと省みたいという気にさせる本。

  • 期待はしてたのだが、またしてもつまらなかった。

  • アクション書評
    スケジュールの隣に、準備、結果、自分の意見を3色で書く
    映画などの感想は見てたらすぐまとめる。
    懸案事項のリストを作る。

  • ・人間の頭も負荷をかけないと思考力は伸びない。
    ・ストップウォッチで時間を区切る。
    ・喫茶店は自分のメンタルを整えて、もう一度フラットにする場。
    ・刺激を受けた直後に喫茶店で文章にするのが良い。
    ・文字に書くことによって、更に意識が高まる。

  • 仕事術としては参考になるが、喫茶店である必然性はあまり感じられない。

  • 仕事ができる人は,時間の使い方がうまい.それをつくづく実感させてもらえる本だった.

    著者のスイッチは喫茶店にあるが,そこは人それぞれでいいのだろう.とにかく,スイッチを強制的にでも入れること,そして,時間を意識した密度の高い仕事をすること,を教えてもらった.

  • カフェのメリットだけ書かれているかと思ったら、仕事でもっと成果を上げるためのTips、考え方も詰まっていて得した気分でした。
    「懸案リスト」はすごいと思いました。タスクリストではなく懸案リスト…。

    “本は単なる情報としての本と、著者の人格に憑依してもらいたいと思える本の2種類がある。後者本は常に持ち歩き、自分の聖書に”という発想も感動。
    カフェでの仕事は恐ろしい程にはかどるけど、その理由がよく分かりました。

    【やってみる】懸案リスト、聖書本計画
    【変わりそうな事】懸案リストで、ものごとが大きく進む気が…


    自分にとってのツボ-------------------------------

    喫茶店に持っていくもの…手帳・A4用紙・ノート・電子辞書・3色ボールペン(準備…赤/結果…青/生産的な事…緑)・クリアファイル(1プロジェクトの資料)・時計かストップウォッチ

    優秀な人は『今、何を考え(or調べ、文章化、整理)なくてはいけないか?=懸案事項=心がひっかかること』を分っている人。
    懸案事項が多い人は仕事ができる。何に頭を使わなくてはいけないか=「自分のための設問」が常にリストアップされて用意されている。設問さえあれば、どんな問題もなんとか解ける。
    答えやヒントになる情報は、「懸案フック(→懸案リスト)」を持つ人にしか見えない。

    【懸案リストの作り方】
    1.懸案を書き出す(雑用的、クリエイティブ関係なく)→自分の気分を重くしていること発見。これを処理しない限りなかなか気分は晴れない。
    2.整理し、番号をふり、チェックボックスを儲けた一覧表を、手帳の右側の白いページ等に書き込む。
    (例:「結婚問題」解体→合コンセッティングしなきゃ、いつまでに結婚したい? など)※家でやると気分が重くなるので喫茶店がベスト
    問題を細かく分類し整理すること。ひとつづつ潰せば、案外大丈夫だと思う。臭いものにフタをするより開けて潰す。

    「雑談」は「相談ごと」に(=懸案事項を解決するヒント探し)。そのためにも懸案事項の整理を。

    これから起こりうる状況をシュミレーションし、「情報の海で漁をするための網を作る場所」が喫茶店。網も持たずにただ泳いでいる人が多い。

  • 喫茶店は頭脳労働に大変優れたスペースだ。

    入ることで、頭のスイッチを切り換える。ほどほどの他人からの視線で緊張感。ほどほどに広い机。ほどほどに座り心地の良いイス。ほどほどに美味いコーヒー。

    そんなほどほど加減の喫茶店で大人が過ごすためのノウハウをまとめている。

    ただ、人それぞれ喫茶店での過ごし方があるのだから、わざわざこの本を読んで参考にしなくてもいいような・・・気がしないでもない。

  • 喫茶店で仕事をする重要性、効率のよさを述べた本。
    ・喫茶店はアイディア生産の場
    ・インターネット依存から脱却する
    ・七つ道具
    ・ストップウォッチの活用
    ・雑用をためて「セット」を作る
    ・懸案事項リストを作る
    ・始業前の1時間を有効活用
    ・新幹線と空港の「喫茶店化」
    など、喫茶店利用法だけでなく時間活用術も述べている。

  • 201102/
    どんな仕事も、とりかかることきがいちばん面倒くさい/
    喫茶店では、他の場所では考えられない濃い密度の集中力で仕事や勉強に取り組めます/
    15分は仕事をするのに充分/
    ストップウォッチは現代人の必需品/
    喫茶店二人会議/
    懸案事項リストをつくる/
    出歩くときは、仕事の入ったクリアファイルを1・2枚は持ち歩くようにします/

