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- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344019041
感想・レビュー・書評
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それぞれ3人の前に、ひとりの男が現れて「簡単に大金が入る儲け話があるんです...」といかにも怪しいその話が始まる。
良い題材でわくわくしてたんですが、内容の肉付けが薄い感じで残念。
キャラも定まってない感じで「え?こんな口調だった??」みたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パピルス新人賞特別賞を受賞されてるんですね。
日常の鬱屈を抱えた見知らぬ3人が、これまた
見知らぬ怪しげなオッサンに大金報酬をチラつかされて
ある仕事を引き受ける。
その仕事とは...ヤクザの覚醒剤の取引現場に踏み込み
金を現場から掻っ攫う...というかなり非現実的な仕事。
なんやかんやでそれぞれが抱える鬱屈を描きつつ
ドタバタなクライムノベルに仕上げています。
木下半太さん辺りが好きな方は結構ツボでは
ないでしょうか? 鬱屈した3人の結末や、仕事を
持ちかけた怪しいオッサンの真相も、それなりに
上手く、暖かい着地で...ハッピーエンドですしね。
彼等それぞれの抱える問題やその結末、そして
登場するヒロインの「ひとみ」ちゃんなど...浅い部分や
そりゃないでしょーという細かい粗や突っ込みはあるけど
のびのびとして爽快感はしっかり得られる作品になってます。
コメディタッチのライトなクライムノベル好きには磐石か?
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著者プロフィール
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