アレックスと私

制作 : Irene Maxine Pepperberg  佐柳 信男 
  • 幻冬舎
4.14
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本棚登録 : 159
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344019317

作品紹介・あらすじ

「マタネ。愛シテル」それが最期の言葉だった。2007年9月、アレックスという名の天才ヨウム(オウム科)が31歳の若さで亡くなった。「鳥は"思考して話す"」という驚愕の事実を証明して-。CNN、ABC、タイム誌等で話題、全米に感動を巻き起こしたノンフィクション。これは女性科学者と鳥の、愛と苦悩と発見の記録である。

感想・レビュー・書評

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  • 動物学やヨウムに興味を持つ人の入門書にとても良い。科学者らしく冷静ながらも感情を感じさせる文章で、素人にも分かりやすい。過剰に感動的な演出をしている訳ではないが、著者のアレックスへの気持ちが十分伝わってくる。ゼロの概念と音素の概念の理解が最も知的だと感じた。

  • オウムのアレックスと私の実験記録。オウムは感情を理解するのか?

  • アレックスが可愛くて可愛くて。動物が人間と同じように思考していることは、生き物と暮らしたことがある人ならみんな感じていると思うけど、それを証明することはこんなに難しい。それでもどんどん常識を覆していくアレックスに驚かされます。最期の時に、一緒にいられなかったのが可哀想だったなぁ。

  • 皆さんはヨウムという鳥を知っていますか。ヨウムとはオウムの仲間で、その中でも最も明瞭に人間の言葉を話すとされる鳥です。
     この本は、アレックスという一羽のヨウムと女性研究者のアイリーン・ペパーバーグ博士の30年にわたる交流について書かれた実話です。
     博士とアレックスは、動物の知能についての研究分野で大きな成果と成功を残しましたが、はじめは周囲の理解が得られず十分な資金や環境が整わないなど困難の連続でした。それでも仲間たちと協力し合って根気強く訓練や実験を重ねていきました。その様子や、アレックスをはじめとする個性豊かなヨウム達との様々なエピソードから、博士の研究への熱意とヨウム達への想いが伝わってきます。
    研究書としても、読み物としても興味深い一冊です。

    イカ☆リング

  • 「バ・ネ・リー!」「ツーツー…アイムソーリー…」最高に笑った

  • 7月新着
    6月の新着本『インコとオウムの行動学』にはこの著者の書いた「ヨウムの認知力とコミュニケーション」が収録されている。アレックスについて書かれた論文である。合わせて読んでみるのもいいかなと。

  • もともと鳥好きなせいもあるのか、最初の数ページでもう泣きそう。最期にI love youと言い残してこの世を去ったようだ。ヨウムに、クルミほどの脳のオウムに、直接強化ではなく、モデルライバル法という観察学習によって言葉や概念を教え、人間の5歳の知能があることを証明した素晴らしい女性研究者!鳥好きの流っちのだんさんにもぜひ読んでもらいたい。

  • 世界で有名なヨウム「アレックス」。彼は、色・形・素材・数を理解でき、〝none〟も使いこなしたそう。鳥と人の間に、言葉や概念の共有化ができれば・・・「訓練次第で会話ができる・言語を介したコミュニケーションもできる」ペパーバーグ博士の鳥の賢さの報告を楽しみに待ちます。

    賢さ?辞書で「知性」をひくと――、知性【intelligence】…事を知り、考え、判断する能力。それって、相手の気持ちを思いやり、必要としているものを判断して、臨機応変に対応すること。「優しさ」は知性なんだね!

  • 動物と人間のコミュニケーションにおいて、当時の常識を覆したオウムのアレックス。女性科学者である著者との交流と研究書でもあり、自伝でもある本です。
    よくある「異種コミュニケーションと心の交流」ではなく、「概念の理解」というものの研究とその結果にはとても驚きました。音素の分解、足し算、ゼロ概念には驚愕!
    また、内容は専門的でありながらとてもわかりやすく、かつ読みやすく書かれており、面白くて小説のように一気に読んでしまいました。

    アレックスの最期の言葉は、「イイコデネ、アイ・ラブ・ユー」。
    最初に読む第1章と次に出てきた時。読者にとってその重みは全く違ったものとなるでしょう。

  • 言葉を話、言葉の意味や数を理解する天才ヨウムと研究者の実話。インコを飼っているものとして興味深く読み進め、天才ヨウムのアレックスの知能の高さに感心させられました。
    ヨウムの寿命より早く天に召されたアレックス。亡くなる直前に研究者にアレックスがかけた言葉の「アイラヴユー」というのが、とても心に残った。

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