- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344019386
作品紹介・あらすじ
「中国漁船体当たり事件」に象徴される民主党政権のその場凌ぎの対応には、政権担当能力の有無以前に、思想的に憂えるべき問題が現れている。過激と見るか、真っ当と見るか。初代内閣安全保障室長を務めた危機管理のプロが海洋国家・日本ならではの「国防」と「外交」を緊急提言。
感想・レビュー・書評
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危機管理のスペシャリスト、佐々さんの著書。
民主党の外交における無能さを痛烈に批判している。
私には、難しすぎるレベルでもあるが、国防、国益を考えるとは、こんなにもいろいろなことを考えるのかと、感心すると共に、民主党の薄っぺらさを感じずにはいられない。
佐々さんのような、知見と実績ある方の声がもっと届く政治であって欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帯は政権批判本のような感じになっていますが、そんなことはない。日本の国防という危機管理をどうするかという建設的な本以前から言われているように日本の法律は国防についてまったく考慮がなく、いざというときには国防の最大の障害になる。だから、いかに現行の法律内もしくは最低限の法律でやりくりできるか、というを検討しているのが本書。とはいえ、現政権があまりにいい加減なのでその批判は多い。また、あまりにアメリカ寄りなのは気になるところです。ただ、現実問題として、現在の左翼活動家政権はやめてほしいなあとは思う。「大事件・大事故は危機管理に不向きな内閣で起きる。」が的を得て妙。
2011-10-23 読了 -
民主党政権批判の書である。佐々らしからぬ徹底した猛々しさを感じるのは、彼が大学生時代から闘ってきた左翼の政権誕生に業を煮やしたせいだろう。民主党政権では旧社会党勢力が大臣ポスト3分の1ほどを占めていた。
https://sessendo.blogspot.com/2018/10/blog-post_13.html -
本文中の太字が多すぎて気になる。
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休憩中に読了。
滅ぼす前に彼らは去っていかれました。 -
佐々淳行吠える!
中国漁船体当たりから丸二年、ネタは古いけど現在進行形の事案ばかりが語られている。第二弾も読みたい。新刊、「救国の八策」も。 -
この本で(2011年1月時点)で「危機管理に不向きな内閣の時に大事件
・大事故は起きる」と指摘。
この時点で中国漁船の体当たり事件が発生し、その対応を批判。 -
やはり民主党政権は危険で危機管理能力ゼロだということだ
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反省しない人物は成長できない。
民主の輩はよくもまぁ、「日本国」の首相をやってるなと思う。
国の中(法律)から、そして外(領土)から壊されていく日本。
未来に希望が持てないのは個人のせいばかりではないのかもしれない。
まずは、領域警備法・領海侵犯罪を早急に発案・成立・施行すべき。 -
日本の海を守るための法律が未整備なのには驚いた。いざという時の危機管理はその人の本性が出るということか