クラウド

  • 幻冬舎 (2011年4月6日発売)
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本 ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784344019676

感想・レビュー・書評

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  • Twitterを取り入れたところが今どきなミステリー。ところで情報漏洩にリスクゼロを求めるのは原発への問題意識に似た問題だな…。

  • うーん…
    とりあえず主人公に感情移入できない、
    おちが読める、
    カウンセラーが胡散臭い上、
    どう考えても最重要と思えない
    主人公の事案にかかりきり。
    他に患者いないのかい⁇
    てか、Twitterする人って、バカッタ…

  • 本作ではTwitterを使っているが、クラウドコンピューティングを含めた今後さらに発展するであろうテクノロジーを使ったサイバーテロにも通ずる内容。とても興味深いミステリー小説だった。

  • 上司と社内不倫をした挙げ句、社内での噂に耐えきれず出社拒否と相成ったヒロインが、ツイッターで謎男と知り合う。しかしこの謎男はイキナリ住所を特定して薔薇を送りつけてくるなどストーカー行為を繰り返す。それでも不倫上司からイヤがらせに追い詰められたヒロインは、この謎男とのツイートを@をつけて公開。やがて謎男が不倫上司を殺害したとツイートすると、このつぶやきがRTされて。。twitterがテーマのネットワークミステリー(?)です。

  • twitterの画面に送られてきた、元不倫相手の死を匂わせる内容。
    一体誰が?何のために?
    twitterの知識がないと分かりにくいような気がします。

  • 引き込まれました。全く予備知識なしに読み始めたので、最初はインターネットセキュリティを問う的な社会派だと思って読んでいたのですが、ミステリ仕立てだったのですね。
    途中で気づきました。話がミステリ仕立てということも、結論的なことも(笑)。
    ちょっと最後の方が無駄に引き伸ばされた感が有るのですが、連載だったようなので、そういう事情も有るのかもしれません。
    読みやすい話でした。

  • 樹林伸さんは漫画の原作者の方です。Twitterにハマったヒロインが事件に巻き込まれるというミステリーですが、170ページの薄い本なので面白くてぐんぐん読めます。Twitterをやってる方には面白いのではないでしょうか。ネタバレしたくてウズウズしてしまいました。

  • 私もtwitterやfacebokにはまっているので、気持ちは分かる。
    最後のほうでは、なぞが分かってしまった。
    少し引っ張り過ぎたかも。
    最初はどんどん続きが読みたくなるように引き込まれた。

  • うーむ。twitterを題材にしたミステリーということで期待して読んだだけに、不完全燃焼。あの独特な世界の怖さは、うまく言葉にできればすごく面白いと思うんだけどな。

    クラウドコンピュータの可能性について思う機会を得たという点では良かった。

  • なかなか興味深いストーリー展開でした。
    クラウドが見事にストーリーにマッチしていました。
    この作家の文章が好きになりました。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。漫画原作者、小説家。コミック原作の代表作に、天樹征丸名で『金田一少年の事件簿』、安童夕馬名で『サイコメトラーEIJI』、姉・樹林ゆう子と亜樹直名で『神の雫』などがある。ワインへの造詣が深く、フランス政府より芸術文化勲章を受勲した。著書に『ビット・トレーダー』『陽の鳥』『リインカーネイション 恋愛輪廻』『クラウド』『東京ワイン会ピープル』などがある。

「2021年 『ドクター・ホワイト 心の臨床』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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