  • ぼおっとしたい派には不向きな本。

  • 懸案事項を考える、垂直型思考など気になる箇所はあったが…

  •  喫茶店でサボることをマジメに分析した本。別に、喫茶店じゃなきゃならないという理由はないんじゃないか? だったら、「入りなさい」は言い過ぎでしょ。
     まあ、「磯野家の××」みたいな、とんでも科学本系かな。 図書館で借りて読んだので、そんなに腹は立ちませんが、もし買ってたらと思うと・・・。 アマゾンは立ち読みできないので、こういう本を掴むことがたまにありますよね。

  • 新聞広告で気になって図書館で借りた。
    職場でもなく家でもない喫茶店のスペースを仕事に使おうという本。

    以下メモ

    ・ストップウォッチで時間を計って仕事を行う
    ・懸案事項をいつも考えておけ
    ・喫茶店内移動を恥ずかしがるな
    ・シャカシャカと音を漏らしながら音楽を聴いている人に利口な人はいない
    ・お風呂でペーパーバックを音読せよ
    ・喫茶店で2時間持たない男とは付き合うな

  • 仕事や勉強を喫茶店で効率的にするためのHOW TO本。

    スキマ時間をいかに有効利用すること、そのためのスイッチ及び最適環境として喫茶店が最適だということ。そのことについての方法や理由付けがされていておもしろかった。結局の問題は本人のやる気の入れ方と維持、それから根気なんだろうな。時間や空間をお金で買うからこそ集中してできるというのは納得。カフェはますます利用しちゃいそうです。

    正直、このテーマで一冊の本にしちゃうなんてすごいなぁと思っちゃいました。題名のインパクトもすごい。読み終わった今も、おそらく15分だけの時間じゃ喫茶店に入らないと思うけど…。

  • 個人的に気になった点、活かそうと思った点
    ●「半公共性」と「もとをとらなきゃ感」人の目がある。お金がかかる=空間を買っている。
    ●「垂直思考」と「水平思考」ネット依存の危険性
    ●授業の45分感覚から仕事は15分感覚へ。スポーツトレーニングはもっと短い。
    ●ストップウォッチを押すことでスイッチがONになる。「縮めたい」集中力が持続する。
    ●文字に書くことで意識を高める。
    ●「懸案事項」「懸案フック」をたくさん作っておく。
    ●アウトプットに向けて自分で歪めてインプットする。
    ●自由人の空気、緊張と弛緩の繰り返し。
    ●隙間時間のどこでも仕事勉強が出来るというテクニック。

  • 斉藤孝さんの本。
    15分という隙間時間ができたら、カフェに入って考え事や勉強をしようというもの。スターバックスなら勉強、マックなら人間観察などカフェによってスタンスを変えているのは面白い。
    『月に一回はカフェでゆっくり考え事をしよう』と思った。

  • このタイトルで一冊の本が書けてしまうのがすごい。齋藤孝さんが喫茶店をどう思っているかは別にしても、本書の中には面白い発想が詰まっている。仕事術と言ったほうがいいだろう。タイトルにインパクトはあるのだが、現実的に15分のために喫茶店にはいれるだろうか。

  • 「インプットはアウトプットを意識して」よく言われる事だけど中々実行に移せない。こんな悩みを持つ人(俺もそうだけど…)にいくつかテクニックの提案あり。記憶に残ってるのは次の4つ。

    ・鉄を熱いうちに打つ場としての喫茶店
    インプットをすぐにアウトプットして形にしておく。オフィスや家に戻ると雑事に終われてインプットを忘れてしまう。

    ・喫茶店という場の雰囲気を借りてアウトプットに集中する
    学生時代のテスト勉強と似てるかも、喫茶店で仕事してる人って結構多い。その人たちの力を借りる。一人だとつい怠けちゃうんだもん。

    ・ストップウオッチで時間を計測する
    俺の場合、何故か時間を測ると集中力が高める。無駄にしてる時間が可視化されるからかな。そして15分という短い(と思ってた)時間で結構アウトプット出来るもの。

    ・喫茶店にはPCを持ち込まない
    これが結構ポイント。というのは、インターネットがあるとついググったりして、情報収集に時間を取られてる。そして何かした気になっちゃう。これが曲者。紙とペンでひたすらアウトプット。そして、その時間をストップウォッチで計測。

  • ある意味贅沢だと思うけど、
    こういう時間とお金の使い方ができる人になれたら…と感じた。
    カフェは好きでも、ドリンク飲んで
    手帳に書きこむぐらいのことぐらいしかしてないのはもったいないかなー。
    自分は30分単位で作業を区切ることが多いけれど、
    15分でもけっこういろいろなことができそう。
    この手の本には珍しく、紙の色が薄茶色でインクも茶色。
    おしゃれな感じがしてとても読みやすかった。
    ちなみに著者の齋藤孝さんは黒インクが堅苦しくて苦手だそうで、
    私と同じだなと思った(笑)
    手帳に黒インクで書かなくてもいいんだ、と思うと少し気が楽になった。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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