家族新聞

  • 幻冬舎 (2010年12月15日発売)
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本 ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784344019300

感想・レビュー・書評

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  • 読んでよかった。図書館で一度通り過ぎたけど、戻って借りてよかった。表紙が何か訴えてた。
    写真が、何故か懐かしい感じがする...。あっ!あの映画の浅田さんの写真か!...なんか納得。

    「〜だから」「〜しなければならない」のがんじがらめの過去の時代を経て、「個」を認めてもらえる時代が来た。「個」が変われば「家族」だって変わる。多種多様であってもいいはず。

    最近フィクションばかり読んでいたので、ノンフィクションはズドーーンと心に響いた。そう、誰がどう言おうと、自分が、家族が幸せと思えれば、それが一番。それがなにより大事。

    そして改めて、やっぱり本っていいなあ。

  • 先日映画「浅田家」を見て、浅田さん関連の本を探して見つかった本です。
    「幸せなキラキラした家族ばかりが紹介されていたらどうしよう(そんなの眩しくて読めない)」と感じ、なかなかページを開く気にならなかったのですが、いざ捲ると、あっという間に読んでしまいました。
    何を持って『家族』と定義するのか。
    老人ホーム/内弟子/里親/後見人/不妊治療/熟年結婚/夫婦別姓/お受験/近居/SNSコミュニケーション/合葬式/ペット同居など、様々な形態が取り上げられています。

    私はどうだろう。
    子供の時だと、住んでいた団地のご近所さん片々も私を育ててくれた気がするなあ。孤独を味合わずに済みました。
    もう団地は無くなったけれど、守られた思い出は、今でも私の心の支えになっています。

    どの家庭も、一様ではなく、前を向いて歩んでいる。
    ただ、その歩みはどれも、思考の層で固めていった基盤の上にある。この本がそれを教えてくれた気がしました。

  • 社会
    写真

  • 家族の在りかた、家族のかたちについて考える今のわたしには、涙なしには読めないページがありました。

  • そうそう、いろんな家族があっていいんだよね。

  • 家族が欲しいな。

  • この本に登場してくる様々な家族の笑顔とエピソードに、あったかい気持ちになれます。
    【熊本学園大学:P.N.しろくま】

  • いろいろな家族を取り上げていて、
    今までの浅田さんの写真集とはひと味違う印象。
    なにより字が多い。
    写真1枚で語る、というよりは新聞テイストの家族通信。

    浅田作品=家族でコスプレ の印象が強いのでこんな切り口もあるんだなぁと思わされた作品でした。

  • この本は共同通信社文化部生活班の記者が家族に対しインタビューなどして得た情報から記事を書き、
    "浅やん"こと写真家浅田政志氏が写真を撮り、ともに掲載する新聞のような形式で構成されている。
    家族写真は浅田氏が家族の話をもとにもっともその家族にあった構図で撮影している。
    「家族って、なに?」を原点に人、時間、場所の三つを中心に、どこからが家族なのかを
    3世代人家族の大きな家族から夫婦二人の家庭、熟年結婚、事実婚、成年後見人制度で被後見人と後見人になった関係、離婚寸前などなど
    さまざまな家族を通して探す。
    この本を読んで、いや観て、家族とは多種多様であると改めて思った、自分の家族もその1つにすぎないと。

  • 色んな家族のカタチ。

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著者プロフィール

編者:諏訪雄三 1962年兵庫県生まれ。上智大学卒。共同通信の編集委員として公共事業、地方自治、防災、地域活性化を担当。『日本は環境に優しいのか』、『公共事業を考える』、『道路公団民営化を嗤う』『地方創生を考える』などの著書がある。

「2017年 『新しい力 私たちが社会を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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